木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

税制

2021-06-25 01:37:22 | 日本
消費税は公平な税制という話を聞くが、ほんとうにそうなのか。
例えば200万の年収の人が生活費として150万使ったとする。
そうすると簡単に計算すると消費税は15万円
一方年収1000万の人が少し贅沢な生活費として300万円使うとすると消費税は30万円である。
前者は消費税として年間7,5%払うことになり後者の場合は年収の3%ということになる。
つまり消費税は金持ちには有利、年収の低い者にとっては不利な税制なのである。
とても公平な税制とは言えないと僕は思う。
人は自分の立場から見るので公平な税制とおっしゃる人はお金持ちなのだろう。

この税金をこのままにしておいたら日本は発展できないと思う。
いや本当のことを言えばもっと政府支出をして世間にお金が回るような政策をすればいいのだがどうも国の借金とか人聞きの悪い言い方をして税金で縛り付けようとしてきたのである。
その張本人は財務省で、税金を搾り取ることを成せば成すほどその個人の地位が上がるシステムのようだ。
僕は三橋さんの言ってることが正解だと思ってる。
でもちょっと期待できるのは今回財務省の緊縮宣言は続くらしいが経産省がもっとお金を使って景気を上げるべきだと言い出したこと。
力関係は財務省に理があるかもしれないけど、何せこの不景気の連鎖は止めなくてはなりません。
若い人にお金が回って結婚しようとする人が増えて、次代を背負う子供たちを増やさなければ安心できません。
子供を産むか産まないかは自由だけれど、その判断をするところまでの環境は整えなければなりません。
経産省に勝って欲しいです。

ちなみに消費税ですが、実は僕のような仕事をしている人間からしてみると、自分のことだけを考えれば消費税は高い方が有難いのです。
何故って免税業者ですから例えば年間800万円の事業収入があったら消費税10%なら80万円税金として受け取れますが、
5%なら40万円しか受け取れません。 
免税業者とは年間1000万円に達しない事業収入の者
この業者は消費税を受け取ってもいいのだが払わなくてもいい者なのです。
勿論自分は免税業者なのだから消費税はいただきません。としてもいいのですが最近はそういう方は珍しいと思います。
実際に材料を仕入れたりする時には消費税は払わなくてはならないからです。
そういうわけで自分のところは以前は消費税を支払っていたのですがこの数年前から免税業者に成り果て
消費税は高い方が有利な位置にいるわけです。
それでも日本全体のことを思えば消費税をこのまま上げ続けてはならないと思うし、寧ろしばらくは半減させるかできれば0%にすべきだと思っています。
将来の子達に借金を背負わせない
その方法は今の国民から税金を取り立てるではなく、政府支出をして国民を富ませること
それが将来の子達を幸せにする方策だと思う。
このままだと子自体がいなくなってしまうから。
コメント (2)
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