網端(あば)。
浮きです。漁網の端につけるところから(アバ)と呼ばれてます。
合成樹脂製ができる前は中空のガラス球が主流でした。
ガラス製ですのでぶつかれば割れます。
それを防ぐために網をかけます。
太目のロープで網目が細かいのが実用です。
荒い目の物は単なる装飾です。
写真は私の所有物で五十年以上前に実際に漁具として使用されていたものです。
床に置いた場合壜球の表面は床に触れません。
もう少し細かく編み込めば壜玉同士がぶつかってもガラス面が直接触れ合うことは無いでしょう。
最近の浮き球は中空のプラスチック製です。
他にも発泡体製の真桑瓜型の物もあります。
真桑瓜型は中央がロープを通すために貫通しております。
「真桑瓜って何?」とおっしゃる方は是非とも検索してみてください。