満天横丁に住まう妖怪のひとり言

満天横丁に住む満天と申します
最近、猫妖怪化してきており更新は不定期ですが…
ひとり言にお付き合い頂ければ幸いです。

ご報告

2007-06-28 | 美健なハチャメチャ
前回、お騒がせ致しました「検便」の追加報告です~

まずは…ここ数日の我が家の晩飯メニューをば…



北海道ではメジャーな「納豆ソバ」です~
(納豆・きゅうり・生卵・アスパラ・沢庵・ネギ・かにかま・大根おろし)



ほいで…翌日は「納豆スパ」を食べさせまして…
(納豆・大根おろし・エリンギ・舞茸・シイタケ・えのき・のり・ネギ)

我がダンナ様は、この時点で「検便×1本」を無事終了~(ガハハハハ)

次に…「類は友を呼ぶシリーズ」をやってみました

考えた晩ご飯のメニューは「カレー」

ねっ、なんだか呼ばれて出てきそうでしょう(ガハハハハハ)

初日は普通に「カレーライス」(映像を撮り忘れた・・・)



んで二日目は…「ぶ~ば~ちゃん」に教えてもらって「カレーうどん」
(カレー・ラッキョ千切り・ネギ大量)

それでも…なかなか…2本目の検便は出なかった・・・
この「類は友を呼ぶ」作戦は失敗なのか~
色々な人に教えて頂いた「水攻め」作戦も同時進行させ
何とか「夫婦の愛の結晶を~」っと考えたが…出ない。

「トウキビ」「枝豆」「ヨーグルト」…等々を食べさせても…出ない・・・

 

ついに、明日は「人間ドック」っと言う日(27日)
我がダンナ様は…「ゲンかつぎに出たのだ~~!」(オイオイ…)

ダンナ様にとって…少~しキツ目の靴がある。。。。。
この靴をはいて会社へ行くと…なぜかウンPが出るらしい・・

「ガハハハハハハハハ」っと大声で笑う妻に
ダンナ様は…「でも…一見、ゲンかつぎの様に見えて…
科学的根拠が隠れている場合もあるよ…」などとポツリっと言う
「その科学的根拠ってナンだ~?」
またまた、鼻の穴を大きく広げてダンナ様が言うことにゃ~
「便通のツボは足にあるっと思うんだ~!」

ツボ=科学的根拠っと言い張るとは…
人間ワラをも掴む状況に陥ると…こうなるんじゃの~(ガハハハハハ)

って…訳で~颯爽っと会社へ出かけて行った~

しかし…昼になっても…夕方になっても…
ダンナ様からの「出たよ~ん」メールは来ない。。。。。

やっぱりな~っと思い…今日は何で攻めようか~っと妻が考え始めた時
ダンナ様より「今、任務完了!」っとのメールが届いた~(19:05)

こうして…長い長い夫婦の戦いは幕を下ろしたのである~

皆様には、色々と心配して様々な方法を教えて頂き「ありがとうございました」
お陰様をもちまして…今朝、我がダンナ様は意気揚々と
「人間ドック」の病院へと向かいました
(何度も・何度もカバンの中のブツ2本を愛しそうに眺めておりました)

彼にとって…今日の楽しみは…
ブツ2本を可愛い~看護師さんに
鼻の穴を広げエバって提出する時と…

メタボリックの検査の一環で若く可愛い~看護師さんに
胴回りを測ってもらう時なのだそうな~
思いのほか、ググっと近づいてきて…胴にメジャーを回すそうな~
(ガハハハハハハハ)

長年連れ添った冷めた妻の一言。
「そりゃ~アンタ、
君の胴回りがデカイんで
可愛い~看護師さんが四苦八苦しながら
メジャーを回しているんでないかい?
それって…カッコワリ~っと思うが…どうじゃ?」


それを聞いたダンナ様は…今度は…
「息を止めて腹をヘコませる練習を始めた~」

人間ドックって…大変じゃの~(ガハハハハハ)

検便

2007-06-26 | 美健なハチャメチャ
毎年、シッカリと我がダンナ様を
「人間ドック」へ行かせている
んでも毎年一回だから気休めかの~とは思うが…
行かないよりは行った方がマシじゃろうっと思って
重いケツを蹴り上げて行かせているのだ~

が…彼にとって何よりも辛いのは…「検便」なのだ~

満天さんは自慢じゃ~ないが(←結構自慢~)
毎朝出過ぎる程にシッカリとウンPが出る
それに引き換えダンナ様はシンジラレナイ程に出ない(ガハハハハハ)
一日たっても…二日たっても…三日たっても…四日たっても…
ヒドイ時なぞ一週間も後生大事に腹の中に溜めて置く

だいたいにおいて
何でもモノを大事に大事に取っておいて
捨てられないっという性格が災いしているのか
何故にウンPまで大事に取って置くのか~(ガハハハハハ)

一昨年から行き始めた人間ドックにて…
ウンPが出なくて出なくて…一度も持って行けていないのだ~

昨年なんぞ受付の可愛い~看護師さんに
「今年も出なかったんですか~」っと
泣きそうな顔をされ…ショックで倒れそうになったそうな~

「じゃかぁ~しい~! 泣かせておけばエエんじゃ~!」
(満天心の声…ガハハハハハハ)

