満天横丁に住まう妖怪のひとり言

満天横丁に住む満天と申します
最近、猫妖怪化してきており更新は不定期ですが…
ひとり言にお付き合い頂ければ幸いです。

映画 デジャヴ 感想

2009-05-27 | 映画・ドラマ紹介

2007年8月発売のDVDだから…少々古い。
ジェリー・ブラッカイマーがプロデュース。

ブラッカイマーのプロデュースした作品を、私はかなり見ている
「キャット・ピープル」「フラッシュダンス」「ビバリーヒルズ・コップ」
「トップガン」「アルマゲドン」「クリムゾン・タイド」「ザ・ロック」
「60セカンズ」「パイレーツ・オブ・カリビアン」「ナショナル・トレジャー」
など、作品多数のヒットメーカーである(笑)

デジャヴというタイトルから…
「あれ?ここ一度来たことある~」ってな、あのデジャヴを想像するが
本作品とは、微妙に…関係がないんじゃないかと…思う(笑)
あっ、まて。遠く考えれば……。ん~~~~~。(考え込む満天)

この映画。むちゃくちゃ面白かったので…
まだ見ていない人は是非見て欲しいのだが、
ちょいと、ストーリーを紹介するのが難しい
私の中では、星5個がマックスだとすると4.5個の評価を出したい映画なので
なんとか巧く紹介したいのだが…
ネタバレしてしまうと、楽しみが半減以下となってしまう映画なので
む・難しい。でも、紹介したい~(ハハハハハ)

この映画は
海軍関係者が、久々に家族と対面をし幸せに満ち満ちた家族達の笑顔から始まる
家族達は思い思いに久々の出会いを喜び、全員でフェリーへと乗り込む
多分、船上でパーティが催されるのであろう
子供達の合唱団も乗船し、先生が忙しそうである
汽笛が数度鳴らされ、フェリーはゆっくりと岸から離れる
さあ、これから楽しいパーティの開催である

そこで突然フェリーは爆発炎上し、乗客543名が死亡する
捜査官の一人ダグ(デンゼル・ワシントン)の類稀な着眼点から
様々な証拠物件が発見され、この事件がテロであることが判明する

ここまでは、第一段階。言えば普通に、事件と捜査の状況が映し出されている
淡々と淡白すぎる映像が流れるので、ココらで我が夫は少々寝てしまった
が…この映像を深く心に刻んでおくと、後々とても面白く楽しめる

次の第二段階で現れてくるのは、ある「監視システム」
政府が極秘裏に開発したシステムなのだが…このシステム。
通常の監視システムとは、モノが大きく違う
今から「4日前の映像」を見ることができるのだ

見る場所は、家の中でも、地下室でも、「たった一ヶ所だけ」
ただ、360度どの角度からでも、見たい映像を自在にズームして見ることができる。

新型監視システムを製作したら、思わぬ副産物を手に入れたってなシステムなのだ
まだまだ試作段階品なので、問題点がある。
情報処理に100時間かかるので4日前の一箇所だけの映像しか見られない
巻き戻してもう一度とかも出来ない

大変重要になってくるのは、何処を見るか?である
一度見てしまうと、巻き戻し不可な分、同じ日の他の場面は見ることが出来ない

この、もの凄いことが出来るが…何でも出来る訳ではないという設定が
とてもこの映画のストーリー展開に、良い味を出している

しかし…ダグ(デンゼル・ワシントン)の鋭い観察力は
このシステムから、もっと違ったことを見つけ出す

そうして第3段階が幕を開けるのである

星5つに満たなかった、マイナス0.5の理由は
最後に肌がザワっとなるほど騙されたもんで…「ケッ」っと思った評価である
(アハハハハハハ)

ところで「デジャヴ」体験について面白い記述があったので載せておく
「よく旅行をする人はデジャヴを頻繁に体験する」
「年を取るにしたがって、デジャヴ体験が少なくなる」
「革新的な人間は保守的な人間より、多くのデジャヴを見る傾向がある」
「多くのデジャヴ体験は非日常的な場所ではなく、ありふれた日常で起こる」

