※以前にUPしたレビューはコチラからどうぞ~カッパの飼い方
「カッパの飼い方」なる漫画をサミュエルどんからお借りし
すっかりカッパの虜となってしまい、
「どこぞでカッパが売っておらんもんかの~」っと思ってしまったが…
その時はまだこの作品は継続中であった。
この度カッパの飼い方が完結したので、未読部分を送りますね~との
サミュエルどんからの、ありがたいお言葉を頂き
前回の続きから完結までを読ませてもらった。
ここでは、河童と人間が共存している世界が描かれている。
時代は、昭和40年代の日本。
今から考えれば、まだまだ古いものと新しいものが共存していた良き時代だ。
とはいえやっぱり時代は高度成長期。古きものは忘れ去られ捨てられる運命であった。
自然がどんどんと減って行き、野生の河童が生活出来る環境が少なくなってきた頃
人間は河童を養殖するようになり、ペットにすることが密かなブームとなっていた。
田舎から出て来て都会で一人暮らしをしていた「私」も
ペットショップで赤ちゃん河童を購入し、「かぁたん」と名付け一緒に暮らし始める。
子供の頃に親とはぐれた野生子河童の「カータン」を父親が拾ってきて育てていたので
都会暮らしの寂しさと、田舎への郷愁を紛らわせるために同じ名前を付け飼うこととした。
散歩に出かけた公園で、同じくカッパをペットとして飼っている人達と仲良くなり
カッパ同士の輪も広がり、楽しい日々が続いていた。
ギャグ漫画だと思って読んでいたら…
最後にグスっと涙がにじんでしもうた。。。(ハハハハハハ)
ちょっぴり、やられた~っと思った(笑)
犬や猫より賢く、猿やゴリラよりも知能もある。
でも、人よりは…。
そんな動物が身近に居たら、人は、どのように扱うだろうか?
チラチラっとそんなことを考えさせながら、物語は進んで行くのだが
大変嬉しいことに登場する人物の誰もが、カッパを家族と思っていてくれるので
とても心が和み、温かい思いに包まれながら読める。
最終的にはやはり、都会はカッパにも人にも、生きるには大変な場所で
そこから模索しながら、本当の意味での共存という方向を探しあて
「良かった。一緒に頑張って行こう」で終わる(笑)
終話へと向かう所に、少し急ぎ足な感がしたが…何か作者の事情でもあっただろうか?
なによりフランス生まれの河童「ピエール」が幸せになってくれて良かった。
飼い主に捨てられ、料理店で働いていたピエールの
生真面目さに報いる結果となって「ホッ」と安心した。
でも「ピエール」が河童だから…という訳だけではなく
ピエールのように一生懸命働いていても、あまり報われない人ってのも昨今多い。
以前に京都大学が研究しているゴリラの生態番組を見て
「人間の縮図番」だなっと思ったことがあるが
それと同じでそれぞれの河童達の生態も人間の生活とさほど変わりなく見えてくる
先日、一応会社を退職することを我が社のお局「リトルミイ」に伝えた
何度かこのブログにも登場したことのある、可なりクセのある性格の御仁である。
退職はするが、別の働き方というのも模索中であることを付け加えながら
真摯に話したつもりであったが…彼女の返答は「だから?」であった(笑)
私よりも歳は下だが、勤続年数が長いので今まで我慢しながらも付き合ってきたが
流石の私も開いた口が塞がらんかった(アハハハハハ)
今まで退職する人が現れるたび、彼女とケンカ別れのように去って行った意味が
今、ハッキリと解った。本当に実の無い人って居るのな~。
「だから?」っと思ったとしても、ウソでも良いから他に反応ってもんがあるだろう
まだ河童と一緒に働いた方が、心が和む…なんて思ってしまった(笑)
いったい彼女の見ている世界はどんな世界なんだろう?