しても…検便の代金も「人間ドックの費用」の中に入っとるで
(一瞬にして主婦の顔の満天)
「今年は何が何でも頑張るんだぞ~」っと
声援を送っている

本人は…あの可愛い看護師さんを泣かせたくない
一身でエライ早くから気合十二分なのである(笑)

机の上に検便グッズを広げ
何度も何度も説明書きを読みあげ…
椅子の上に広げシュミレーションまで演じる夫に
可笑しさを通り越し、哀れさを感じ始めた満天さんは
スクっと立ち上がった~

「私に任せろ!私が下痢ピーになる食品のオンパレードが
ダンナの便通にきっと効くはずじゃ~」

涙ぐまし~夫婦愛~

納豆・繊維質な野菜・牛乳・強力ビフィズス菌入りヨーグルト
良く噛めないとろろご飯・とうもろこし・・・・・・
そんな食事を続けたものだから…
つ・遂に…
「満天さんはエライ下痢になってしもうた~」

「どうじゃ~ダンナよ~オメ~は、まだか~~~?」
ヨレヨレ状態の満天さんを尻目に…
クマさんの様な瞳をウルウルさせて黙り込むダンナ様・・・・
「ま・まだなんだ~~~」

い・いったい…ダンナ様は…
何を食べれば出るんじゃ~~~!

それが…日曜日に急にソワソワしだしたダンナ様が
瞳をキラキラさせながら満天さんの元へ走ってきて
「満天ちゃん! 出そうだ~!」っと言い捨て
トイレへ直行したのだ~
そうして…踏ん張ること20分…
「出た~~~~~!」との歓声がトイレから聞こえて来た~

「ヤッタ~~~~!」

トイレがら嬉しそうに出て来たダンナ様に満天さんは言った
満天   「良かったの~」
ダンナ様 「うん。うん。良かった~」
満天   「で…人間ドックって何時なんじゃ~?」
ダンナ様 「えっと~今度の木曜日」
満天   「な・なに~!? あと…4日もあるじゃないか~!」
ダンナ様 「3~4日前のでもイイって書いてあるよ」
満天   「ほ~そうか。ギリ4日前じゃもな~」
ダンナ様 「そこのトコロに抜かりはない」

ダンナ様の鼻の穴が膨らんどる~ガハハハハハ

満天   「で…その…ブツは何処に置いておくんじゃ~?」
ダンナ様 「何でも…冷暗所って書いてあるな~」
満天   「この蒸し暑い我が家に冷暗所なんぞ何処にある?」
ダンナ様 「一箇所ある」
満天   「何処じゃ?」

そこで今までよりも最大に鼻の穴を膨らませたダンナ様が
腰に手を当てエバって答えた

「冷蔵庫じゃ~」

っと…言う訳で…
我が家の冷蔵庫の野菜室には…現在、ダンナ様の検便が
鎮座ましましておられるのじゃ~

ところが…今朝方…アイツ…
「満天ちゃ~ん」っと泣きそうな声を出すんで振り返って見ると…
「手に、見慣れたアノ検便容器を持っているではないかっ!」
「そ…ソレは…何じゃ~~~~?」

そうなのだ…検便は[2本]取らねばならなかったのじゃ~

まだまだ…満天家の…苦しい挑戦は続く~


リコール

2007-06-25 | 日々のハチャメチャ

昨年の10月にバイクを買いました~
その時のお話はコチラからどうぞ~→「バイクを買ったお話~」

あれから早いもので…半年の月日が流れました~(シンミリ~)
ところが…この「ホンダ トゥデイ」っというバイクに
「リコール」が発生しました~

このバイクでのリコールは2回目なのです
一度目は私が購入する前に塗装に不備が見つかりリコールとなりました
そして…この度2度目のリコールは
「スピードメーターが動かなくなる不備」が見つかったそうな~
もちろんリコールなので全面的に「無料」で取り替えてくれるのですが
バイク屋さんにバイクを持って行かなくてはならないっという
「メンドー」な一面があります

リコールの開始は4月から始まっていましたが…
何度も出向くのが「メンドー」な満天さんは
一度で全てを完了しようとジーっとしておりました(笑)

で、土曜日に
「6ヶ月点検」と「オイル交換」と「自賠責保険の更新」と
ついでのように「リコール修理」をしてもらいに
バイク屋さんまで出かけました~

「6ヶ月点検」=4,725円
「オイル交換」=525円
「自賠責保険60ヶ月」=17,510円
「リコール」=0円
しめて…22,760円也~

前回行ったあの素晴らしくステキなツツジが咲いていたゴルフ場が
一人9,000円×二人=18,000円(昼食付き)ですから~
いかに「ボッタクリ」な金額か~ってのが良く解ります
しか~し、安全を「ケチ」ってはいけないのと…
受付の男の子が「エラク、可愛かった~」ので
つい…値切るコトを忘れて…預けてしまいました~(ガハハハハ)
一泊二日のバイク君との別れ~さらばじゃ~

でも…バイク屋さんは…我が家から…遠かった~
バイクで行けばビュ~っと20分で到着したのに…
テクテク歩くと…一時間は歩く距離じゃった~
この土曜日の気温は…「30度!」

「あづい~~~~」

北海道生まれじゃなくったって…暑い。

フラフラしながら帰る道すがら…
明日、バイクを取りに行かなければならない事に
「ハッ」っと気付き…
明日も暑い中、この道を一時間かけて歩くのか~っと考えると~
気が滅入って来た・・・・
多分…思考回路がショートしていたのであろう…

