満天横丁に住まう妖怪のひとり言

満天横丁に住む満天と申します
最近、猫妖怪化してきており更新は不定期ですが…
ひとり言にお付き合い頂ければ幸いです。

「瓢箪から駒」「棚からぼた餅」な作品

2009-02-27 | 食い物のハチャメチャ
年末に北海道の義父から箱に入った「リンゴ」が届いた
「お義父様、私ら夫婦二人っきりなんだが…
 リンゴは好きだが、こんなには食えんぞ」っとも言えず
ありがた~~く、頂いた(笑)

そのまま食ったり…
リンゴパイにしようと思い、時間がなくって出来なかったり…
すりおろしてカレーに入れたり…
なんぞとしているウチに…

横浜って「寒いぞ」っと思っていたが、やっぱ暖かいんだな~~~~~~~~~~
少しは涼しい玄関に置いておいたんだが…
「ボケ」てきた(笑)

完全にイカレる前に何とかせねばならんので
重い腰を上げて、「りんごジャム」を作った



少量の写真で悪いの~~~。
大瓶に一本作ったんだが…気がついたら、夫がほとんどを食っておった(笑)

今回は、突然の思いつきで作ったので少々レシピが変わっておる

リンゴ4個を皮をむいて、全てすりおろす(笑)

本来なら、細かく切って食感を残すのだが…
面倒なんでTVを見ながらすりおろした(笑)

ホーローの鍋に入れたコレに…
本来ならレモン汁やら水やらを加えるのだが…レモン汁が無かった
そこで、部屋を見回すと…「みかん」を見つけたので…
「みかん3個」の汁を加えた。水分は十分なので、水は入れんかった(笑)

左手に本を持ち、本を読みながら…「煮立たないようにかきまぜる」

水分が飛んで、混ぜている手に抵抗が出てきたら砂糖をテキトーに入れ

「味見」

料理をテキトーにやる時は、常に味見を怠ってはならない(笑)

で、自分の好みの味になったら、出来上がり~~(ハハハハハハ)
実は…レモンを入れるよりも、みかんの汁を入れた方が美味かった!
みかん汁でも固まったしの
砂糖の量も減らせるので、「瓢箪から駒作品」かもしれん(笑)



携帯写真からなんで映像が悪いの~~(笑)

いつも、色々な料理のレシピを教えてくれている「のあちゃんの料理」から拝借した

白菜に「餅」と「チーズ」を入れて、ベーコンで巻き
コンソメスープで煮た料理を紹介しておったので、これ幸いと晩飯にゲット!

ただし、少し変形させた(笑)

白菜の硬い芯の部分を取り、葉の部分をレンジで柔らかくし、
コレで「餅」と「とろけるチーズ」と「刻んだベーコン」を巻き
楊枝で留める(しばらく保留)

白菜の硬い芯と人参・椎茸・じゃがいも・玉ねぎを鍋に入れ…
(この材料は、ほぼ…我が家の冷蔵庫の掃除だな…アハハハハハハ)

これをゴマ油で炒め、コンソメスープで煮る
人参とじゃがいもが柔らかくなった頃合いに
先ほどの白菜で巻いた餅を、鍋に投入し、塩コショウで味を調え

「味見」

料理をテキトーにやる時は、常に味見を怠ってはならない(笑)

で、餅が柔らかくなったら完成~

鍋一個で出来る料理はありがたい(笑)
これにサラダを付けたら、年寄り夫婦の胃には十分(ハハハハハハ)

冷蔵庫の余りモノ処理に大変、役立ったぞ~
のあちゃん、ありがとう~

これは、「棚からぼた餅作品」だな(笑)

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夜市 作:恒川 光太郎

2009-02-25 | 本の紹介


第12回日本ホラー小説大賞受賞作
(ホラー大賞って、まだやってたんだ…っと少々驚いた)

本の帯に「激賞」って書いてある
「激賞」=さかんに褒める(国語辞典より)
「絶賛」=この上もなく褒める(国語辞典より)

さかんに褒められるよりも、この上もなく褒められた方が…上かね?
なんぞと思いながら、この本を手に取った(笑)

色々と面白い本や漫画を紹介してくれている「小耳書房」のさくらどんのオススメ
※さくらどんのレビューはコチラからどうぞ~

神社のお祭りには、参道を利用し夜店の屋台が並ぶ
子供だった私は、右手で父親の浴衣をつかみ、左手に綿菓子とヨーヨーを持ち
頭には、鉄腕アトムのお面をかぶっていた

そろそろ帰ろうかと、夜店の並ぶ参道から一歩外れると
参道からの薄明かりに照らされた、ほの暗い闇が広がっていた
祭りから離れれば離れるほど、闇が濃くなっていく
夜店の喧騒で今まで聞こえなかった下駄の鈴が、チリンチリンと闇になじむ

前方の闇から、アコーディオンの、もの悲しい旋律が聞こえてきた
暗闇に慣れてきた目で見ると、白い着物を着た数人の男達が演奏している
戦争で片腕や片足をなくした男達が、物乞いをしているらしい

