会社上層部とケンカし昨年末に退職していった上司は、
典型的なO型ゴリ押しタイプであった。
思ったことを口に出さずにはいられない彼の元で働くのは、本当に大変であったが
良くも悪くも決して間違ったことは言っていなかったので
ある意味、現代社会では貴重な存在だったとも言える。
その彼に代わり新任の上司となったのは…彼とは正反対なA型根回しタイプ(笑)
皆が楽しく仕事をするために心血を注ぎ、人の悪口を嫌う。
世界は友達、人類は皆兄弟とばかりに宴会を開いては、
コミュニケーションを取ろうとする
東で寒いと言えば、ストーブを持って駆け付け
西で暑いと言えば、傍に駆け寄り団扇であおぐタイプである。
私なんぞから見れば…実にウザイ
すまんの。私しゃ人類は元をただせば皆兄弟であろうとは思っておるが
遠い親戚にゃ気の合わん人だっておるじゃろう。
そんな輩と仲良くするなんぞ、真っ平御免なんじゃ(ガハハハハハ)
ま、それはともかく。
そんな訳で、最近のわが社は「仲良くしましょう」を名目に宴会が多い。
そこで「仲良くしましょうごっこ」に参加をしていて、
何度も耳にした変な言葉がある。
その変な言葉とは大人で、ある。
もちろん「大人」は変な言葉でもなんでもないのだが、
その使い方が少々変わっておって違和感を感じてしもうた。
宴会に出席しているのは全員大人と言われる年齢である。
子連れで参加している人なんぞ一人も居ない。
にも関わらず「大人~」ってな言葉を連発している輩が何人も居た。
この「大人」という言葉に様々な思いを乗せて彼らは発しておる。
実に興味深い。
その場、その場で都合良く使い分けているのだが
「大人=褒め言葉」や「大人=変化球悪口」など
「大人」という言葉一つに色々な意味を込めて使っている(笑)
例えば…50過ぎのオッサンが、何か真面目な意見を言っているとすると、
大人以外の何者でもない彼に向かい、あえて「大人だわ~」っと感嘆する
そう言っている側も、もちろん大人年齢なのだが
明らかに「アナタよりワタシは何も知らない子供なの」を貫くために使っている。
相手を褒めつつ、かといって意見交換も意見も言いたくない場合
自分はアナタより子供だとアピールしつつ逃げを打つってな状況らしい(笑)
あと…
その場に居ないAさんとBさんの話題が出た時などに
あえて「Bさんって大人よね」っとBさんを褒めつつ
それに比べてAさんは…っと本当なら言いたいのだが
それについてはあえて何も言わないという
なんとも回りクドイ使い方もあった(笑)
「Aさんって歳の割には子供よね」とストレートに言えばそれで終わりの会話だのに
それを言うと自分が悪口を言ったようになるので、あえて違う人を褒めて
その反動を利用し対象の人を攻撃するってな複雑な使い方らしい(ハハハハ)
どちらも他人にどう思われているかを気にするあまり
本当の自分をカモフラージュする為に使っている感がある。
つまり、コミュニケーションを図るために飲み会を開いておるが…
結局は誰も本音を言わず、単にポーズを決めているだけのようだ。
しかし、本音ばかりを言っても喧嘩になるしの
このやり方は違った意味での「大人のコミュニケーション」の取り方なのかもしれん
ただ、このやり方ばかりを貫いておるので、思った事を言ってスッキリしない分