帰り道にあるショッピングセンターにフラフラ~っと
入ってしまい…普段なら本屋へ直行するハズが
ナニを血迷ったか洋服売り場へ行ってしまい
なんと…今流行りの…「スキニーデニム」を手に取り
気が付くと試着室の中に居た・・・・・

スキニーデニムは中年女の履くパンツでは無い・・・
メチャクチャ細身のパンツを無理やり履いて
裾は切らずに折るか又はクシュクシュっとたわませて履くのだ

「いかがですか~?」っと声を掛ける店員の声に
仕方なく試着室のドアを開けると…
あろうことか可愛い顔をした店員さんは
「大きいですね~もうワンサイズ小さいのを履いてみて下さい」っと
言いおった・・・・・・
「いや… 見て解る様にピチピチだし…」
「お客様~スキニーはもっとピチピチで履くもんなんですよ~」
っと言いながらワンサイズ小さいパンツを持って来た…

既に…満天さんはこのスキニーデニムを履くのに
額に薄っすらと汗をかきながら最高に苦しんで履いたのだ~
「いや… 無理だから…」
「大丈夫ですって~」っと言って店員は
パンツを試着室内に置きドアを閉めてしもうたのだ~

仕方なく今、履いているスキニーパンツを必死の思いで脱ぎ
ワンサイズ小さなパンツに片足を入れ
「ウンショ~~~~」っと気合を入れてみた・・・・

その時…歴史は動いた~
「ツン・・・・・・」っと腰に軽い衝撃が走り
満天さんは…自爆したのだ・・・・・

店員さんの「お客様、大丈夫ですか~?」の声を振り切り
腰に手を当て少し前屈みになりながら…
試着室のドアから抜けだし…
恥ずかしさを誤魔化す様に床にクシュクシュに脱ぎ捨ててあった
スキニーデニムを手に
「コレ…下さい・・・・」っと言ってしまっていたのだ~!!!!

バイクのリコールでここまで出てきて
暑さに負けてショッピングセンターに入り
履く予定もなかったワンサイズ小さいパンツを履き
買う予定もなかったパンツを買い
腰を痛めてしもうたのだ~

げに恐ろしきかなバイクのリコール(関係ないって…笑)

スキニーとは「骨と皮ばかり」っとの意味あいがある
昔からあるスリムよりも
細身っといったイメージで商品を売り出す戦略であるっと言う人も居るが…
あきらかに…スリムよりもキツイ
この夏、スキニーを一枚買おうかな~っと思っている方は
履くときには腰にご注意下され~(トホホホホホ~


お局誕生~(ガハハハハ)

2007-06-22 | 会社のハチャメチャ
私の性格を自分自身で分析すると…
色々な面で両極端な性格が同居している

生真面目/社会のルールを守ろうとする几帳面な一面がある
不真面目/多少の事には目を瞑ろうぜ~的なテキトーな部分がある
両者の境目は…「他人に迷惑をかけるか、かけないか~」あたりに
漠然とそびえて立っている

全ての品が適材適所にキチンと納まっていないと許せない一面と
入らなければならない本が本箱から溢れていても平気な一面もあり

温容に構えて全てを許せる時と
刺し違えてもケンカしてしまう時もある(ハハハハ

さて…我が社には技術部のナゼかホープであり
出世頭の「ナマズ君」が居る
ナマズ君の過去記事はコチラからどうぞ~→「ナマズ君」

彼も両極端な性格を合わせ持つが私に輪をかけて「キレやすい」
が…人を見ながら冷静に「キレ」ている
社長・会長に対しては決して「キレ」ず、
課長クラス以下には「キレ」て「バカ」にした態度もとる

自己認識力が劣るので自分の事を「賢い人」っと思っている
生まれて知恵が付いて、たかだか10数年しかたっていないのに
(現在30歳…笑)
年長者からの提言には耳をかさず
かたくなに自分の浅はかな考えを押し通す頑固な男である

実はコレはこの年代にありがちな過ちなのである
事実、私も30代の頃は大変生意気であった
心配して色々と教えてくれる先輩の言葉にも耳を貸さず
自分流に物事を進め到達点は同じでも…
今振り返ってみると遠回りして居たと思う。

この不必要な頑固さが無ければ…
もっと早くに色々な事実が見えてくるのだが…
渦中の人の耳には届かないものである(笑)

30歳と言えばオジサン、オバサンの世界と若者の世界との狭間なので…
どっちつかずの不安定感がある
気分は大人、心は子供
世界が騒然としていた頃はもう少し若い世代がこの狭間であったが
社会が安定し安穏な生活を営む現在では
30代という年齢にこの状態が移行してきた

これから先、この気分は大人、心は子供の年齢は
どんどん先延ばしされて行くのかもしれない

現在、40代・50代以上の人も若い頃に
「私の若い頃はこうであった」「まったく今の人は…」
っと年長者に言われた事のある人は沢山居ると思う

思い出そう!
自分達が若かった頃も
年長者にとって脅威の存在だったことを


そして…

確かに色々と言われても
聞く耳を持たなかったが…
ナゼか今になって思い出す言葉が多い事を


と、言う訳で…年長者は諦めずに「小言」を言い続けなければならない
変に好かれようっと考えずに「怒る時は怒らねばならない」のである。

相変わらず前フリが長いの~

つまり…あまりにも「ナマズ君」が人の迷惑を省みない行動を
ここ1年ほど繰り返し、繰り返し行い
やんわり優しくサトシ続けて来たが…ついに満天さんの堪忍袋の緒が切れて
一番効果的な大勢がいる事務室内で怒鳴ったのである
(ガハハハハハ)