恐怖よりも好奇心の方が勝った私が、そちらへ駆け寄ろうとすると
父親の重い手が私の肩をつかんだ
「行ってはいけないよ」
その言葉の意味が解ったのは、それから数年あとである

白い着物を着た男達は、片腕や片足が戦争で失われたように見せかけ
小銭を稼いでいたのである
夜店の並んでいる明るいところにも、嘘・偽りが渦巻いていたが
夜店から外れた暗いところにある嘘・偽りには、物悲しさが漂う

っというのは、私の体験だが…(笑)

このお話の「夜市」では、
恐怖より好奇心の方が勝った少年を、止める大人が側に居なかった
しかも、少年が飛び込んでしまった「夜市」は、
人ならぬ者たちが、尋常ではない商品を扱い売る「市」であった

大きな代償を支払って、「夜市」から脱出できた少年は
その代償を取り戻すために、ふたたび「夜市」へと出かけていく

ふむ。なかなか面白い(笑)

ところで、大賞をとったこの作品「夜市」よりも、読者に評判が良いのは
一緒に収録されている「風の古道」の方である

この歳になっても、相変わらず落ち着きのない私だが
子供のころは今よりも、もっと落ち着きのない子供であった
落ち着きがないうえに、好奇心旺盛であったから、手がつけられない
町内に私の知らない道はないっと豪語してやまないほど
あちこちに入り込み、もぐりこみ、登っていた

ある日、駄菓子屋の吉田商店で買った、5円の紐付き飴を口に含み
町内の探検をしていると、紙芝居のオヤジが屋台をひいて歩いていた

ポケットを探らなくても、小遣いがないのは解っていたが
遠くからでも話の内容を見聞きすることはできるだろうと、後を付けた

飴をしゃぶりながらトボトボと後を歩いていったが
紙芝居のオヤジは、いっこうに店を開く気配がない
フっと気が付くと、私は迷子になっていた

来た道を急いで引き返したが、見知った道には出ない
紐の先の飴はもう消えていたが、
紐だけでもしゃぶっていなければ、泣き出してしまいそうで
口から垂らした紐をなびかせ、私は、見知らぬ道を走り出した

どこをどう通ったかは解らないが、空に「松の湯」の煙突が見えたので
煙突目指して塀を乗り越え、無事に家へ帰りついた

っと言うのも、私の体験なのだが…(笑)

この「風の古道」では、幼いころに体験した「迷子道」へ
もう一度、友人と二人で入り込んでしまうというお話。
ここで言う「迷子道」とは、人ではないモノ達が便利に使う道で
我等人間が普段使っている道の、ちょいと横に存在している
そこで見聞きした不思議な話が面白い

子供のころに後を付けた紙芝居のオヤジですら
迷子になって見ると「お化け」に見えた
それが、本当に人でないモノだったら・・・(笑)

どちらの作品も、皮膚に泡が立つような怖さはない
私の思い出話が読めたのなら、大丈夫。読める(笑)

風の古道は漫画の「蟲師」に世界が似ている気がする
続編が出てもおかしくないほど、シッカリとした世界が出来上がっている

どちらも面白かった。
つい…風呂で読んで、湯あたりしてしまったがな…(ハハハハハハ)

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魔除け

2009-02-24 | 日々のハチャメチャ
昨年12月で晴れて還暦となった我が夫。
誕生日プレゼントはプレゼントとして用意して渡したのだが…
(今回はビジネス鞄…夫が使っておるので画像なし…笑)

が…夫婦揃ってウッカリしておったのだが…
夫は昨年12月で還暦の60歳を迎えたので…数えで言えば昨年は61歳であった
つまり…男性の数え61歳は「厄年」であったのだっ!!

あんまり、ウッカリしておったもんで…
「今年・・厄年だったんでないかい?」っと思い出したのは
年越し蕎麦を夫婦ですすっていた時であった(笑)

思い出してしまったもんは仕方が無い
夫婦で今年あった「厄年らしい不幸」を探しながら蕎麦を食ったのだが…
これといった不幸らしい不幸も思い浮かばず

「厄年ってのもアレだな…あてにならんもんじゃの~」ってな結論に達した(笑)

が、我等夫婦。
年齢が11歳離れておるので、大厄と言われている
男性42歳、女性33歳(共に数え年)の
前厄やら、後厄やらが重なってエライ目にあった時期があった(笑)

知り合いやら、親戚やら、親やらが…死ぬは、入院するは、事故にあうは…
私も尾てい骨は骨折するし、足も骨折した(ハハハハハハ)
が…全ての禍は夫をすり抜け、回りに飛び火し…夫だけがピンピンしておった

「夫よ、君は何か得たいの知れないモノに、完全に守られておるの~」っと
しみじみと言った覚えがある(笑)

で、思い出しついでに…還暦にはもう一つ、意味があるのを思い出した

生まれた年の干支にかえる「本卦還り(ほんけがえり)」ってな意味がある
つまり「赤ちゃんにかえる」ってことだな(笑)
それと「魔除け」の意味を込めて
「赤いちゃんちゃんこ」やら赤いモノを贈る風習があったのだ