全体的に皆がイライラしている雰囲気はいなめん(笑)
それにしても、最近「大人女子」とか「大人可愛い」など
「大人」と付く言葉が多い。
なんとなくどの言葉も「ピーターパン症候群」を連想させる
「ピーターパン症候群」とは…「成長することを拒む」という意味があり
大人年齢にも関わらず、言動が子供っぽく、自己中心的、無責任、反抗的で依存的
怒り易い上にずる賢い人を言う精神疾患だそうな
最近使われている「大人女子」や「大人可愛い」は
大人年齢なのだけれど、若々しく見える人を指す言葉として始まったと思うのだが
その若々しさが少々度を越してきているように見える。
漫画家の倉田真由美さんが先日
「ママ系であろうが、大人女子だろうが、
オバちゃんであることには変わりがないんです」
「おばちゃんだといわれてキッとなって否定したり
自分の年齢にコンプレックスを持っていると、生きづらい。
年齢を受け入れつつもかわいらしく生きるというのは永遠の憧れですが…」
っと言っておった。
10代~20代の頃と同じようにハシャグと、可愛らしく見えるどころか
逆に痛々しい印象を回りに与えてしまう。
とはいえ自分の年齢を受け入れ、自然体で居れば老けて見えるしの(笑)
つまり、年齢が若い時は内面は未熟でも表面上の若さで事が足りたのだが
歳を取った時には、表面上で取り繕っても事は納まらず
内面の成長での本当の意味での勝負でなければ、受け入れられないのだと思う。
それには、急場しのぎで洋服や仕草を作っても事は足りず
20代の後半~30代をどう生きたか?が、それ以降問われるのじゃないかと感じる
本を読んだか?知識を身に付けたか?習い事をしていたか?などなど
「大人可愛い」とは、若い人の真似をして若く見せているだけの人の事ではない。
日々目標を持って何かにチャレンジし続けている人。
自分を愛し、自分を知り、自分の意見を堂々と述べる事の出来る人。
そんな大人がちょっとした時に見せる子供っぽい所
イタズラ小僧のような目や、恥じらいなどの仕草が
なんとも可愛らしく感じるんだと私は思うんだがの~
先に述べた飲み会などでも、自分の意見や考えをキチンと言いつつ
他人の意見を聞き、話をまとめる人の方が素敵だと思う。
オジさん、オバさんに見える瞬間は、自己主張のみで他人の意見を聞かない時であり
他人の意見を受け入れる姿勢さえ持っていれば、主張してもそれは素敵な大人なのだ
子供の頃にオジさん、オバさんだと思って見ていた芸能人の昔の映像なんぞを今見ると
思っていたよりも若々しく見える時がある。
それはその画面の芸能人よりも自分が歳を取ったと言うことなのである。
つまり、どんなに見栄えを若くしたとしても、自分より年下から見れば
やっぱりオジさんに見え、オバさんに見えているもんなんである(笑)
若くありたいっと思う事は間違いではないが…
やり過ぎは良くないって事だろう。「美魔女」と言う言葉に踊らされ
自分を見失ってはいかん。あのTVでやっている「美魔女」。
ライトが当たり過ぎだと思うもの(ハハハ)
顔のたるみ。受け入れがたい事実じゃ~っと思ったが
毎日、毎日鏡を見つめ続けていたら、慣れた(笑)
顔にたるみが出来ようが、シワがあろうが、シミが出来ていようが
自分で自分を愛さなければ、他に誰が愛してくれる?