また、疲れが溜まっていると、脳が間違った信号を送ってしまい
以前に見たとか体験した事だと錯覚してしまい起こる現象だとも言われている

確かに…最近は年をとったせいか、デジャヴを経験していない
年をとって、なおかつ保守的になったってことか?(笑)

以前にNHKで見たのだが、どんな世代のどんな経験をした人でも
楽しい思い出が6、中くらいな思い出が3、辛く悲しい思い出が1となるそうな
嫌な記憶をサッサと消し、楽しい思い出をセッセと貯める作業を
人の脳は自動的にやっているようだ(面白いの~)

デジャヴになるのかどうかは解らんのだが…20歳の頃、私は夢を見た
北海道に住んでいる私が、東京在住の人と結婚する夢だ
ガッシリとした体躯の優しい人だと解るのだが、どうしても顔が見えない。
記号のように、11歳年上。血液型O型。世田谷。と浮かんで目が覚めた。

現在、結婚している私の夫は
北海道出身だが、大学から東京に出て、そのまま就職している
私よりキッカリ11歳年上で、血液型はO型
出会った時は横浜に住んでいたが、私が夢を見た頃は世田谷に住んでいた
夢を見たのが私が20歳の頃、出会って結婚したのは、それから8年後である

これってきっと、前世からの「絆」だよね(笑)
今が幸せだから、そう、信じておこうと思う(ハハハハハハ)

おっと、ノロケて忘れてしまったが
この映画デジャヴ。面白かったので是非ご覧くだされ

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少年サンデー・少年マガジンと鬼太郎の切手

2009-05-22 | グッズのハチャメチャ
日本郵便から「週間少年漫画50周年」を記念し発売された切手である
 
 「週間少年サンデー」            「週間少年マガジン」

まずは、「週間少年サンデー」から





(1) 赤塚不二夫作「おそ松くん」1962年~ 
(2) 白土三平作 「カムイ外伝」1965年~
(3) 藤子F不二雄作「パーマン」1967年~
(4) 古谷三敏作 「ダメおやじ」1970年~
(5) 藤子不二雄Ⓐ「プロゴルファー猿」1975年~
(6) 楳図かずお作「まことちゃん」1976年~
(7) 小山ゆう作「がんばれ元気 」1976年~
(8) 高橋留美子作「うる星やつら」1978年~
(9) 石ノ森章太郎作「サイボーグ009」1979年(少年マガジン他にも掲載)
(10)あだち充作「タッチ」 1981年~

お次に「週間少年マガジン」から
 週間少年マガジン





(1) 平井和正原作、桑田次郎画「8マン」1963年~
(2) 梶原一騎作「巨人の星」1966年~
(3) 水木しげる作「ゲゲゲの鬼太郎」1965年・1967年~
(4) 赤塚不二夫作「天才バカボン」1967年~
(5) 梶原一騎原作、ちばてつや画「あしたのジョー」1968年~
(6) 梶原一騎原作、辻なおき画「タイガーマスク」1971年~
(7) 梶原一騎原作、つのだじろう・影丸譲也画「空手バカ一代」1971年~
(8) 梶原一騎原作・ながやす巧画「愛と誠」1973年~
(9) 矢口高雄作「釣りキチ三平」1973年~
(10)柳沢きみお作「翔んだカップル」1978年~

年齢が年齢なもんで…全部読んでいる(笑)
だもんで、とっても懐かしい
好評につき、平成21年5月22日(金)「週刊少年漫画50周年II」が発売され
作品の解説帳などを収めた切手解説帳の発行も予定しているそうな
今回、Ⅱの発行と共にⅠも再度発行するそうなので
興味のある方は郵便局へ行こう~(笑)

おまけ




上のマガジン連載時の鬼太郎と比べてもらえば解るが
ほんと、オドロオドロしい絵と内容だったもんで、昔はあんまり人気がなかった
最初は「墓場の鬼太郎」として、墓場から生まれた子として漫画紙上に登場
楳図かずお「おろち」(1969年~少年サンデー連載)と同じくらいに恐かった
今ではこんなに可愛くなって、人気者である(笑)

蛇足ではあるが…
「跳んだカップル」…それぞれが結婚し、それぞれが子供を産み
その子供達がまた、三角関係に陥る漫画もあるらしい(笑)
「跳んだカップル」のメンバーは50歳だそうな
ちなみに…「サイボーグ009」の島村ジョー様は今年5月16日で45歳だとか…
ウソ言っちゃ困る。私が小学生の時に既にお兄さんだったぞ
多分、本当は還暦過ぎてると思う(笑)