「夫よ、君に赤いちゃんちゃんこを贈らねばならんかっただ」

っと唐突に言い出した妻にギョっとしたように驚く夫。
年末の彼の誕生日も過ぎ…年も明け、梅の便りを聞く2月に入ってからである。
夫は妻のボヤ~ンとした頭の鈍さに「赤いちゃんちゃんこ」を着ないで済む
っとほくそ笑んでおったのだと思う

プレゼントだぞ!っと脅しても、頑なに「ちゃんちゃんこ」をこばむ夫。

ま、還暦って言ってもだな
年寄り扱いするには、チョイと早い気がするで、それも可哀想かの~っと思い
色々と考えた妻は…コレをプレゼントした


ル・コックスポーツのゴルフウエアである(笑)
(これ、体温を外に逃がさず、冬でも暖かくゴルフが出来る優れものぞ)

これでも着て、「魔」を除けてくれな~~っと贈った。

が…全ての禍は夫をすり抜け…そして…回りに飛び火し…
夫だけがピンピンしておったっという、過去の事実を妻は完全に忘れておった

「魔除け」を着なくても、禍は彼には襲いかからんのだ

この、「魔除け」を贈ってほどなく、私はギックリ腰となったのであった
「厄」が抜けたあとなのに…余計なことをしたのかもしれん(笑)
夫には「厄除け」も「魔除け」も必要なかった
必要なのは、何時も側におる…私の方であった(アハハハハハハ)

そういえば…夫に関しては「厄年らしい不幸」は見当たらなかったが…
夫が「厄年」に突入してスグに、私はインフルエンザにかかったんだった。
そういえば…昨年義父も入院してたしな
そうだ。義妹も肺炎になってたぞ!
も・もう、男の厄年って無いんだよね?身の危険を感じるぞ~~~~(笑)

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満天、主任になる

2009-02-23 | 会社のハチャメチャ
ま、タイトル通りである(笑)
先日、私の元に社長より「辞令」が下った。

丸6年目に頂いた「妖怪からのお墨付き」で、ある(笑)

今回、一緒に主任になった者は3名
私以外は8年目とか9年目で主任になっているから、早い方だといえよう
ただし、女子の場合は…私の上がサッサと退職して行ってるので
お鉢が早々と回って来ただけ…とも言える(笑)

女子で唯一の役付きだった「西太后様」(課長)が退職してしまったのだから
慌てたのかもしれん。女子で役付きが誰も居ない会社は、恰好が悪いからの(笑)

しかし…
「妖怪だらけの会社」「役が付く」ってことは…
「人間から晴れて妖怪になった」ような~
はて? 私の役どころはナンだろう?? なんぞと思ってしまう(笑)

「海女房」
妖怪「海坊主」の妻。海坊主よりも顔が怖い

「お歯黒べったり」
のっぺらぼうにお歯黒が付いた妖怪

「鍛冶ばばあ」
オオカミに食い殺された鍛冶屋の女房の妖怪

「カシャボ」
一見、害がなさそうだが…その実、イタズラ好きな妖怪

など、水木しげる「妖怪ワールド」に沢山のっておるが…

いずれ…こんなんが新たに誕生するかもしれん(笑)

「満天」
人間だったのだが、妖怪が運営する会社に就職してしまい、6年経って妖怪となる
何事も、あまり気にしない性格なので、その下で働く者は楽
ただし無類のイタズラ好きなので、ボ~っとしていると何をされるか解らない
怒ることはないが、褒めることもない
団体生活も苦にせず出来るが、一人でも何百年も生きて行ける
座右の銘は「労せず益を得る」「棚からぼた餅」「ひょうたんから駒」

誰かのミスを見付けても、それがどのような結果を産むかが楽しみで
黙って見て見ぬフリをすることもある
眠る前に、何か面白い事でも起きるかもしれないので
見過ごさないように、眠るギリギリまで暗い部屋でも目を開けている

弱点は腰。

「ゲゲゲの鬼太郎」への出演依頼、来ないかの~~~

あっ!ただし、この「妖怪満天」。ギャラ交渉はシビアでの(笑)
「この給料で、主任という責任だけを押し付けられても困るんですけど」っと
クラゲ部長に一言、クギを刺しておいた(アハハハハハ)

クラゲ部長にしては珍しく、イヤ~な顔をしておった(笑)
妖怪サラリーマンとしては、タダ働きほど嫌なもんはない

この一言クギが、効力を発揮するのが何時かは解らんが…
「妖怪満天の、出世の道は閉ざされた」で、あろうの
(ガハハハハハハハハ)

都合の良い女は、西太后様お一人で十分である

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ナンバーファイブ 吾 作:松本大洋

2009-02-20 | 漫画紹介



B5版の美装丁本
我が家にあるゴルフパターの練習用グリーンの上に、横並びに並べてみたが…
B5版全8巻の横並びなもんで、可なりな横長である
私が天井付近まで飛ばない限り、全容を写しきれない事に「ハッ!」っと気付き
試行錯誤した結果、諦めて分割して写真に撮った(笑)
綺麗な装丁なのに…パッとしない写し方になってしまい、残念である