周りの人の優しさに何時までも甘えて傍若無人に振舞っていても…成長はないのに
根は優しい子だと信じていただけに、衝撃は大きかった(笑)
っと、そんな心をズタズタにされた人にお奨めの漫画である(アハハハハハ)
癒しを求めているアナタ。一読あれ~(笑)
ポチっとで、作者のヤル気でるかもです(笑)
←満天書店入り口
「カッパの飼い方」なる漫画をサミュエルどんからお借りし
すっかりカッパの虜となってしまい、
「どこぞでカッパが売っておらんもんかの~」っと思ってしまったが…
その時はまだこの作品は継続中であった。
この度カッパの飼い方が完結したので、未読部分を送りますね~との
サミュエルどんからの、ありがたいお言葉を頂き
前回の続きから完結までを読ませてもらった。
ここでは、河童と人間が共存している世界が描かれている。
時代は、昭和40年代の日本。
今から考えれば、まだまだ古いものと新しいものが共存していた良き時代だ。
とはいえやっぱり時代は高度成長期。古きものは忘れ去られ捨てられる運命であった。
自然がどんどんと減って行き、野生の河童が生活出来る環境が少なくなってきた頃
人間は河童を養殖するようになり、ペットにすることが密かなブームとなっていた。
田舎から出て来て都会で一人暮らしをしていた「私」も
ペットショップで赤ちゃん河童を購入し、「かぁたん」と名付け一緒に暮らし始める。
子供の頃に親とはぐれた野生子河童の「カータン」を父親が拾ってきて育てていたので
都会暮らしの寂しさと、田舎への郷愁を紛らわせるために同じ名前を付け飼うこととした。
散歩に出かけた公園で、同じくカッパをペットとして飼っている人達と仲良くなり
カッパ同士の輪も広がり、楽しい日々が続いていた。
ギャグ漫画だと思って読んでいたら…
最後にグスっと涙がにじんでしもうた。。。(ハハハハハハ)
ちょっぴり、やられた~っと思った(笑)
犬や猫より賢く、猿やゴリラよりも知能もある。
でも、人よりは…。
そんな動物が身近に居たら、人は、どのように扱うだろうか?
チラチラっとそんなことを考えさせながら、物語は進んで行くのだが
大変嬉しいことに登場する人物の誰もが、カッパを家族と思っていてくれるので
とても心が和み、温かい思いに包まれながら読める。
最終的にはやはり、都会はカッパにも人にも、生きるには大変な場所で
そこから模索しながら、本当の意味での共存という方向を探しあて
「良かった。一緒に頑張って行こう」で終わる(笑)
終話へと向かう所に、少し急ぎ足な感がしたが…何か作者の事情でもあっただろうか?
なによりフランス生まれの河童「ピエール」が幸せになってくれて良かった。
飼い主に捨てられ、料理店で働いていたピエールの
生真面目さに報いる結果となって「ホッ」と安心した。
でも「ピエール」が河童だから…という訳だけではなく
ピエールのように一生懸命働いていても、あまり報われない人ってのも昨今多い。
以前に京都大学が研究しているゴリラの生態番組を見て
「人間の縮図番」だなっと思ったことがあるが
それと同じでそれぞれの河童達の生態も人間の生活とさほど変わりなく見えてくる
先日、一応会社を退職することを我が社のお局「リトルミイ」に伝えた
何度かこのブログにも登場したことのある、可なりクセのある性格の御仁である。
退職はするが、別の働き方というのも模索中であることを付け加えながら
真摯に話したつもりであったが…彼女の返答は「だから?」であった(笑)
私よりも歳は下だが、勤続年数が長いので今まで我慢しながらも付き合ってきたが
流石の私も開いた口が塞がらんかった(アハハハハハ)
今まで退職する人が現れるたび、彼女とケンカ別れのように去って行った意味が
今、ハッキリと解った。本当に実の無い人って居るのな~。
「だから?」っと思ったとしても、ウソでも良いから他に反応ってもんがあるだろう
まだ河童と一緒に働いた方が、心が和む…なんて思ってしまった(笑)
いったい彼女の見ている世界はどんな世界なんだろう?
周りの人の優しさに何時までも甘えて傍若無人に振舞っていても…成長はないのに
根は優しい子だと信じていただけに、衝撃は大きかった(笑)
っと、そんな心をズタズタにされた人にお奨めの漫画である(アハハハハハ)
癒しを求めているアナタ。一読あれ~(笑)
ポチっとで、作者のヤル気でるかもです(笑)
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