PENTAX 67(6×7も)はメーカーでいくつかの改造が可能でした。
そのうちの一つが無電源加工です。
※「B 安全機構解除釦 電池切れとかの状態でシャッターを押すとミラーが途中で止まる。それを回復させるための釦。爪楊枝のような細い棒で押し込む」
この部分の押し釦を取り除きケーブルレリーズ用ネジ穴を刻んだパーツと交換加工です。+視えない部分も改造されてます。
これにより電池を必要としない露光が行えるようになります。ただし、B(バルブ)に限ってのことですが。
星の日周運動など長時間露光に有力です。(当時電池の価格は¥1,000{今の貨幣価値でしたら¥5,000くらい?}以上もいたしました)
無電源加工を施したペンタックス67の操作方法を。
見出し写真のようにレリーズを2本(一本でも可能ですが)装着いたします。(シャッター速度 B フィルム巻き上げ)
1 ミラーアップボタンのレリーズを押し続ける。ケーブルレリーズにロックがあると便利(殆ど着いてます)
2 シャッターボタンのレリーズを押すと、シャッターが切れる。(ミラーアップボタンのレリーズを押し続けている間露光は続く)
3 露光完了→ミラーアップボタンのレリーズを解除
※電池を抜かないと消耗します。
ミラーアップ状態 ↑
つ づ く