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ケッ。。。ってなお話(笑)

2009-05-21 | 日々のハチャメチャ
その①

やっと横浜市から定額給付金のお便りが届き、やれやれと思っておったら…
(その時のお話はコチラからどうぞ~)
またも、横浜市からお便りが届いた

「あれ~私ってば、なんか間違ったかの~」と思い、中を見てみると…

「横浜緑税徴収のお便り」
緑豊かなまち横浜を次世代に継承するために
「樹林地を守る」「農地を守る」「緑をつくる」の3つの分野からなる
横浜みどりアップ計画の新規・拡充施策に取り組むために…
市民税がUPするらしい…しかも、平成25年まで増税は続くらしい…

樹林地の多くが私有地のため、相続等でやむを得ず手放すときは
横浜市が買い取るそうな~

緑を守るためって言われりゃ~支払い渋るのもなんだが…
定額給付金のお便りの後にスグ、コレが届くってのもいかがなもんかね(笑)

その②

我が社の「隣のケンケン」が定年退職した
※隣のケンケンについては…コチラからどうぞ~
ま、ボケキャラってこともあり、何時もアチコチの部署で迷惑をかけているので
送別会の参加を呼びかけたが、集まった人数は少なかった
送別会っていうのは、人数が多けりゃイイってもんでもないのだが
女子の参加が私とリトルミイだけなもんで…それじゃ~寂しかろうと
本社の20代女子を誘った。実に快く了承してくれ良かったっと思っておったら…
リトルミイが突然怒り…私を完全無視しだした…

何故?っと思ったら…今回送別会で会計を任されていたリトルミイは
突然本社女子1名の参加に臨機応変に対応出来ず…怒ったらしい…(?)
よく解らん(ハハハハハハハ)
居酒屋での飲み会に1名増えるのって、そんなに怒るほど大変かね?(笑)

結局、20代女子の参加により、
隣のケンケンも若い男性社員も大いに盛り上がった(ハハハハハハ)

っと…実に楽しい宴となったのだが…リトルミイ一人が
「本社女子が参加して場がシラケたでしょう?」っと聞いて回っておった…
いや…君が場を盛り下げておるんだよ…とは、誰も酒の力を借りてすら…
言えんかった(全員、誰よりもリトルミイさんが恐い…笑)

その③
年に一度のマンションオートロック暗証番号変更のお知らせが来た
昨年、暗証番号をコロっと忘れてしまい、大変困った事件があったので
※その時のお話はコチラからどうぞ~
今年こそは忘れまいぞ!っと、張り切って覚えた

ずぅ~~~っと、呪文のように唱えておった。。。。。。。

昨日、隣のケンケンの送別会から帰って来て
オートロックを解除しようとしたのだが…
新しい番号は思い出せるのに…
古い暗証番号が出てこない…

オートロックの暗証番号が変更になるのは、来週からである。。。。

夜も遅いので…誰も帰って来ない。
仕方がないので恥じを偲び、我が家のインターホンを呼び出した

満天「こんばんは~。満天と申しますが~」
夫 「どうしたの?」
満天「あの…新規暗証番号は完璧に覚えているんですが…
   旧番号って何番だか覚えてます?」
夫 「旧って…今現在使っている番号のことですか?」
満天「はい…。」
夫 「ブワハハハハハハハハハハ」
満天「あの…インターホンで爆笑は止めて頂きたいのですが…」
夫 「アハハハハハハハハハハハ」

夫の爆笑を浴びながら、やっぱり、携帯メモに暗証番号を登録しておこうっと
心に誓った妻であった。。。。。

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ワザとなら…プロ?