上記、一連の私のアホ~な行動を
そのまま漫画にしたような内容がこの「吾」なんである
「難解」「アホっぽい」「でも、なんか深い」(笑)
今回もブログ友の「くまちゃん」にお借りした。ありがとう~

小学校の時に習う歴史は「地域密着型歴史」であったが
中学に入ると「日本史」と「世界史」に別れ、グローバルな展開をみせる
「世界史」の授業の初っ端は、石器時代やら恐竜の世界が展開し
三大文明に入るまでは、覚えることも少ないので
少しボ~っと授業を聞いていたりする

中学生なんぞは、まだまだ純真無垢で素直なもんだから
ボ~っとした様相がモロに顔に出ていたんだと思う
生徒の意識を授業に向けるためか…
その時の歴史の先生が「デスカッションをしよう」っと言い出した
テーマは「恐竜が滅んだように、人類も滅ぶか?」であった

一クラス50数名いた生徒達の半数以上が「何時か人類は滅ぶだろう」に賛同した
「では、何が原因で滅ぶだろうか?」っと投げかけた先生の言葉に
生徒達は頭をめぐらせた

「食料難」「環境汚染」「宇宙人の侵略」「地球の地軸のズレ」「太陽の破滅」
などと並べていくうちに、自分達がいかに危うい環境で生活している存在なのかを
痛いほど感じてしまって、そのうち皆の口数が少なくなっていった
中でも医者の息子で、将来の夢は医者になることっと言っていた賢い男子が
「病気かウイルスが原因で子供が生まれなくなり、老人ばかりになって滅ぶ」
っと言った言葉が印象深く怖かった

そんな中学生達がワイワイと授業で話しておった世界から
この物語は始まる

人類が起こした何かが原因で生態系が狂い、世界は崩壊の危機を迎えていた
試行錯誤した結果、科学者達は特殊能力を持った人間達を自らの手で作った
そして、作られた中でも特に優秀な9人の超人達を頂点とし
人類を救うために、特殊能力集団「国際平和隊」が組織されたのであった

ここで、9人の優秀な超人達の名前を明記しておこう
ナンバーワン「王」 ナンバーツー「仁」 ナンバースリー「惨」
ナンバーフォー「死」 ナンバーファイブ「吾」 ナンバーシkックス「岩」
ナンバーセブン「亡」 ナンバーエイト「蜂」 ナンバーナイン(苦)
 
一見、この計画は上手くいっているように見えた
だがある日、ナンバーファイブ「吾」が一人の女を連れて逃亡してしまう
いったい何があったのか?

刺客として送り込まれる「国際平和隊」の仲間達を次々と殺し
ナンバーファイブ「吾」は、女と共に旅に出る

難解も度を越すと、脳みそがアメーバーとなり耳から溶け出してくる(笑)
つまり「人間にとって一番大事な事ってな~に?」がテーマなもんで
大層、難解な話となっている。漫画なのに…(ハハハハハハ)

読後、人それぞれに色んなことを考える漫画だと思うが…
多分、答えは何億通りとあるだろう。考えたって埒があかない(笑)

人は本能のままに生きると、いつも戦っていなければならないんだろうか?

一人の人間が理想郷を思い描き、それに近づこうとしても反発が起こる
人それぞれの心の中にのみ、理想郷というのは存在できるものなのかもしれん

愛する女を守りたいっと思う本能は、男の戦いの心を刺激する
刺激された本能を焼却するには、女が必要なのも不思議だ

ってな意味不明な考えが頭をめぐる。
まいったな…すっかりナンバーファイブ「吾」の虜になってしまったかもしれん
そんな…漫画です(笑)
オススメは一気読み。これ以外、この漫画と向き合うすべは有り得ない。

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ダイエットのお誘い

2009-02-18 | 会社のハチャメチャ
会社が所属している健康保険組合から
「鉄の胃袋課長」「ドク次長」「てんとう虫さん」「熊五郎君」
以上4名それぞれに、お電話が来た。

「熊五郎君」には、優しいお姉さんタイプの声の人から
「鉄の胃袋課長」と「ドク次長」には少々怖そうなオバ様タイプの声の人
「てんとう虫さん」には…受話器を落としそうになるほど恐ろしい声の人であった

この4人の体の特徴は、森のくまさんタイプ。
胸より腹が確実に出て、食うことをこよなく愛し
メタボなんて言葉を完璧に無視して、好き放題やるタイプ
メタボランクは掛かって来たお電話の声の、怖さに比例する(笑)

電話の内容は、
「一緒にダイエットをしませんか?」
ってなお誘いのお電話。

何でもお金は必要らしいのだが、3割負担のみで
一緒にダイエットをしてくれるらしいのだ
最初に2時間の講習を受け、食生活の改善と簡単な運動を覚える
それから自宅で各自がダイエットし
また数ヶ月後に集まって、体重を量りながら成果を見守るらしい

これ、なんかよくないかい?
私なら「行きたい!」っと思うがの~

しかし4人とも、断りおった…(笑)