「いいかげんにしろ!
人の迷惑を考えろ!」
と…

私は昔…舞台演劇をやっていた事があるので
マイクなしでも十二分に事務室内に怒声が響き渡ったのである~

もちろん、ナマズ君は
この事で自分の行動を正す様な素直な一面を持ち合わせていないので
馬耳東風であるが…何時の日にか思い起こす場面も巡ってくるであろう
必ずやった事は自分に返ってくるものだから…(笑)

問題は…
まだ20代の初々しい素直な男の子達も同じ事務室内に居た事である
私がナマズ君を怒鳴った瞬間…
数人の20代諸君の背筋が数センチ伸びた(シャキーン!)

なにせ…ココの会社で始めて怒鳴ったのだから
あの温和な何時も優しい満天さんが何かに怒ってる!!!!!
っと驚いたらしく…その後…私が何か行動しようとすると
何かお手伝いしましょうか?的な緊張感が漂うのだ~
(ガハハハハハハハ)

しばらくはこの緊張感も持つであろうから…
せっかくだし…色々と…使わせてもらおうかねぇ~

夕凪の街 桜の国 作:こうの史代

2007-06-20 | 漫画紹介


広島のお話です
原爆から10年…
一時は100年はペンペン草も生えないだろうっと言われた街も…
道端に草が生え、人々が日々の生活を営んでいます

「夕凪の街」

主人公は「平野皆実」(ヒラノ ミナミ)
母と二人で立ち退きを予定されているボロ長屋に住んでいる

あの…広島に原爆が投下された昭和20年8月6日午前8時15分…
それから数時間後、皆実は行方不明の父と母、姉と妹を探して街をさ迷った

疎開先の叔母の家に預けていた弟の旭(アサヒ)は無事であった
数ヵ月後、旭は叔母の家に養子に出される
救護所で別な生き物の様に顔が腫れあがっていた母と出会い
翌日には姉とも出会えた

父は職場で被爆し、
妹は遂に見つからなかった

あれから…10年経って人々は何事も無かったかの様に生活を営む
皆実は思う…
ぜんたい この街の人は 不自然だ
誰もあの事を言わない
いまだに訳が解らないのだ
解っているのは…
「死ねばいい」っと誰かに思われたということ
思われたのに生き延びているということ
そして…一番怖いのは
あれ以来…本当にそう思われても仕方のない人間に
自分がなってしまったことに
自分で気付いてしまうことだ


皆実は家族を探しに街へ出て
沢山の「助けて下さい」っと言う声に答えることが出来なかった
同級生も見殺しにした
何人もの人を見殺しにしてしまった
それに…死体から履けそうなゲタを盗った。
それらの行為が、あの風景から10年経っても
皆実を逃れられないように縛る。

一人の男性が皆実に好意を寄せてくれた
でも…皆実は「自分は幸せを望んではいけない」っと思ってしまう
抱きしめられても…あの川にうず高く折り重なる様に倒れていた
死体の山が見えるのだ

それでも好意を寄せてくれている人は
ゆっくりと皆実の心を解きほぐしてくれる
まだ…亡くなってしまった人の分まで懸命に生きようとは思えないが
幸せを望んでも良いのかもしれないっと思い始める

そんな時、皆実の体を死の病が襲った

あの日の翌日に出会えた姉は
あの日から2ヶ月後に倒れた
紫のシミだらけになって、時々突然殴りかかったり
叫んだりしながら逝ってしまった

皆実が寝込んでから…
母も皆実も一言も姉の話をしなくたった

死に際に皆実はヒッソリと思う

嬉しい?
十年経ったけど…原爆を落とした人は私を見て
「やった!またひとり殺せた!」っとちゃんと思うてくれとる?
ひどいなあ
てっきり私は死なずにすんだ人かと思ったのに…

昭和30年9月8日皆実は23歳で殺された。

「桜の国」
叔母さんに預けられていた旭君の子供、七波が主人公のお話です

皆実の弟の旭は、被爆者の京子さんと結婚して
七波(ナナミ)と弟の凪生(ナギオ)の二人の子供に恵まれました

被爆者の京子さんも亡くなり
その後、お婆さん(皆実の母)も亡くなって行きます

凪生君の結婚話に
「被爆者の子供と結婚はさせられない」っと言われます

その頃、父である旭が散歩と称して2~3日戻らない日が続きます
不審に思った七波は父の後をつけて行くのです

その年は丁度、旭の姉の皆実の50回忌の年でした
旭は姉の供養の為に姉の事を知っている人達の元を巡り
昔の話を聞きに回っていました

父の後をつけていた七波は始めて色々な事情を知ります

七波は思います

母さんが38で死んだのが原爆のせいかどうか
誰も教えてくれなかったよ
おばあちゃんが80で死んだ時は原爆のせいなんて
言う人はもういなかったよ
なのに…凪生も私もいつ原爆のせいで死んでも
おかしくない人間とか決め付けられたりしてんだろうか…。

