木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

犬のお伊勢参り

2019-02-01 00:57:03 | 日本
僕はまだ読んでない「日本国紀」だがいつも聞いてる「虎の門ニュース」では
筆者の百田氏、編集者の有本さんが毎週出てるのでいろんな話を聞かされる
その中で一つ印象に残っているのが「犬のお伊勢参り」である

天下泰平の世の中、江戸に住む人々の中でお伊勢参りがちょっとしたブームになる
でも誰も彼もそれを実現することができない
今なら半日で行けるが、東京から三重県の南の方まで歩いていかなければならないのだから
で元気なうちに余裕が出来てそれを成す人もいるが、多くの人が金銭的余裕が生まれた時には体の方が言うことを聞かなくなっている


そこである人が自分の飼ってる犬にお伊勢参りをさせようとした
とんでもないお話しである
それでも実際にそれを試したんだという
犬の首に「この犬をお伊勢参りをさせてほしい」旨の書簡と財布にはお金を入れて
「旅籠で休ませてやってください」の意思表示

おや、犬が首輪に何かつけて歩いてるぞ と思った人がそれを読んで
実際に西に向かう人に犬を託す
その人と一緒に旅籠で休んでまた次の人にその犬を託す

そうやって犬は静岡を過ぎ愛知を過ぎ三重に入る

そして犬はついにお伊勢参りを成し遂げ、今度は逆の道を辿って飼い主の元に戻る
というお話しである

もし自分の生活圏にこういう犬が現れたら・・
僕ならその助ける一員になってると思う(笑)

僕の知ってる多くの人がそれに力を貸しそうにも思う
犬を捕まえて食っちまう なんてことを考える日本人はそう多くは居るまい

日本国紀は百田さん曰く本当の日本の歴史ということだ
日本人の気質は大いに自慢できるものであるとは思うが先日書いたような日本嫌いの人にとってはどうもこうも鼻持ちならない話なんでしょう
青木理、香山リカ、そして昔はオウムから日本国民を守るような立場にいた有田芳生など今は日本を責める先陣を切ってます


首にぶら下げたお金くらいでこの往復が出来るのか?
と思われる方も多いでしょうが、旅の途中で旅人たちが少しずつカンパしてくれるようで
首が重くてまともに歩けないような犬もいたとか(笑)

こういう話は大好きだ。




コメント (8)
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