2009-05-19 | 作り物のハチャメチャ
久しぶりに…陶芸作品なんぞをUPする







釉薬を掛ける時は、薄さ厚さで色々と面白い文様が出る時がある
それを「技」のある人は「ワザ」とやって、素敵な作品を作るのだが…
私の場合は…「ワザ」と…は、出来ない(笑)
まだまだ「技」を使うほど、プロではないから…(ハハハハハ)

信楽の土で、蓋付きのマグカップを作った
また?っと思う方も多いと思うが…そう、また夫がマグカップを割ったのだ
作っても、作っても割る夫。
妻は何度も何度も作りかえ、勉強になる(笑)

色目は「呉須」を濃い目に塗り、「透明釉」を上から掛けた
釉を厚く塗り過ぎると…こういう変な模様が出来てしまう
塗ったのが「灰系」の釉薬なので、流れずに焼付けが出来たらしい
「面白い文様が浮かびあがったね~」っと…
教室の先生とか、回りの方々が慰めてくれた(笑)

陶芸教室の先生が…有名な作家さんで、こういう文様の作品を作り
高い評価を得ている人が居ると、陶芸雑誌を引っ張り出して見せてくれた
何点かの作品を見ているうちに、だんだん気分も良くなって来た私は…
この作品は「わざと」こうした
ってことにした。(ガハハハハハハハ)

最初出来上がった作品を見て「失敗作だ~」と、うな垂れたが
「わざと」やったんだ!っと思い込んで見ると…なんだか芸術作品に見えてくる
「不思議」といおうか…「単純」といおうか…(笑)

それで思い出したんだが…
小学生の頃に作った陶芸作品に、人の顔のペン立てがあった
やっぱり釉薬を掛けすぎたために、顔の部分がアバタの様になり
「キモイ」作品と友人達に笑われていた
作った私ですら、「速攻で捨てたい」っと思ったほどだから、相当ヒドかった

が、その作品を先生が面白いと思ったらしく、勝手に市のコンクールに出品し
なぜか「優秀賞」を取ったことを思い出した
賞を取った作品が並ぶ会場へ出かけてみると、私の作品の前に人だかりがあり
大人たちが口々に「面白い」とか「素敵」だとか言っていた

「芸術は…面白い」(笑)

単純に子供が見て口にした「キモイ」が正しい評価だと思うが
一方から見れば「キモイ」作品も、他方から見れば「素晴らしい」となる

さて、実際にこのマグカップを会社で使う夫の評価だが…
「悪くない」そうな~~(笑)
こちらこそ、使ってくれて「ありがとう」である。

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イグアナの娘 萩尾望都

2009-05-18 | 漫画紹介

「イグアナの娘」 プチフラワー 1991年11月号
○ある日、頑張って子供を産んでみたら…その子がイグアナだった。
まわりの人には、可愛らしい人間の女の子に見えるのだが…
母親から見るとイグアナに見える。だから可愛くない。可愛くないから愛せない。
そんな母に第二子が誕生する。今度は可愛い人間の女の子に見える。
人間に見えるから可愛い。可愛いから溺愛してしまう。
かくして、母の第1子と第2子の差別飼育が始まる

イグアナに見える子は、素直で良い子でIQも高い。だからかな~???
こんなに差別されて育てられてもグレないし、ブレないで育つのだ
本人も鏡で見ると、自分の顔がイグアナに見えるのだから
母の言うのも「さもありなん」と思ったのかもしれない
自分の顔がイグアナに見えるのに…
引きこもらないし、何に対しても前向きなところは可愛いとすら思う
ただし、当たり前のことだが心に深~い傷を負う

語るも涙、聞くも涙の母の仕打ちなのだが…そんなに悲壮感は漂わない

久しぶりに読んだ漫画だが…
以前に読んだ時は、私も継母からのイジメを受けたことがあったので…
「嫌な漫画」と思った(笑)
ただし、あの時も思ったが、イグアナの娘がキラキラして見える漫画でもある
この子。強いのだ。
この強さが何処から来るのかは解らないが、彼女は乗り越えて行く
いや…私もそうだった。生きるためには乗り越えなければならないこともある。

実はこの漫画で当時、驚いた事実があった。
「本当の母でも自分の子供が嫌いになるのか?」で、ある。
これで、私の気持ちがス~っと楽になった記憶がある
本当の母でもありえることなら、継母なら「さもありなん」である(笑)
ちょびっと気持ちを大きくして、飲み込んでしまえば、たいがいのことは楽になる

