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最盛期はすでに過ぎておりましたが漁港周辺には「せいぞば」と呼ばれた施設がけっこうありました。
「せいぞば」とは製造場が訛った言語です。
以前は鰯がたくさん捕れました。その水産加工場です。(鰯は購入するものではなく、くださるか貰う物でした。バケツ一杯単位でした)
主に、目刺し。そして煮干し。煮干しは食料用のほかに「シメカス」と呼ばれた肥料も作られました。
当時の「せいぞば」の庭先には目刺し、煮干しが干されてました。ごく当たり前の風景でした。
もう、そんな風景を視ることはありません。
電柱の位置だけが当時のままです。