昭和33年(1958) ¥900 だったらしい。 品川にあった一光社製。 ベークライトボディ
A シャッター釦
B シャッター速度レバー B・1/30くらい?
C 捲き戻しノブ
D 絞り S(summer)F16 ・ W(winter)F11 くらい 金属板に丸穴を空けたもの
E シンクロソケット(ドイツタイプ) まず使われなかったかと。フラッシュガンの方がたぶん高価だったかと。
F 裏蓋留め金具 引っ掛けてあるだけ
シャッター速度レバーは1/4回転
底部には三脚穴もあります。使われることがあったのかどうか?
裏蓋留め金具は実に単純。指先で引けば開く。フィルム駒数は裏紙のナンバーを直読する。
ファインダーは素通しかと思ったら×0.6~0.7倍程度の凹レンズが入ってました。
フィルム面はトイカメラのお決まり。湾曲してます。
※ベークライトはフェノール樹脂というプラスチックのことです。昔の黒電話がこれで出来てました。
このSTART35K-II は K.Oさんから提供されました。
実は我が家にもほぼ同様な機種がありました。
小学生の頃(フィルムは買えないし現像もできなかった)そのカメラで世に出ない傑作を何枚も撮りました。