
義父が生前にくださると言われたのですが・・・
我が家に持ってくるとすぐに錆びるような気がいたしまして・・・
『種子島』と呼ばれていたもののひとつかと思いますが。
全長・・・計測いたしませんでしたが1.5mほどだったかと。
重量はずっしりと重く歴史の重さを感じさせてくれるようでした。
銃身先端です。
柑子(こうじ・こおり)銃口を囲む外側の装飾部分。八角形です。
銃口は巣口と呼ばれていたそうです。
銃の先端の突起は先目当(さきめあて)洋式ならば照星ですね。
銃身を固定している銃床前部には穴がありカルカと呼ばれる銃身の底まで弾薬を詰めるときに使う装填用の棒を収納できます。
先端の形状です。
引き金は球状です。引き金を囲むトリガーガードは用心金(ようじんがね)と呼んだそうです。
装飾が施されている金属部分は地板で鋲で留められてます。
銃身には『東雲』の文字が・・・検索してみたのですが確かなことは???
東雲の先にある突起は元目当と呼ばれていた照門です。
東雲の右側にある半瓢箪型の真鍮製金具は火蓋です。
回転させると火皿が現れます。
撃鉄のような金具は火ばさみ。中に火縄が通ってます。
引き金を引くと火蓋に先端が落ちて火薬に点火、発砲となるわけです。
いい仕事してますね~。