たまには仕事してるとこも見せなくては ということで
今日は壊れた献茶湯器(けんちゃとうき)の椀を作ってくれと言われた
蓋も一部破損していた
大きさは直径三寸五分(約106mm) 高さは三寸一分(約94mm)
それより少し大きく少し長いケヤキの角材を八角に落とし てっぺんに34mmの穴を55mmくらい掘って
回転させる道具に打ち込んだ
丸い材にしてから高台(底)を付ける
高台の裏はこんな風にえぐります
外形を加工したら逆回転をさせながら研磨をします
外すとこう さっき書いた「回転させる道具」とはこの左側の物です
上の写真では上に行くにしたがって広がってるように見えますが写真による錯覚で
横から見るとこんな感じ
今度は高台をさっきとは逆に穴の開いてる道具に打ち込んで
34*55の穴を広げてゆきます
中が暗くて見づらいので投光器を使って見えるようにしながら60mmくらいまで掘り進めました
そしてまた逆回転させて内側にサンドペーパーをあてて研磨
蓋も作りましたが省略です(笑)
本体は欅(ケヤキ) 蓋とつまみは朴(ほお)で作りました
しまったぁ 蓋は裏返してお見せした方がよかったかも
落とし込みが作ってあります
明日仕事場に着いて忘れてなかったら蓋を裏返してもう一枚貼り付けます
はい、こんな感じです
他所からお借りしました
完成品はこういう形です
http://www.butsudanya.co.jp/shop_jiinyogu_87.html
今日は壊れた献茶湯器(けんちゃとうき)の椀を作ってくれと言われた
蓋も一部破損していた
大きさは直径三寸五分(約106mm) 高さは三寸一分(約94mm)
それより少し大きく少し長いケヤキの角材を八角に落とし てっぺんに34mmの穴を55mmくらい掘って
回転させる道具に打ち込んだ
丸い材にしてから高台(底)を付ける
高台の裏はこんな風にえぐります
外形を加工したら逆回転をさせながら研磨をします
外すとこう さっき書いた「回転させる道具」とはこの左側の物です
上の写真では上に行くにしたがって広がってるように見えますが写真による錯覚で
横から見るとこんな感じ
今度は高台をさっきとは逆に穴の開いてる道具に打ち込んで
34*55の穴を広げてゆきます
中が暗くて見づらいので投光器を使って見えるようにしながら60mmくらいまで掘り進めました
そしてまた逆回転させて内側にサンドペーパーをあてて研磨
蓋も作りましたが省略です(笑)
本体は欅(ケヤキ) 蓋とつまみは朴(ほお)で作りました
しまったぁ 蓋は裏返してお見せした方がよかったかも
落とし込みが作ってあります
明日仕事場に着いて忘れてなかったら蓋を裏返してもう一枚貼り付けます
はい、こんな感じです
他所からお借りしました
完成品はこういう形です
http://www.butsudanya.co.jp/shop_jiinyogu_87.html
大感激です。かっつんさんの真剣な姿が見えるようです。
真剣に取り組んでおられる姿が目にうかんできます。
なんだか胸にこみ上げるものを感じながら拝見。
おやすみなさい。
凄くいいなあ~~♪
この前 寧々さん宛の動画を見させてもらいました。
かっつんのお仕事はやはり技術がいりますね。
大変な仕事だと思います。
製品の値段が高いのも分かるような気がします。
でも仕事の割に、手間賃が安いのでは?と思ってしまいました。
木目が綺麗なので漆を塗るのが勿体無いです。
ロクロも楽しそう♪
作業服の人が短い説明して次々機械を使いこなして
ときどきヘッドフォンしてました
2~30分の動画でめちゃくちゃ感動しました
仕事してる男の人、特に手仕事はカッコイイ
この人がかっつんという人なのかーとおもったけど
群馬の作業所だったのでちがったみたい
乾かして、また削る、すると削った破片が最初とちがう
そんな小さなことまで感動して見入ってました
また是非写真とか動画とか見せてください
仕事やってるときはまぁ真剣っちゃー真剣です
気を抜いてると材料が飛んだり、刃物ひっかけて完成間近で最初からやり直しにならないとも限りません
こみ上げる っていい意味ですよね?(笑)
ありがとうございます
って心配してましたよ
大丈夫だよね
こういうのが僕らの仕事です
みてくれてありがとね
が、これは直しですからかかった時間分だけ請求して多分認められる仕事です
これは名古屋の職人さんも一から作る人がいますが
多くは会津若松で造られてたみたいです
それは量産品である程度の安さもあるようです
これ一個買おうと思うと高いです
僕自身も高いなぁ って思ってしまいますけど
全体から見たらしょうがない と思ってもらえるようです
うちにある材料がこれしかなかったわけです
いや正確にはもう一つ樫の木が・・
でももっと硬くて重くなっちゃいますから
それとあと5mm外形が小さければ本体も朴でできましたけど
一個ですから材料代は計算してません
目いっぱい工賃、時間工賃で計算して見積もりました
ダメなら仕方ないって感じで
具体的に言わないけど(笑)
ただ設備さえあれば結果的にはできないこともありませんが
一つの品物を作るのに必要な道具があります
たとえば丸く削った物をひっくり返してまた加工する
それをどうやって打ち込んで回すか
あの動画に出てきた機械は爪がクッと締まって
どんな大きさでもくわえてくれましたが
残念ながらうちにはありませんからそれ用の道具を作ります
いくつか作り置きがありますから今回は新しく作りませんでしたが微妙に削り込んで調整してからそこに打ち込みました
これはいつも作ってる物ではありませんから効率は悪いです
ましてやあの動画のように粗挽きして半年以上経ってから仕上げに入るなんて荒業は到底できないのです
今回の木はそれ自体は7・8年前から仕事場に立てかけられてた材料です