木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

20周年

2019-02-10 01:10:24 | 仕事
お客さんである太鼓演奏者 羽田康次・はだひかる夫妻の20周年記念コンサートに息子夫婦と3人で行ってきた

まだ二十代の前半だったんじゃないかと思うが所属していた団体から二人で独立して立ち上げた太鼓集団
基本は二人なのだが周りを固める集団が育ち、今日はその集大成の日
新しい作品を作りながら、日本中から世界中にその魅力を振りまきながら今日までやって来ました

実はその所属していた団体に初めて僕は太鼓バチを持って飛び込み営業をしました
引退した親父が「医者の待合室にいたら、隣に居ったおばあさんが向こう側の人と話をしてたんだが「わしんとこは太鼓バチを作っとるんだが、いそがしていそがしててんてこ舞いしとるんだわ」と聞いたんだがやってみんか?」
と言われてた
自分で作ったバチがどれくらいの価値があるのかが全く分からず
想像で値段を付けて持って行ったわけです
若い店員さんがいて見てもらって、値段を言って名刺を置いて「検討してみてください」と

そう簡単に仕事をもらえるとは思っていませんでしたが
実際に仕事はもらえませんでした

もうそれでバチのことは忘れていたある日
営業から多分一年くらい過ぎてたんじゃないかな
「僕たちあの時店にいたものですが、今度演奏者として独立するんですがバチ作ってもらえませんか?」
そんな電話がかかってきました
それで結婚したばかりの二人の新居へお邪魔することになったのです
初々しい二人と犬の家族
名古屋まつりの行列隊を組織するために100組200本の注文を受けたのです。
それがバチの初注文になりました

2女1男を儲けた彼らが20周年なら 僕がバチを作り始めてからも20周年という事です。
彼らの歴史は深いですが作る側から見ればまだまだ歴史は浅いですね。
もう少し頑張らねば。
 
コメント (2)
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