それでも…自分はこの両親を選んで
生まれてこようと決めたのだっと七波を考えるのです

最後に父の旭が七波に言います
「お前は姉ちゃんに似ているから…
お前が幸せにならなきゃ、姉ちゃんが泣くよ」っと

そんな…100ページにも満たない漫画のお話です

私は広島へも長崎へも行った事がありません
学校の授業で原爆の事は習いましたし写真も見ました
「凄いな~」っと思っていました

前に勤めていた会社に広島出身の男の子が居ました
彼は元ヤンキーで任侠映画が大好きな普通の子です
その彼が…朝、両手を合わせて黙祷をしている姿を見ました
私は笑いながら彼の背中をポンっと叩き
「ナニやってんの~?」っと声をかけました
彼は少しビックリした様子をみせながら
「今日は8月6日だから…」っと言いました
子供の頃から原爆投下のあの日、あの時刻が来るたびに
黙祷を捧げて居たそうです
私が始めて生の原爆に触れた瞬間でした

広島に飛んできた飛行機はB29で
積んでいた原爆の名前は「リトルボーイ」っと言います
ふざけた名前です

大人達は、もっと学んで子供達に伝えなければならない事が
沢山あるような気がします

そんなに悲しい漫画ではありません
絵も少し昔風な絵柄です
粛々と一家族の3世代が語られていきます
機会があれば読んでみても損にはならないっと思います

毎年、黙祷を捧げていた広島の彼からお手紙が届きました
長年付き合っていた同僚の女の子と結婚するそうです
色んな事で悩んでいたそうですが…やっと一歩踏み出すことに決めたそうです
良かったね。おめでとう!

梅酒の記憶

2007-06-19 | 食い物のハチャメチャ


我が家で10年前に漬けた「梅酒」が遂に底をついたので…
先週の金曜日、会社からダッシュで帰って来て…
10年ぶりに「梅酒」を漬けた

1kgの「南高梅の青梅」を水洗いし丁寧に水気をふき取り
爪楊枝で青梅のヘタをチョイっと取り
広口のビンに氷砂糖1kgを
青梅入れて氷砂糖をいれて~っと交互に敷き詰め
そこにドバ~っとホワイトリカー1.8Lを入れて終了。
この作業工程においても十二分に青梅の爽やかな香りに包まれる

冷暗所に保存すると漬け初めてから3ヶ月後には呑める
が…美味しく飲むには1年位経った頃からの梅酒が一番ウマイ!

我が家では食前酒としてチビチビ飲むので
一度漬け込むと10年はもつ(アハハハハハ)

さて…この梅酒を漬ける広口ビンの蓋に
漬け込みの年月日を書いた紙を貼るのだが…
何時も私はココにその日の出来事をチロっと書く。
今回は…
漬け込み日 ’07年6月15日
ダンナ様、赤坂の料亭へ行く
っと書いた(笑)
毎年我が家のダンナ様は会社の某寄り合いで美味いモノを食いにいくのだが
今回はチョイと散財して敷居の高い赤坂の料亭でも行ってみようか~
ってな話になったらしい
どうも…女子衆も手配しているらしく…
顔はそんなに楽しみではない雰囲気をかもしつつ…
足取りだけはスキップを踏みながら出かけて行った(ガハハハハ)
さて…ブログネタになりそうな話を拾って帰って来れれば良いが…(笑)

今回話そうっと思っているのは10年前の梅酒の蓋の話である
ここには…年月日と一緒に消えそうな文字で
「道に捨てられた…泣」っと書いてある

一瞬「?」っとなったが…即座に記憶が蘇った
っと同時に口もとが笑う
懐かしい話なのでブログにも記憶させておこうか~

10年前の今頃の日曜日。
やっぱり梅雨の中休みと称して必要以上に天気が良く
気温もグングンと上昇した日だった

所用で出かけなければならないダンナ様を車で送って行くっとあいなった
普段行きなれた場所ではなく
始めての道の始めての場所にダンナ様を送り届け
帰りは一人で自宅まで車を運転して帰ってくるっという段取りである

私は…実は…「エライ…方向音痴である…」
ゲーム内のダンジョンは一度通ると脳に焼きつき
迷子になることは一回もないが…
こと…実社会となると…何度通っても迷子になる

そこで、帰り道を心配したダンナ様が紙と鉛筆を私に持たせ
ダンナ様が運転している道筋を地図に書かせるっという暴挙に出たのだ

もう一つ言わせてもらえば…実は私は…
「地図が読めない…」
ゲーム内の地図はスラスラと読めるのであるが
実社会の地図は見るだけで眠くなる
よって…読めないモノは…描けるハズもない

ボ~ッと外を眺める満天さんにダンナ様が心配して声をかけた
「ちゃんと地図を描きなさいヨ」
「ん」
っといいながらもボーッと外を眺めている満天さん
「ナゼ地図を描かない!?」
「いや…ここまでは知ってるから…」
「知ってても描きなさい」
「ん」
の押し問答が始まり…珍しくもダンナ様が…「キレた…」

で…急に車を路肩に止めて
「降りろ」っと言うので…満天さんは車を降りた
車は乾いた爆音を響かせながら立ち去り…
熱気の立ち昇る道路に満天さんは一人取り残されたのだった~

ミミズが数匹のたくった絵が描かれている紙を手に
満天さんは捨てられたのである…。

イライラして運転していて事故を起してはマズイとの配慮から
ダンナ様はイライラの原因である満天さんを捨てたらしい…
それに…「ここまでは解る」っと言った満天さんの言葉を鵜呑みにして
何とか家には帰れるであろうっと判断したらしい…

が…一人取り残された満天さんは…
「見事、迷子になっていたのだ~~!」

女はイライラすると…買い物に走るクセが時々出る
この時、無性に腹が立った満天さんは…とんでもない暴挙に出てしまった~

しばらく…さ迷い歩いて見つけた八百屋にて…
青梅×1kg、氷砂糖×1kg、ホワイトリカー1.8L×1本
広口ビン×約1kgを
買ってしまったのだ~~~!