「熊五郎くん」は現在30代後半なんだが…まだまだ大丈夫っと
独自の理論を展開し、お断りしたそうな

「鉄の胃袋課長」は奥様に毎晩ご飯の代わりに
「キャベツ」を食べさせられていて、ウンザリしているらしく…
お断りしたそうな。さすが、天下一の恐妻だの、やることが早い(笑)

「ドク次長」は、実は奥様が看護師。と…言っても看護師の奥様は忙しい
よってドク次長のことなんぞ、かまっておれんのだが
いざって時は奥さんが看護師だから、大丈夫だろうってな変なことを言って
お断りしておった(全然意味が解らん…笑)

「てんとう虫さん」は、60歳近いし、独身だし、食生活は乱れておるし
一番危険値に近い人物なのだが…「近所の病院へ行く」っとウソを言って
お断りしておった(オイオイ。。。。。)

ところが先週。
私がギックリ腰を患っておる時に、一番危険値に近かった「てんとう虫さん」が
自宅で呼吸困難におちいり、救急車で病院へ運ばれ入院してしもうた

原因は…
「水ぶくれ状態の体が肺を圧迫したから」
…マジっすか?

病名は長ったらしいのが付いておったがの
医師が説明してくれた内容はこんなんだったらしい

んじゃ~節水かい?っと聞いたところ
それとは逆で、大量の水を飲み、体に溜まった水を尿として出すのだそうな
しかも、せっかく入院したんだからと…ダイエットまでさせられ
入院中の7日間で「4キロもの減量に成功」

退院してきた彼は、「てんとう虫さん」っと呼ぶよりも
「タガメさん」ってな雰囲気のスリムさをしておった(ハハハハハ)

確かに入院するのが一番のダイエットへの近道かもしれん
でも、入院しないでダイエットが出来れば、それにこしたことはない(笑)

技術者である「鉄の胃袋課長」は、自宅の体重計を調整し
4キロダイエットに成功したと見せかけ、米を食える状況に復活したそうな
その努力。なぜ、ダイエットに向かないかな~~
(ガハハハハハハハハ)

なんにせよ、皆が楽しく長く生きられることを祈る(笑)

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西太后様引退

2009-02-16 | 会社のハチャメチャ

2月10日をもちまして
我が社の大お局さまである「西太后様」が退職されました~

な~~~んか、寂しいな。(笑)

居ると確実に「ウザイ」のだが…
本当に居なくなっちゃうと、寂しい(笑)

西太后様は本社。私は支社。
だから二人の距離は多摩川を挟んで「都と県」で離れておった
話といえば電話だけだし…だから寂しいなってな気持ちにもなるのかもね
本社の女子は皆さん、大きく羽根を広げて憑き物が落ちたようだもんな~
やっぱり同じフロアで、毎日一緒に仕事をしなきゃならん立場なら
辛かっただろうと思う

遠く離れて、電話でお仕事して、時々会う程度な私が
「寂しいかも?」っと思うのは、本社女子に悪いかもしれん

なんでこんなにも、心にポッカリ穴があいた状態なのかというと…

「送別会」を……やらなかったからなのだ

あのさ、勤続33年ぞ
本人が「やらなくってもイイわ」って言ったとしても、やるだろう

ウソでもいいからさ、
「西太后様には、本当にお世話になりました
北海道へ帰ってお父様の介護をするって聞いています
どうか、我々に、西太后さまの送別会を開かせてください」
とかなんとか…言って強行してもバチは当たらんっと思うがね

彼女は退職日前日に、ブラ~っと我が支社に来ての
「行くからね~」ってな話は聞いておったで
上の写真の花束を準備し待っておっただ

一同を集めて、花束と記念品(コーヒーカップ)を渡し
皆からの感謝の気持ちを伝えただよ
本人からの挨拶もしてもらっての
「ガンバレよ~!」っと皆で激励して別れただ
本社では、コレもしなかったっと聞いている…。

何度も言うが、勤続33年ぞ…
オギャ~っと生まれた赤子が、33歳になるほどぞ

近々、私と二人で送別会を開くことにしておりますだ
次の仕事も決まってないし…
四捨五入すれば60歳になる独身の女でやんす
帰っても、仕事があるとは思えんような北海道のド田舎ですだ
そんなド田舎に帰って、彼女は一人でお父様の介護をするんですよ
引越しの準備やら何やらで、4月頃までは東京に居るそうな

田舎に帰る必要なんぞ、これっポッチもない話でやんす
関東に父親を呼べば、弟も居るし、職もあるんでやんす
良い病院も、た~~~くさんあるでやんす
じゃ、何で帰る?