30代40代でも可愛い服を着て歩いている人を最近多く見かける。
でもその殆どの人が、背中を丸め腰を落とし、小股でチョコチョコと歩いておる。
もっと自分に自信を持ち、堂々と背中を伸ばし大股で歩くべきである。
今の生き方が10年後の自分に反映する。
今、シッカリと歩いていなければ、将来そんな歩き方しか出来なくなるぞ
なんぞと思うが…さてどうなのか?(笑)
「白河の清きに魚も棲みかねて、元の濁りの田沼恋しき」
破天荒な老中田沼意次が失脚し、その後政治の実権を握った松平定信。
その清廉潔白な世よりも、多少の濁りがあった世の方が棲みやすいっとの意味だが
私も破天荒な人だったが本音爆発の前の上司の方がやり易かった(笑)
守りに徹する今の上司と変わらぬ年齢の人であったが
ミョウーに若々しく見えたな~。
そういう若さを持った人。そんな人でありたい。なんぞと思っておる。が…
そんな生き方を貫いていれば…
それはそれでウザイ人なのかもしれんがの(ブワハハハハ)
ポチっとで、作者のヤル気でるかもです(笑)
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典型的なO型ゴリ押しタイプであった。
思ったことを口に出さずにはいられない彼の元で働くのは、本当に大変であったが
良くも悪くも決して間違ったことは言っていなかったので
ある意味、現代社会では貴重な存在だったとも言える。
その彼に代わり新任の上司となったのは…彼とは正反対なA型根回しタイプ(笑)
皆が楽しく仕事をするために心血を注ぎ、人の悪口を嫌う。
世界は友達、人類は皆兄弟とばかりに宴会を開いては、
コミュニケーションを取ろうとする
東で寒いと言えば、ストーブを持って駆け付け
西で暑いと言えば、傍に駆け寄り団扇であおぐタイプである。
私なんぞから見れば…実にウザイ
すまんの。私しゃ人類は元をただせば皆兄弟であろうとは思っておるが
遠い親戚にゃ気の合わん人だっておるじゃろう。
そんな輩と仲良くするなんぞ、真っ平御免なんじゃ(ガハハハハハ)
ま、それはともかく。
そんな訳で、最近のわが社は「仲良くしましょう」を名目に宴会が多い。
そこで「仲良くしましょうごっこ」に参加をしていて、
何度も耳にした変な言葉がある。
その変な言葉とは大人で、ある。
もちろん「大人」は変な言葉でもなんでもないのだが、
その使い方が少々変わっておって違和感を感じてしもうた。
宴会に出席しているのは全員大人と言われる年齢である。
子連れで参加している人なんぞ一人も居ない。
にも関わらず「大人~」ってな言葉を連発している輩が何人も居た。
この「大人」という言葉に様々な思いを乗せて彼らは発しておる。
実に興味深い。
その場、その場で都合良く使い分けているのだが
「大人=褒め言葉」や「大人=変化球悪口」など
「大人」という言葉一つに色々な意味を込めて使っている(笑)
例えば…50過ぎのオッサンが、何か真面目な意見を言っているとすると、
大人以外の何者でもない彼に向かい、あえて「大人だわ~」っと感嘆する
そう言っている側も、もちろん大人年齢なのだが
明らかに「アナタよりワタシは何も知らない子供なの」を貫くために使っている。
相手を褒めつつ、かといって意見交換も意見も言いたくない場合
自分はアナタより子供だとアピールしつつ逃げを打つってな状況らしい(笑)
あと…
その場に居ないAさんとBさんの話題が出た時などに
あえて「Bさんって大人よね」っとBさんを褒めつつ
それに比べてAさんは…っと本当なら言いたいのだが
それについてはあえて何も言わないという
なんとも回りクドイ使い方もあった(笑)
「Aさんって歳の割には子供よね」とストレートに言えばそれで終わりの会話だのに
それを言うと自分が悪口を言ったようになるので、あえて違う人を褒めて
その反動を利用し対象の人を攻撃するってな複雑な使い方らしい(ハハハハ)
どちらも他人にどう思われているかを気にするあまり
本当の自分をカモフラージュする為に使っている感がある。
つまり、コミュニケーションを図るために飲み会を開いておるが…
結局は誰も本音を言わず、単にポーズを決めているだけのようだ。
しかし、本音ばかりを言っても喧嘩になるしの
このやり方は違った意味での「大人のコミュニケーション」の取り方なのかもしれん
ただ、このやり方ばかりを貫いておるので、思った事を言ってスッキリしない分