都合4.8kgの物体を持ちながら…迷子になっていたのである。

まぁ~一応、大人だし…
八百屋のおじさんや通行人に道を尋ねながら…
重い荷物を持ち1時間以上さ迷い歩くも…
何とかバス停を見つけ、バスに乗って帰ったのだった~
自宅に無事に帰り着き無言で「梅酒」を漬けたのであるが…
その日、作ったのはこの「梅酒」のみ…
その後、フテ寝してしまったのでダンナ様が帰って来たのも知らない(笑)

結婚して20年。
数える程しかケンカはしないが…
10年前の梅酒の記憶のお話である

最近はカーナビが車に付いているので大変助かっている
時々…カーナビの指示通りに曲がったつもりなのに…
カーナビが「リルートします」っと私が間違って曲がった事を
やんわりと指摘する
よって…カーナビとケンカをする私なのであるが…
カーナビ様のお陰か…
アレ以来道順についてはダンナ様と一度もケンカをしていない(ガハハハハハ)

花生カントリークラブ

2007-06-18 | ゴルフ・旅行のハチャメチャ


コレ、このピーカンな天気を見てくれ~~!




んで…つつじもキレイじゃろう~




川も流れているんじゃぞ~




いざ!勝負じゃ~!


キレイな所じゃろう~
コレが…会社を休んで出かけたゴルフじゃ~
(ガハハハハハハハ)


6月12日(火)千葉県の「花生カントリークラブ」へ
ダンナ様と一緒に会社を休んでゴルフへ行ってきたのだ~
会社へは…「腰痛の為に病院へ行く」っと言ったのだ
・・・・・・・・(フフフフ)

朝からピーカンなんで…タ~っぷりと「日焼け止め」を塗った
塗って、塗って・・・塗りまくったぞ~

が…明けて、会社に行ったら…皆に
「オメ~日に焼けて…昨日の休みゴルフへ行っただろう」
っと…言われちまった…バレバレじゃんか……

「47」+「51」=98
いや~パターが入らなかった~(泣)
何故か左に切れてカップの横を素通りしやがる。
何度、右目に打っても左にス~っと切れてゆく。
ほいで「うん~~~~」っと悩んでいたら
「ウグイスにフンをかけられたんじゃ~」

頭冷やせよ~の意味だったのであろうか?
(意外に冷たかった~)
それとも…日焼けに注意せ~よの意味だったのであろうか?
(注:ウグイスのフンは美白化粧品となるのだ~)

…どちらにしてもエラくご機嫌に
「ホ~~ホケキョ、ケキョケキョケキョ」っとやっとった~

思い起こせば春先に
あまりにヘタクソなウグイスが居て…
「ホ~ホッケ・・・・・キョキョキョ」とかやりおって
何度もドライバーショットのタイミングをズラされたもんだが…

しかし、私は「頑張れよ~練習して上手くなれよ~」っと
口笛で「ホ~~ホケキョ」っと演奏して、こうやるんだぞ~っと
応援していたのに・・・・・
(ダンナ様が言うには…あまりにも私の口笛がヘタクソで…
今度来たらフンをかけてやるぞ!っと狙っていたのではないか~?っと
言うのだが………んな…バカな…ねぇ~)

どちらにしても…人様にフンをかけるだなんて…
そんなコトではステキなお嫁さんなんぞ貰えんぞ~
っと言ってやったが…果たして…夢中に飛んでいる彼に
そんな言葉は届いたかどうか~(ガハハハハハ)

最近は「ゴルコン」なるものが流行っているようで~
ゴルフをやりながら合コンをやるのだが…
男2人に女2人の4人でスタートし
男女のペア2人で一個のボールを打ち合うものらしい
ゴルフをやり始めたばかりの女性に教えながらコースを巡る
っという…ゴルフ好きの男性にとっては…
エライ面倒な合コンだと思うが…
それでも頑張る若い男性もウグイス君と同じで必死なのかの~(笑)

くれぐれも…女性に「フン!」っと言われない様に
最後まで優しく教えるのだぞ~忍耐勝負じゃ~
(ガハハハハハハ)



お食事中の方はスルーしてネ!

2007-06-15 | 美健なハチャメチャ
先日行ったゴルフ場にて
満天さんは…丁度満天さんの頭上を通りかかった
「ウグイス君」「ウンP」をかけられた
(丁度カートの横に立っていた時にベチャっと帽子に衝撃を感じたので
帽子を取って見てみると…見事にやられてしもうた~)

実は…その数週間前に…
会社からの帰り道…「バイクでビューっと走っていた」
満天さんの頭上の電線でくつろいでいた
「カラス君」に…やっぱり「ウンP」をかけられていた
(本当にビューっと走っていたのだ!なのに…ヘルメットの前が
見えなくなる程に大量のフンをかけられてしもうた~)

私は、これと同じコトを数年前にも一度経験しているのだ
一度ならずも…二度までも…同じカラスじゃ~あるまいの~(クッソ~!)