「カタルシス」 プチフラワー 1992年5月号
○両親は、何時までも子供は子供と思っていたい…
そんな親が葛藤する時期と子供の思春期とは、何故か同一時期に起こりがちである
子供扱いされて、反発が起き、子供は思春期を迎え、父母から独立する
それは儀式のように、何処の家庭でも起こる。
いや…起こらないと困る流れの一つでもある。

大学受験に失敗し、浪人中の「ゆうじ」が突然家出をした
家出した「ゆうじ」を父母は、誘拐された小学生でも探すように騒ぎ立てた。

「何故家出したのか?」という理由を探り、話し合うほどには
自分の息子は成長していないと思っている
父母は一度人生を経験している。振り返ってみた自分の人生での間違いを、
自分の息子には経験させたくないという親心が働き、子供の考えを無視し
自分の正しい考えを押し付けようとする
「ゆうじ」は、こんな親の元に居たら、自分がロボットになってしまうと恐怖する

親は……自分も経験するまで解らなかったっという事実を、
コロっと、忘れてしまう不思議な生き物である
何時までも親元で、スネをカジり続ける大人になりきれない子供の方が
教育費や食費などで手が掛かると愚痴りながらも
可愛いと思うのだから、手に負えない

「午後の日射し」 ビッグゴールド 1994年14号
○夫から言われた一言「夫婦なんて、所詮他人」という言葉が
棘のように刺さってしまった中年婦女子で専業主婦の賞子
そんな時、お料理教室に入ってきた、若~い男のミョウ~な優しさに心ときめき
甘い妄想のお時間へといざなわれていく

この、イグアナの娘に収録された短編の中では、一番リアルな話だと思う
結局、なんにも起こらない。
起こす勇気が持てるほど、今の夫が他人ではないからだ。

「所詮他人」とは良く言われる言葉だが…血の繋がりのない同志とでも言おうか?
同じ人生という道を、前後しながら長い期間一緒に歩むのだから
「他人」だとも言えない間柄となる

恋で知り合って、愛で血迷って結婚した他人同士が
努力と思いやりと根性と諦めと情けがごちゃ混ぜになり
ある日、ポンっとお空に飛び上がった時に、二人っきりだと気が付き
深い心の繋がりを感じるのかもしれん。
それは愛や血の繋がりを超えた世界(笑)

ただし、女はホルモンの関係上、男は肉体機能の関係上
恋はどうしても必要らしい。だから所詮他人よっとウソぶきながら
「○様の横顔が素敵~」とか、「○ちゃんのお尻が~」とか言いたいのかもしれん

「学校へ行くクスリ」 ビッグゴールド 1994年16号
○夏休み明けの2学期初日、
高校1年生の「かつみ」は、世界中の人々が人でない物に見えてしまった
電気釜の頭を持つ母を筆頭に、頭だけ別物に見えるのだ
ところが中川という女子と甘木という男子、この二人だけは普通に見える
実はこの3人には、大人の事情という深い繋がりがあったのである

つまり、「かつみ君」は子供だけれど子供とは言いきれない年齢だという事で…
家庭の中で色々と親がもめる揉め事を、見て見ぬフリをする大人の部分と
よく解らないと否定し打ち消してしまう子供の部分との葛藤が
目に表れたと言える(笑)

先日友人が離婚したと言ってきた。社会人のお姉ちゃんには説明をしたが
高校生の妹には、なんの説明もしていないと言う
突然、家を引越し、その引越し先に父親が同行しない状況で、である。

そりゃバカじゃないんだから、薄々は解っていると親も思っているのだが
受験前の大事な時期に、心を煩わせたくなかったっと言っていた

妹は良い子だから、何も解らない子供のフリをすることだろうと思う
お母さんが電気釜に見え、お姉ちゃんが掃除機に見えたとしても
受験さえ失敗しなければ、離婚で傷ついた母親は喜ぶだろう
ああ、子供ってなんて大変な職業なのだろう
私も、高校生の時に、そんな時期があったので大変だな~と思う

親も大変だが、子供だって大変なんである
そこんところが解って腹を割って話せば、それも子供の実になるのだが…。
やっぱ、受験も大事だよな~社会に出ると、その受験の合否がズーと尾を引くしな
気持ちは解る。だもんで時の解決を待つしかないだろうね~っと言ってしまった
子供はセッカチで焦って失敗するが、大人になると気長に待つ事を覚えてしまう
良い結果が出ることを、切に願うしかないだろう。