方便の理由は、お父様が北海道から離れたがらないから

でも、本当の理由は…疲れたんだと思います。

良かれと思い一生懸命に生きてきたけれど
誰もが皆、彼女のことを「ウザイ」っと思うのです
自分にも厳しいが、他人にも厳し過ぎたんだよな~

誰かが大声で「行かないでくれ!」って言ってくれることを
心のどこかで、望んでいたのかもしれん
「アナタが必要なんだ!」っと言って欲しかったのかもしれん
それを、会社に求めたのが大きな間違いだったっと思うがの…。

人は誰かに必要とされていると安心する
誰かが必要なんじゃなくって、必要としてくれる誰かが必要なんである
親だったり、兄弟だったり、夫だったり、妻だったり、子供だったり
所詮最後は一人になるんだが、それが解るまでは右往左往する

私は子供の頃に、生まれたこと自体を親に否定されて育った
だから、誰にも必要とされていない存在だと感じることが
どれだけ恐ろしいものか、よく解っている

ただし、こういうことは受身で待っているだけ
もしくは、ガミガミ五月蝿く言うだけでは、誰かに必要とされるどころか
誰にも相手にされなくなる
自分の行動の裏返しが結果となって現れてくるものなのだから
もし、○○して欲しいのなら
誰かに○○しなければならない

優しくして欲しいなら優しくしなければならない
必要とされたいのなら、誰かに甘えなくては…

日本国中に、ウルサ型のお局様は掃いて捨てるほど居ると思うが
もし、アナタの側のお局さまが、退職する状況になったら
心の中で小躍りして喜んでも良いが、送別会くらいは開いてあげよう
気遣いは、めぐり巡って10数年後、アナタの上にも落ちてくるのだから

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クルクル・トントンにやられた…

2009-02-12 | 美健なハチャメチャ
TVで時々…
クルクル光が回転する「お盆提灯」のように
繰り返し、繰り返し映像が流れ、購買意欲を掻き立てる番組をやっておる
その中に「オンリーミネラル」ってな商品がある(笑)

まず、外人が出て来て商品を説明する
小さい器に入った粉を、器の蓋に少量取る
専用のブラシで蓋にのった粉を、丸く円を書くように「クルクル」っと取り
蓋のヘリにブラシを「トントン」っと叩き、余分な粉を落とす
ほいで、
ブラシに付いた粉を「こめかみ」あたりから丸く円を描くように
「クルクル」っと回しながら、顔に付ける
そうするって~と、
あ~~~ら不思議。毛穴もシワも消えていくワ~~~
ってな商品である(ハハハハハハハ)

その後、同じことを日本人のモニターが繰り返す
3人いる中年婦女子達が、「クルクル」っと顔に粉を付けるシーンで
全員が半分口を開け、少々オマヌケっぽい顔になるのが面白い
スタジオの光の加減が見事なのか…毛穴が目立たなくなって
3人とも、4~5歳若く見えるのには感心する(笑)

全国展開しているんかの~~~? 見たことあるかね?

私はこの手の番組が好きである(ハハハハハハハ)
猫が鏡に反射した光を飽きずに、いつまでも追いかけるのと同じで
私もいつまでも、ジーっと見てしまう(笑)

特にこの商品でお気に入りの場面は
「クルクル」「トントン」の場面である(笑)
どうやら私は繰り返される擬音に弱いらしい
だが…今までは見るだけで、買ったことはなかった



買うキッカケは…ネットでボンヤリ~っと見ていたこの記事である
「トライアルセット 1,980円」
これ、TVで見ていて値段が高いの~っと思っておったんよ
それが…この値段。ソソルわ~~~っと思い、買っちまっただ(笑)

早速、憧れの「クルクル・トントン」をやってみた
見事にナゼか、私の口も半開きになる
しかも…鼻の下まで伸びる(アハハハハハ)

言っておくがの、そんなに美人にゃなりゃ~せん(笑)
元が元だで、高望みをしちゃ~いかん
多分、肌の美しい若い女性が使うと、より美しくなるとは思うがの(ハハハハ)

私は乾燥肌タイプなので、リキッドファンデーションを使っておる
だからかな? この粉だけ塗るタイプは軽く感じた
肌が呼吸している感じもする…薄く付けているので当たり前か?
の、わりには…乾燥しない。この時期、乾燥で肌がボロボロになるのだが
ちょいと不思議な感覚を味わっておる(笑)

小さいわりには、使う量が少ないので長持ちしそうだ
難点を言えば…「クルクル」する時に
オマヌケな顔になることじゃの~(ガハハハハハ)

それと、蓋裏を使って…「クルクル」するから
蓋の裏が異様に美しい肌色になってゆく
ちょっと勿体無い感じと、キレイになっていく蓋裏への嫉妬心で
爪で擦ってブラシに含ませ、使ってみたら…結構使えた(笑)

今日も私は朝から、オマヌケな顔をしながら「クルクル・トントン」をし
4~5歳若く見えるような錯覚を楽しみながら
戦場である会社へと向うのであった(アハハハハハハ)

あっ。簡単にファンデが塗れるから…
幼稚園バスのお迎えママには最高かもしれん
正味5分ほどで、隠したい毛穴が隠れる(笑)

ちなみに…
先週はギックリ腰で大変辛い思いをしながら会社へ出ておったのだが…
何人かの社員に「顔色が悪い」っとの指摘を受けた
いや…多分…ソレは、腰が原因ではなくって…
ファンデーションを変えたから、顔色が悪く見えたんだと思う(ガハハハハハ)
薄付きなのだが、シッカリとしたカバー力があるので
ファンデーションの色は、ちゃんと選ばないと…顔色が悪く見られるらしい…(笑