これを「ウンP」「悪い」と見るか「良い」っと見るか~
ソコが「ウンP」の別れ道じゃ~
(…がグリーンジャンボの宝くじは見事に惨敗じゃった~


この事実をダンナ様が見て…
ウグイス君のフンは顔に塗れだの~
バイクで走っていてカラスにバカにされているだの~と、
腹を抱えて笑うので…
…ここでダンナ様の事件も記載してやる・・・
「ガハハハハハハハ」



関東エリアにお住まいの方は知っていると思うが…
上記写真は「アサヒビールのビル」なのだ~
隅田川沿いにこのビルは建っている
上にモヤモヤ~っと乗っている黄色い物体は
どうやらビールの「泡」をイメージしたオブジェらしい…
が…東京に出て来て始めてコレを見た満天さんは
迷わず「ウンPビル」っと呼んでいる(アサヒ関係者の皆様、ごめんなさい

昨年の夏。
仕事でダンナ様はこのビルへ向かった
ちょっとした用事を済ませれば終わりなので
その後は何か美味いものでも食いに行こうぜ~って事で
満天さんも同行したのだ

車で待つこと30分ほど
ほどなくダンナ様が車へお戻りになった~
「さて、何を食べに行こうか~?」っと言いながら車を走らせるダンナ様
「そうじゃね~ナニがイイかね~」っとシッポを振りながら答える満天さん
が…ほどなく…「ぷ~~~ん」っと車内が黄色くなった~
窓を開けて走っていたせいか~?っと思い窓を閉めると
「ぷ~~~ん」っと益々強烈に車内が黄色くなった~
オカシイ・・・・
夫婦は無言でお互いを疑った・・・(エライ臭いオナラをしやがって。。)
・・・・・・・・・・・
「満天ちゃん…いったい何を食べたらこんなに臭いオナラになるの?」
っと先にダンナ様が車内の無言の均衡を破った~
「え?ウソ~私はオナラなんかしてないよ」
心の中でオメーだろうが~っと思いつつ少し声を尖らせる満天
「???????」
何やら…考え込むダンナ様…。
その時「あっ!」っと叫んでダンナ様は急に路肩に車を停めると
ダッシュで車から降り靴の裏を見ている~?????

「なんと彼は、うんPビルのトイレで
他人のうんPを踏んづけて帰ってきたのだ~!」


「いや~何か臭いトイレだな~っと思ったんだけど…
少し薄暗かったし…気がつかなかったよ~

その後はダンナ様の靴裏の清掃及び車内清掃にあけくれ…
食事どころの話ではなくなった~
それでも…しばらくの間、臭かった~(アハハハハハ)

さて…今日は週末。
皆様にも「ウン」が付きますよう~に(笑)
楽しい週末をお送り下さいね~
「ガハハハハハハハ」

どうして辞めちゃうの~

2007-06-13 | 会社のハチャメチャ
来月7月13日祝!一周年を迎える我が「満天ハチャメチャ日記」
あと…丁度、一ヶ月ですね~
しかし…早かったな~(などと感慨にふける~ガハハハハハ)

実は…この「満天ハチャメチャ日記」
1年という期限付きで始めました~
普通…ブログを始める時は…
出来るだけ趣向を一本に絞り
沢山の方に読んでもらおうと試行錯誤をするもんですが
この「満天ハチャメチャ日記」は色々な事を沢山載せて
出来るだけ少ない人に読んでもらいたい~ってな
ヘンテコリンな希望の元に始めました~(アハハハハハ)

一年経過しようとしている「今」
始めに考えていた状況から少しずつ変貌を遂げ
「満天ハチャメチャ日記」自体が生き物の様に歩み始めて来ています

予定は予定として一年で完結したいと言う気持ちと
せっかくブログを通して沢山の方と知り合えた喜びもあるのに…
ナゼに辞める必要があるのか?っという思いがブツカリ合っています(笑)

予定外の事と言えば…
まず、こんなにコメントを頂けるとは思ってもみなかった~って事。
それと…
「会いたいね~」っと思ったり、思われたりする様になった事。

コメントに関しては…
意外の何ものでもありましぇ~ん(ハハハハハ)
いや~本当にさ~(ガハハハハハ)

コメントしづらい文章も沢山載せているのにも関わらず
無理して足跡だけでも入れてくれる人も居れば
私の知らなかった情報を色々と提供してくれたり
勇気や元気をくれたり…
しかも…これだけのコメントの中に…批判のコメントが一回も来ていない。。。
気を使ってくれて居るのか…
はたまた呆れてスルーしてくれているのか…
驚くほど、ステキな素晴らしいコメントに溢れています

しかも…この傍若無人なブログの管理人である「満天さん」に会いたい~!
っと言ってくれる既得っと言うか…怖いモノ見たさと言うか~
そういう不思議なお方が多々現れて来たって事にも驚いているのだ~(笑)

満天さんは…47歳の普通のおばさんです(ガハハハハハ)
仕事と家事を両立し、毎日が戦争の様に忙しい日々を送ってはいますが…
それが楽しくってしょうがない「おばさん」なのです(笑)

そんな「おばさん」に会って何がしたいのか~???
(ガハハハハハハ)
っと…不思議に思ってますのです(笑)

…っとまあ…迷いが生じているっという
正直な気持ちを書いてみました~
(ガハハハハハハ)


さて…表題の「どうして辞めちゃうの~」は私の事ではありません(ハハハ)