全体的に皆がイライラしている雰囲気はいなめん(笑)
それにしても、最近「大人女子」とか「大人可愛い」など
「大人」と付く言葉が多い。
なんとなくどの言葉も「ピーターパン症候群」を連想させる
「ピーターパン症候群」とは…「成長することを拒む」という意味があり
大人年齢にも関わらず、言動が子供っぽく、自己中心的、無責任、反抗的で依存的
怒り易い上にずる賢い人を言う精神疾患だそうな
最近使われている「大人女子」や「大人可愛い」は
大人年齢なのだけれど、若々しく見える人を指す言葉として始まったと思うのだが
その若々しさが少々度を越してきているように見える。
漫画家の倉田真由美さんが先日
「ママ系であろうが、大人女子だろうが、
オバちゃんであることには変わりがないんです」
「おばちゃんだといわれてキッとなって否定したり
自分の年齢にコンプレックスを持っていると、生きづらい。
年齢を受け入れつつもかわいらしく生きるというのは永遠の憧れですが…」
っと言っておった。
10代~20代の頃と同じようにハシャグと、可愛らしく見えるどころか
逆に痛々しい印象を回りに与えてしまう。
とはいえ自分の年齢を受け入れ、自然体で居れば老けて見えるしの(笑)
つまり、年齢が若い時は内面は未熟でも表面上の若さで事が足りたのだが
歳を取った時には、表面上で取り繕っても事は納まらず
内面の成長での本当の意味での勝負でなければ、受け入れられないのだと思う。
それには、急場しのぎで洋服や仕草を作っても事は足りず
20代の後半~30代をどう生きたか?が、それ以降問われるのじゃないかと感じる
本を読んだか?知識を身に付けたか?習い事をしていたか?などなど
「大人可愛い」とは、若い人の真似をして若く見せているだけの人の事ではない。
日々目標を持って何かにチャレンジし続けている人。
自分を愛し、自分を知り、自分の意見を堂々と述べる事の出来る人。
そんな大人がちょっとした時に見せる子供っぽい所
イタズラ小僧のような目や、恥じらいなどの仕草が
なんとも可愛らしく感じるんだと私は思うんだがの~
先に述べた飲み会などでも、自分の意見や考えをキチンと言いつつ
他人の意見を聞き、話をまとめる人の方が素敵だと思う。
オジさん、オバさんに見える瞬間は、自己主張のみで他人の意見を聞かない時であり
他人の意見を受け入れる姿勢さえ持っていれば、主張してもそれは素敵な大人なのだ
子供の頃にオジさん、オバさんだと思って見ていた芸能人の昔の映像なんぞを今見ると
思っていたよりも若々しく見える時がある。
それはその画面の芸能人よりも自分が歳を取ったと言うことなのである。
つまり、どんなに見栄えを若くしたとしても、自分より年下から見れば
やっぱりオジさんに見え、オバさんに見えているもんなんである(笑)
若くありたいっと思う事は間違いではないが…
やり過ぎは良くないって事だろう。「美魔女」と言う言葉に踊らされ
自分を見失ってはいかん。あのTVでやっている「美魔女」。
ライトが当たり過ぎだと思うもの(ハハハ)
顔のたるみ。受け入れがたい事実じゃ~っと思ったが
毎日、毎日鏡を見つめ続けていたら、慣れた(笑)
顔にたるみが出来ようが、シワがあろうが、シミが出来ていようが
自分で自分を愛さなければ、他に誰が愛してくれる?
30代40代でも可愛い服を着て歩いている人を最近多く見かける。
でもその殆どの人が、背中を丸め腰を落とし、小股でチョコチョコと歩いておる。
もっと自分に自信を持ち、堂々と背中を伸ばし大股で歩くべきである。
今の生き方が10年後の自分に反映する。
今、シッカリと歩いていなければ、将来そんな歩き方しか出来なくなるぞ
なんぞと思うが…さてどうなのか?(笑)
「白河の清きに魚も棲みかねて、元の濁りの田沼恋しき」
破天荒な老中田沼意次が失脚し、その後政治の実権を握った松平定信。
その清廉潔白な世よりも、多少の濁りがあった世の方が棲みやすいっとの意味だが
私も破天荒な人だったが本音爆発の前の上司の方がやり易かった(笑)
守りに徹する今の上司と変わらぬ年齢の人であったが
ミョウーに若々しく見えたな~。
そういう若さを持った人。そんな人でありたい。なんぞと思っておる。が…
そんな生き方を貫いていれば…
それはそれでウザイ人なのかもしれんがの(ブワハハハハ)
ポチっとで、作者のヤル気でるかもです(笑)
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