でも、せっかく皆さんが心配し、親切にしてくれるので
これ幸いと…顔色の悪い状態を利用させて頂いたがの~~~~(ハハハハハ)
これは、利用価値があるぞ(ブワハハハハハハ)

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太王四神記

2009-02-10 | 映画・ドラマ紹介

韓国ドラマ「太王四神記」(全24話)

見たことありまっか?
ぺ・ヨンジュンのことが大好きな、ブログ友の「ごはんちゃん」から借りました~
ってか…強制執行されたと言った方が良いかも(ハハハハハハ)

韓国ドラマでも「恋愛モノ」は「冬ソナ」をチラ見したことしかない私。
「歴史モノ」は「チャングムの誓い」をマジ見し、面白いと思っておったが…
さて、韓国の「歴史ファンタジー」はどんな感じかの?っと
ペ・ヨンジュンに何のトキメキも持っていない私が見始めた

正直、心の中では全24話なんぞ見れるかの~ってな不安もあったし
(一話約1時間…トゥエンティフォーである…ハハハハハハ)
「ごはんちゃん」からの至上命令である「見たらレビューをUPしてネ」も
果たしてレビューが書けるほどオモロイんだろうか?などの不安もあった

が…第一話「神の子 ファヌン」の初っ端からKOを食らってしまった(笑)

先史の時代、火を操る巫女カジン率いる「虎族」は回りの国々への侵略に忙しい
特に「熊族」との戦いは熾烈を極める
そこで見かねた天の神が自分の息子である
「ファヌン(ペ・ヨンジュン)」を地上に使わす

「ファヌン」はまず虎族巫女のカジンから「火の力」を奪い赤い宝玉に封印する
カジンは力を取り戻そうと執拗に戦いを挑むが…
いつしか神の子「ファヌン」に心をよせ始めてしまう
(強い女は強い男に惚れるもんである)

ところが神の子「ファヌン」は…な・なんと!
「熊族」の女セオに心をよせ、子供を産ませ…(神でもやることはやるのだ)
ほいで虎族巫女のカジンから奪った火を使う力も、セオに与えてしまうのである
(強い女は強い男に惚れるが、強い男は優しい女に惚れるもんである)

これを見ていた虎族巫女のカジンは怒った(そりゃ怒るわな~~)
で、「ファヌン」の一番大切なもの、「ファヌン」の子を殺そうと奪う

「ファヌン」から火を使う力を与えられた熊族セオは子供を奪われ
恐怖と不安と怒りから火を操る気持ちの制御が効かなくなり
自らの体の中から「朱雀」を解き放ってしまう
(優しく見える女の情念ほど、力強いもんはないのである…ハハハハハ)

自由になった朱雀は、世界を焼き尽くしてしまうのであった
その火を消そうと「ファヌン」は雨を降らせるのだが…
大量の雨が何日も続き、世界は水没してしまう(笑)

神の子「ファヌン」は大変悲しみ(って…ほぼ自分の蒔いた種だと思うんだが…)
自分が天から連れてきた「白虎」「玄武」「青龍」と
セオが解き放った「朱雀」を地に隠し
いつか真実の王である「チュシン王」が天から送られ、この地上に生まれた時
四神も蘇り、その力を貸すであろことを約束し
自らは、天へと帰って行ったのであった~~~

さて、それから2千年の時を経た4世紀ごろの高句麗に話は飛ぶ

夜空に「チュシン王」が産まれるっという証の星が光る

この日、高句麗王家では阻害されている王の弟の家で一人の男児が産まれ
また、王の妹が嫁ぎ先の大貴族の家で一人の男児を産み
王家に関わる家で二人の男児が産まれてしまう

問題は、王本人には子供が居ない。だもんだから…
どっちが王になるか?から、どっちがチェシンの王なんだ?とか
この二人の外野が色々と仕組み、誤解が誤解を生んで
子供の頃は友情溢れていた二人が、永遠のライバルとなってゆくのだ

そして、朝鮮半島全域に散らばっていた四つの神器とその守り手が
チェシンの王の動きに呼応するように起きだす

陰謀渦巻く高句麗王家の行く末は?
「チュシン王」は一体誰なのか?
(あっ、これは…主役がペ・ヨンジュンだから…スグに解るな…笑)

先史時代に世界を滅ぼしてしまったメンバーが2千年の時を超え
再び「チュシン王」の下へと集結する
果たして、同じ過ちを犯さず世界は平和への道を歩めるのだろうか???

