木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

仕事納め

2018-12-29 01:03:39 | 仕事
昔からずっと斜陽産業だった我家業
それが稼ぎ手だった職人さんが亡くなって、それに拍車がかかった
遂に落ちるところまで落ちてそのまま低空飛行が続いてる
尤もそれを望んでいるところもあるのかもしれない
新しい仕事に対して意欲的ではない
朝もゆっくり仕事に着手して夕方5時で終わる
僕はもうそれで十分で息子がそばにいることに少しの罪悪感もないではない
お前ずっとやってゆくなら自分でお客さんを開拓しろよ
という言葉を一応掛けてあるのだが、最初から 親父がやってる間は手伝う
その言葉通り、やってるから手伝ってくれる その域を出ていないと思う
さてこれでもし子供でもできたらなんとなるか
確かに二度ほど東北へ旅した折に道すがらの太鼓店に寄って営業をかけてきてる
それで2・3軒の太鼓屋さんから注文ももらってる
やる気が全くないわけでもない

実際に仕事をやって納品するときに感謝の言葉やそれらしい気持ちを感じることがある
それがやる気になったりさせたりするものだ
いくらお金を頂く仕事をしても相手が感謝してくれなかったらそれは続けることに忍耐を要するに違いない
一生懸命の仕事はお金も勿論だが相手のありがとうをもらえるからするのでしょう
それがなかったら空しいし意欲もわかないに違いない

今回年末にかけてメルカリとミンネで主に鏡餅を買ってもらって
ありがとうに比重のかかった仕事をさせてもらいました
それがやる気につながったのは間違いないことで残業嫌いの僕が率先してそれをしてしまった
昨年は全部みぃにお任せだったのが彼女の負担になったりしたようなのだが
逆に僕が直接お客さんとの対応をするようになってありがとう、うれしいの気持ちを諸に頂くことになったのです
一昨日までぎりぎり鏡餅を作って、昨日最後はマッシュルームで終えました。
しかもその類は完売
メルカリでのフォロアーも10月から190人を越えました
来年はどうなるのかわかりませんが、仕事やっててこんなにうれしかった年もなかったでしょう
また来年も頑張ってみます

しかしこれをやっててスマホってのはとんでもない力持ちだと実感します
凄いです。

コメント (6)
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