木工挽物という仕事

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お導き

2022-08-15 01:34:49 | まっち

今日はこのタイトルそのものを経験してきました。

お盆に相応しいとても不思議な出来事でした。

前日いつも仲良くしてもらってるタロット占いの七海さんに彼女はこう言われました。

貴方には亡くなった実母のお父さんがいつもそばにいて応援してもらってるよ。だから今良い方向に向かってる。そのお爺さんが巨峰が欲しいなぁって言ってらっしゃるからお供えしてあげて。何もそのお家に行くとかまでしなくて良いから食卓で食べてくださいのつもりで供えれば良いんです。それとソーメンも食べたいっておっしゃってるよ。

それを聞いて昨日お昼にその言われるまま巨峰とソーメンを用意して手を合わせた。

実はそのお爺さんのことは他の占い師さんにも仄めかされたことがあったらしい。

お礼のつもりでお供えしたのだが、出来ればお宅に行ってお仏壇の前に捧げてみたい。

そんな気持ちで今日を迎えました。

しかし彼女はお母さんを早くに亡くしてそのお爺さんのことは全く意識してなかったのです。ただ、お爺さんのお葬式は彼女が結婚したその年だったので初めての喪服で参列した記憶があるだけでした。

あることで戸籍が必要になり取ってあったのですがそれを見て初めてお爺さんの名前と当時の住所を確かめられるだけでした。

3時半頃彼女の家に行って 家探してみるか?  ということに意見が一致。二人車でその書いてある住所豊田市に向かってみることにしました。

唯一のキーワードが〇〇寺。ここは伏せさせてもらいます。

豊田市大字〇〇寺字✖️✖️ これはとても今の住所とは思えないものでした。

とにかくその名前のお寺に行ってみて近くの交番ででも今の住所を聞いてみようということでした。身内である証拠の戸籍は当然持ってゆくことにして。

ナビの示す通り〇〇寺に向かう。不思議なことに一本道のように彼女の実家を通り過ぎその道なりに進んで右折左折右折を少し繰り返して40分ほどでその〇〇寺に到着。参拝者用の駐車場に入庫。広い駐車場には一台も停まってなくて僕らの車だけでした。

参道を進みます。立派なお寺でした。本堂と思しきところで合掌し参拝。

ここ、もしかしたらおじいさんのお葬式のあったお寺かも。 と彼女は呟く。近所の交番を探すつもりが二人とも本堂の左側にあるお墓に引き付けられました。

入ってすぐに僕はそのお爺さんの姓の刻んである墓石に目が行った。

よくある姓なので偶然だと薄笑い。とにかく広いお墓に数えきれない墓石が立っている。

彼女は一人左脇に逸れていった。

あー まさか〜 ここ、同じ名前。

墓地に入って実に1分もたたないうちに彼女はその戸籍に書かれている名前が彫られている墓石にたどり着いたのです。他の墓石には一度も目もくれないうちでした。これって奇跡じゃなく何?

導きとかしか考えられません。

早速この不思議に包まれながら夢のような気持ちでスーパーを探しまさか即お供えできる幸福に出会えたことに感謝しながら買い物して墓石に戻りもう一度合掌して参りました。

こんな幸せなことがあるのでしょうか?

またいつかここに至ったお話をすることがあるかもしれませんが今のところ本人がそれを望んでいないようです。

 

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2 コメント

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Unknown (アメリカン・ブルー)
2022-08-15 08:31:14
本当にお盆ならではの不思議な体験でしたね。
お導きいただいて、墓前にご供養出来て良かったですね。
ひとりではなかなか前に進めないことでも、
ふたりなら・・・そんな気もします。
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アメブルさん (かっつん)
2022-08-16 01:19:08
今回のことはどちらか一方が そこまでしなくても という気持ちがあったら進まなかったと思います。
達成感があり、帰りの信号のスムーズさ(笑)や夕焼けの美しさまで故人の心を感じてしまいました。
行けてよかったです。
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