ってなストーリーである(笑)

微妙にねじれた因果のイタズラが実に絶妙に描かれておる
日本でもNHKなんぞで放送されてはいたが
私は、チラチラ見ていたもんで、何のこっちゃか良く解らなかった
こんなに面白いって解っておったら、真面目に見るんだった(ハハハハハ)

全部を見終わってもぺ・ヨンジュンに惚れなかった私だが…
ただ、「あの、優しい眼差しが素敵~~!」ってな気持ちは少々解った
マジであの微笑は、妖しい(笑)

私が今回の太王四神記でコイツ。。。っと思った人物は…


こ・このお方・・・

「チュシン王」の力を奪おうと2千年もの間、
虎視眈々と待っていた悪者軍団「ファジョンフェ一族」
(ショッカー軍団の赤って感じかの~笑)
この一族に各神器の守り手達は襲われてしまう
「青龍」の守り手は息子の体に「青龍の神器」を埋め込み
敵から神器を守るのだが…その力によって息子の姿は
恐ろしい仮面の姿となってしまう(写真上部2枚)

ま、その力を解き放ち、本来の姿に「チュシン王」が戻してくれるのだが
その本来のお姿が、写真一番最後。
う・麗しい~~~~~(笑)

俳優さんの名前はイ・フィリップ君。ワシントン大学大学院出身
この手の美形さんは現代劇に出演すると色あせるもんだが…
果たして今後はどのようなお芝居を展開してくれるのか、少し興味津々(笑)

私の好きなタイプは…アニメ「シティハンター」に出てくる「海ぼうず」
デッカクってガッシリしていて、それでいて繊細な心を持つお方
太王四神記の青龍さんとは似ても似つかないのだが…
最初に見た異形の姿と真実の姿が余りにもかけ離れておったもんで
ドキ~~~ンっとしてしもうた(ハハハハハハハ)

もう数回、お好みの場面を繰り返し見て…
それから「ごはんちゃん」へ返却しようと思う
マジで面白かったよ。ごはんちゃん、ありがとう!

このドラマ。製作費50億円だとか??
チェジュ島にデッカイセットを組んだらしいが、それも素晴らしい
「チャングムの誓い」の時のセットとは格が全然違う
衣装もそれぞれの個性が演出されており、映画制作並みの力の入れようである
音楽担当は「となりのトトロ」「もののけ姫」でもお馴染みの
日本人、「久石譲(ヒサイシジョウ)」さん
歌は「東方神起(トウホウシンキ)」音楽の雰囲気が「もののけ姫」を彷彿させる
韓国ドラマに興味のない人でも、十分楽しめるので
ぜひ、機会があったら見て欲しい

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暖かさを求め…

2009-02-09 | 会社のハチャメチャ
先日、ドク次長の話が出たんでもう一つ(笑)
(その時のお話はコチラ

先週から何が原因かは解らんのだが…
ドク次長のノートパソコンの調子が悪い。

いや…調子が悪いっと言うと、ある程度動く雰囲気があるので違うな
電源スイッチを入れても、真っ黒い画面に英文文章がズラズラっと並び
機動しないのである

英文文章を読み解くと…
「重大なミスが発覚」とか「電源を切れない」とか書いてある
(所詮、単語の羅列を繋ぎ合わせて読んでいるもんでハッキリした事は解らん)

帰りに給湯室でコッソリ酒を飲んでから帰るほどの大酒飲みとはいえ
我が社の技術、それも電気系統のスペシャリストである
ドク次長はおもむろにドライバーを手にし
自身のノートパソコンを解体し始めた

裏のパネルを開けた所でドク次長は一声叫んだ「あっ!!!」

どうしたのかと駆け寄る社員達

私も速攻で駆け寄り、ドク次長の手元を見た

そ・そこには・・・・見たこともない昆虫が・・・・へばり付いておった~

「何これ?」っと言う私に、「油虫だよ」っと答えるドク次長
北海道生まれの私が、関東に来て一番混乱した言葉
「油虫」=「ゴキ君」である

ヘバリ付いておったのは、親指の爪ほどのゴキ君
この程度の大きさなら…それに死んでおるし…怖くはない(笑)
っと思ってジーっと見ておると
ドク次長はおもむろにノートパソコンを斜めに傾げ、机の上で振り始めた
そうしたら…
パラパラとプー太郎さん達の髪の毛から落ちるフケのごとくに
落ちるは落ちるは…小型ゴキ君の山。。。。。

そこで初めて私は「ウギャー」っと叫び
1メートルほど後ろに飛んだのである
(現在、ギックリ腰を患っておるので飛んだのは気持ちだけ、
 実際は半歩後退しただけである…笑)

どうやら、寒さに耐えかねたゴキ君がドク次長のノートパソコンの中で
愛を育み、子育てをしておったらしい…(ガ~~ン)

ネット世界のウワサでは聞いたことがあった話であるが…
まさか・こんな身近な場所で、ゴキ君が愛を育んでおったとは…

フラフラしながら同じフロアの自分の席に戻り、「フっ」っと見上げると…
私のデスクトップパソコンが見えた。
机の上にスクっとカッコよくタワーが設置してある

ドク次長のノートなお宅より、何となく大きくって快適に見える
高級感ただようステンレスボデーに黒のライン。。。。。

木造平屋の一軒屋より、高層マンションでヒルズ族に憧れる若者は多い…

ま・まさか・・・・????
ゴキ君達、それもドク次長のノートなお宅に居を構えたゴキ君よりも
ゴージャスで金持ちタイプのデッカイのが
私のデスクトップタワーに住んでいないだろうね。ね。ね。

怖くて仕事にならん・・・・・・・。

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