木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

朱鷺の復活

2020-03-03 01:07:47 | 仕事
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200302-00610069-shincho-soci

なんと朱鷺が増えすぎて困っているという記事を見つけた
あんなに危機感を抱いて中国の協力を得て(これは中国に感謝です)大騒ぎした挙句

でもそれには政府の多大な協力があったという
むかし こんな記事を書いた



職人の戯言 
     2004年4月30日

今日のテレビ番組紹介欄に小さく出ていたこと
それは西川きよしが地元の職人さんを訪ねるというもの
その職人の言葉が一言
「もう技術も道具も伝えない」  って
その一言は身にしみるほどよく分かる
息子に託せない 弟子にも託せない
今 手仕事やってる人たちの偽らざる心境なんです
この国はそういう人たちを守ってないから
コスト面で太刀打ちできない
二倍くらいのコストならいいんですよ
それだけ働けば競争できるから
でも数十倍ですからね
職人はもう競争する気力を失ってしまってるんです
特別 高度な技術はこの日本では残っていくのでしょうが
普通のものづくりは もう終わりですよ
毎日毎日職人が減ってゆく
今から 日本が軌道修正しても多分元には戻れない
小泉首相が言っていた
「ああ どんどん中国から輸入しなさい」
それは貿易不均衡を少しでも和らげるための その場しのぎの政策ってことがわかんないんだな
今までいろんな職人の手を経て一つのものができてきた
でも受け渡す手が今日もひとつ明日もひとつ減ってゆきます
頑張ってる人が 頑張りようがなくなってくる
だからまた年金に頼る元職人が増える
できるのに何にもしないじいさんばあさんが増えてゆく

中国の物価が上がってコスト面の格差が縮小したとき
かの国から職人の逆輸入すればいいんだよね
ちょうど 日本で絶滅した 朱鷺のように・・・


なんかね 色々変化しています
確かに職人は減っていると思います
それでも絶滅はしなさそうです。
今日ねフォークリフトの調整をやってもらったんだね
エンジンオイルの交換とかファンベルトも新しくしてもらって、ブレーキオイルの補充とか
30分ほどの作業で、見積もりでの工賃が15000円ってなってた
これだけもらえれば職人も悪くないよね
正式な請求書は後から来るようだけど、職人は死なず(それにしてもわが職との差よ)
朱鷺のように復活して大暴れできればいいな
中国の血が混じってるから悪いことするの?(笑) じょうだんじょうだん・・・


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2 コメント

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朱鷺 (あんじー)
2020-03-04 00:50:11
この朱鷺のニュース、私もみました。
なんか、人間の都合で絶滅し、人間の都合で復活し…。これってなんなんでしょうね。
そもそも朱鷺が害鳥だって言うのは分かっていたはず。それでも、純日本産でなくとも朱鷺を残すべく頑張ったはずなのに。
朱鷺が生息出来るくらい良い環境ですって謳ってお米とかも出してるのに、それなのに増えたら邪魔者って…情けないです
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あんじーさん (かっつん)
2020-03-04 17:24:41
言ってみれば地元の話だよねぇ
ニッポニアニッポン?だから気持ち的にすごく応援して何とか絶滅を免れてほしいと思ってたので純粋ではないかもしれないけど残ったことは良かったんですけどね
ただ正直言って絶滅を完全に免れたという事自体をあまり把握しておりませんでした
それゆえよかったぁって気持ちになる前にこんなニュースを見てしまって昔職人に例えた自分の気持ちの持って行き場にも少し困ったという事です。
わかりにくい記事でしょう(笑)
米の名前にもなってるんですか?
知らないことだらけです。。
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