フィルム装填編です。ユニバーサルプレスと同じフィルムフォルダー(フィルムマガジン)を使用すれば一緒なのですが
初代プレスですので初期のフォルダーです。微妙にと言うか,かなりと言うか,けっこう異なります。
フォルダーをボディに取り付けたままでもフィルム装填は出来ますが重くて嵩張るので外した方が楽です。
矢印のレバー二つ。切り欠きを上に向けるとフォルダーが外れます。
このフォルダーは6×9判ですがセミ判・6×6判にも対応できるようです。
断定しないのはセミ判と6×6判のフィルム枠が付いていないのです。前オーナーが紛失したのかもしれません。
あるいは取付面が専用の枠となっているのかもしれません。たぶんそんなことは無いと思いますが。
A 引き蓋 フォルダーを取り外してフィルム装填をする場合は必須でし。
B 引き蓋ロック爪
C 巻き上げノブ ASA窓は単に記憶するだけの物
D 巻き上げノブロック解除
E 記憶用ですね。EMP・空 / PANCHRO・パンクロマチック / H.SPAN・ハイスピードパンクロ /
ORTHO・オルソクロマチック / COLOR・カラー / INFRARED・赤外線 / 要らない気がいたしますが。
F 何用か不明 メモ用紙は止められます。引き蓋も挟んでおけるが邪魔です。
フィルムフォルダーの下部
引き蓋のロック機構は非常に単純。故障はしないでしょうね。ある意味理想。
フィルムを装填する前にひとつの儀式があります。
Aのロックレバーを前方に押しながら巻き上げノブを操作して▲ ▽ を合わせます。
裏蓋を開けて右側にフィルムを装填します。(引き蓋があることを確認)
リーダー部を伸ばし上下にズレが無いか確認して巻き上げます。
スタートマークを合わせたら裏蓋を閉じます。。
※フィルム裏紙がカーリングしているので撮影するためにコインを置いてます。
巻き上げノブを止まるまで廻し続けます。かなりの回数です。初めての時は不安になります。
巻き上げノブが動かなくなったらカウンターが「1」になっているはずです。儀式を忘れなければ!。
フォルダーを取り付けて撮影開始です。
※シャッターを切る前に引き蓋を抜くことを忘れないでください。
つ づ く
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