木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

テレビリモコン

2019-03-04 00:54:06 | 経済
今日は夕方スーパーの2階にある家電量販店に行ってみた
いつも覗く量販店はタイガースを応援してる店なので基本見るだけ
大きいものを買うとしたら一応ドラゴンズを応援してるかどこも応援してないところがいい
今日の店は一応ドラを応援してる店だ
何が気になってるかと言えばテレビ
昨年の12月から4K8K放送が本格化している
いままでのBSアンテナで見られるというのがいい
これまでのフルハイビジョンでも美しいのは違いないが比較した画像を見ればもっと美しい
尤も衰えてゆくこっちの目との絡みもあるからもしかしたら無駄な抵抗もあるかもしれない

時々見ていた有機ELの画面がいい
でも今その画面でアダプターなしで4K放送を見られるのはレグザだけだ
半年前くらいにそれは発売されてて、当時の売値は55型で45万近く
そんな記憶があったが今は27万台にまで落ちてる
大丈夫かと思えるような落ち方だ
勿論それだけじゃなくて他のテレビも軒並み暴落している(気がする)
7万くらいで4Kチューナー付きのテレビが出ていて、これじゃ会社も儲からないんじゃないかと思えてしまう


というのは前置きで今日言いたいのは「既得権益」についてです
テレビのリモコンを思い浮かべてください
一番目立つのは多分どなたも思い浮かべるだろう1~12の数字のボタン
これがないテレビのリモコンは存在しません
ここに割振りされた放送局はずっと昔から変わっていません
そしてその電波利用料は他の国に比べてずっと安いという事をご存じでしょうか
日本のテレビの電波使用料はNHKが21億 各民放は大体5億程度です
それに比べて携帯電話会社の電波使用料はドコモ 232億 KDDI 137億 ソフトバンク 70億とか
これは放送局と携帯電話会社の使い方の差と一概には言えないようです
外国のテレビ放送局との電波使用料比較は大体
 アメリカ 4600億円
 イギリス 840億円
 フランス 380億円
 韓国 350億円
 日本 38億円
アメリカなどとは比較にならないのかもしれませんが、イギリスフランスましてや韓国と比べても日本の放送局はとんでもなく安い金で国民の財産である電波を無駄遣いしてるわけです

今回その電波料を3割上げるという案に対して民放から大ブーイングが起こってるとのこと
いやいや、よその国が電波に対してこれだけのお金を払っているというのは電波オークションをして固定の放送局を決めずにその度ごとにそのチャンネルに対して入札で放映権を獲得しているからです
民放がリモコンの1~12を独占してることは完全なる既得権益なのです
そして今まで民放に甘い汁を吸わせてきた行政は自分達に不利な世論操作されることを嫌っていたからに違いありません

又こんな比較もあるようで
アメリカのテレビ局の収入のうち電波料は2.1%
それに対してNHKは0.3% 民放に至っては0.15%とか
こんな安い材料を使える商売はないですね
それで社員の平均年収が1500万を越えると聞かされれば不満の一つも出てきます
電波料は3割アップどころか10倍にしてもいいはず
いやそれよりも自然に競争も淘汰もされる「電波オークション」の導入をすべきでしょう

リモコン1~12の数字
これこそ既得権の広告塔なのです。
意識してみてください。





コメント (2)
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