本社の新人さんが最近定着しないんですよね~
3ヶ月ほど前に3人の新人さんがドバーっと辞めてしまって
4人補強で入社したんですが…
それがまた…4人とも辞めるそうなのです~
「ナゼ~????」
これで…今年に入って7人
昨年でも十数人…入っては辞め、入っては辞めを繰り返しています
部門は営業事務と技術CAD
原因は…
営業事務には「可愛いリスちゃん」が居て
技術には「ギャオス女史」が居ること

「可愛いリスちゃん」
私が一番なの~
顔だって可愛いし~私が一番仕事も出来るし~
私を一番に考えてくれなきゃ~嫌なの。
ミスがあっても私は関係ないの~絶対に私じゃないもん
新人のあの子は仕事が出来ないから~
あの子がやったに決まってる~
だって…私がミスするハズがないじゃな~い(オホホホホホホ~)

「ギャオス女史」
何で噛み付くかですって~!!!!
だって私が悪いハズがないです!!!!
どうして私ばっかり叱るんですか~!!!
なんで私ばっかりに言うんですか~!!!
私は何にも悪い事なんかしてないです!!
ギャ~(注:泣き声)
私を敵に回したら怖いわよ~
だって何でも社長に報告してやるんだから~

この2名が…問題児っと解っていても…
誰も…何も…出来ないし…しないので…
入っても、入っても…繰り返し辞めて行くのだ~

本来この二人を押さえつけるハズの大局「西太后」様は
仕事を減らされ僻地に追いやられているので…
解っているし見えてもいる女子社員の攻防に一切手を出そうとはしない
「私には関係ないわ~勝手にやれば~」っと言っている~

今日も本社とは遠く離れている満天さんの元へ
辞めていく新人さんからコッソリとお手紙が来る

「短い間ですがお世話になりました
色々と教えて頂き大変感謝してます
工場の皆さんは仲が良くって羨ましかったです
ありがとうございました」

……別れというのは…本当に悲しい…

どうか再就職先が早くに見つかり
元気にお仕事が出来ますように祈ってます

オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ

2007-06-08 | 美健なハチャメチャ
  

オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ
な~にを隠そう~この長ったらし~お名前は
池田理代子原作漫画「ベルサイユのばら」の主人公さんどす~

このマスカラは
「けいさんのブログ」で以前に紹介されていた物です~

マリー・アントワネット様もあるんどすが~
私が買ったのはオスカル様~

マリー・アントワネット様のタイプは
あなたの睫毛を
限りなく長く
永遠に愛らしく
そして…アントワネット様の香りがするそうな~


んで…私が買ったオスカル様は~
あなたの睫毛を
限りなく長く
果てしなく深く
そして…オスカル様の香りがするそうな~


この…マスカラを…ひっそりと買った満天さんは…
しばらくは怖くって使えなかったのだ~
何故って…オスカル様の睫毛を見てもらえれば解ると思うが…


「こ・こんな凄いバチバチ睫毛のオメメで
会社へ行ってもよいもんか?」
っと
一人、悶々と悩んでいたので、あ~~~る


昨日…せっかく買ったんだから…使ってみようか~
っと意を決し!(ナンで意を決しなければならんのか~笑)
普段、使ったコトのない
ビューラー(睫毛をクルリンと上に向ける器具)を使い
このオスカル様のマスカラを使ってみたさ~

一度目…「ん?」
二度目…「おおおお~~~~」
三度目…「きゃ~~~~」
(だいたいマスカラってヤツぁ~重ね塗りするもんどす~笑)

「ダマにならずにグングン睫毛が伸びて行くのだ~!!!」
(情けないマスカラは睫毛の毛先が丸くなるのだ~)

ほ~。凄いもんだの~。
っと…ひとしきり感心して会社へ出かけてみた~(ガハハハハ)

会社に到着して人前に出ても
誰も、な~んのリアクションもしてくれん

そうじゃろう、自分で思っているほど、世間は自分を見てないもんじゃ~

その後…オスカル様のマスカラをしているコトを忘れて
仕事に没頭していると…

「お前、今日は眠そうな目してんな~」っと
会う人、会う人に言われ始めた…(?)

いや…別に…眠くはないが…
そういえば…まぶたが重いが…????

「ハッ!!」っと気付いた満天さんは
急いで鏡の前に走って行った~~~~

鏡の中の満天さんは…なんだか…眠そうな目をしちょる~
よ~く見つめると…

長く、重くなった睫毛を
グッと持ち上げなければならないハズのまぶたが…
持ち上げるのを諦めているのだ~

歳を取って力がなくなったまぶたが

「もう~これ以上は持ちこたえられませ~ん」
っと、両手をダラーンと下げている状態だった~


満天 「おい!まぶたどん!しっかりせ~よ~」
まぶた「勘弁してくれろ~。アッシにはもう力がありまへんがな~」
満天 「ナニを情けない事を言っとんねん!シャキンとしてみ~」
まぶた「満天はん…あんさん、歳を考えなはれな~オヨヨヨヨ~」
っと、まぶたどんは泣き出した~

が…ここで諦めては女が廃る~

ってな訳で…今日からまぶたどんを鍛えるために
毎日、ダンベルマスカラを引っさげて
会社へ行く満天であった~
(ガハハハハハハハハ)

ダンベルマスカラを付けた「片目」だけを写真撮影してみたが…
映画リング出演の貞子の様な目になってしもうた~(怖い!)
睫毛にピントが合わず、睫毛が一本も無い目に映るのだ~
流石にココに満天貞子は載せられんかった~