最後に…
「友人K」 グレープフルーツ 1985年21号
○コチラは雪を見ると思い出す、中学時代に転校してきたKとの話
短い短いお話。

今回、漫画ブログ仲間のトミーさんから、初版本をお借りして読んだ
「トミーさんのイグアナの娘レビュー」←こちらも勉強になるので読んでみてほしい

萩尾望都さんの描く親子関係では、たいがい親の方が悪いイメージがある
考え方が幼かったり、ヒステリーだったり、押し付けがましかったり
漫画では、極端に描くことが多いので「そんなんアリか?」と思いがちだが
そんな親の方が、現実にも多いと思う
だって我々は親として生まれて来た訳ではなく
一個の人間として、その成長過程で、子供を育てているのだから、間違いも多い

そんな間違いの多い親に育てられたら子供は可哀想とか思ってはいけない
間違いの多い親に育てられた子の方が、絶対的に強く逞しく情緒が多彩である
子供が一人になっても生きられるように育てるのが、親の務め
だから我々大人は、間違いを恐れず子供と向き合うべきなのだと思う

萩尾さんの作品を見ていてそう感じた
どの作品の中の子も、親を乗り越えて、親より大きくなっているから

また、何かの本で読んだことがあるが…
萩尾家は教育熱心な厳格な家庭だったと聞く。
母との確執もあったらしい。そのような土壌から、こういう漫画を描いたと思うが
彼女自身、それら確執を乗り越えたからこそ、描いた作品だと思う
若い時には、永遠とも言える時の流れに絶望を感じ
人生を簡単に止めたくなるものだが
80歳まで生きるとして、親との確執はたかだか十数年間だけである
陳腐な言い方だが、必ず時が解決してくれ、また自身も成長し強くなれる
自分を信じて、不出来な親の縁が原因で自分自身に負けないで欲しい

あまりにも深く面白い内容だったもんで、ツラツラとシツコク書いてしまった(笑
色々と思うところをコメントに残して欲しいな
ちょっと、おしゃべりがしたくなる作品でした~(笑)

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ザビエル課長の憂鬱

2009-05-15 | 会社のハチャメチャ
毎度、私のブログでもお馴染みの「ザビエル課長」
※「ザビエル課長」の人となりはコチラからどうぞ~

過去記事を読むのが面倒な人のために、少々書いておくが
彼は実に真面目で実直。全ての動きに流れとリズムと定義がある。
そのため、時々、自分で動けなくなりフリーズしてしまう。
悪い人ではないのだが、相手をしていると…鼻に一発パンチを投入したくなる(笑
反応が面白いので、つい、声をかけて遊んでしまうのだが、すぐに反省する。

そんな彼から「コレを購入して欲しい」と、型番が書かれた袋をもらった
在庫が残り一枚となったらしく、商品が入っていた袋をくれたのである

上記のように書くと、一行で済む話なのだが…
この要望を、完了させるまでに要した時間は…1時間弱かかっている

彼の場合、何時もそうなのだが、何かを誰かに伝えて席へ戻ったとしても
自分が言った内容を、何度も何度も頭の中で繰り返し考えてしまい
不安を勝手につのらせて、他の仕事が手につかなくなる

「コレを購入して欲しい」と言って、いったん席に戻り
しばらくしてまた側に来て「品番、間違わないよね?」と、念押しし席に戻り
またしばらくすると「色の記述は書いてある?」と確認し席に戻り
それからまた「数は5個だよ」と、再度念押ししに来て
最後に、「いつ届く?」っと来る(笑)

彼から要望を頂いたときに「色・サイズ・数量・期限」は確認している
それでも、席に戻ると心配になるらしく、確認と念押しをしに何度も来るのである

ところが…それだけ念押しし、確認したにもかかわらず
違う商品が彼の手もとに届いてしまった
「これは、違う…」
と、商品を手にフリーズしてしまった彼の肩を
ポンポンと軽く叩き、フリーズを解除してから、一緒に調べてあげた(笑)

品番に間違いはない。だが…中身が違うと言い張る彼。
残り一枚の在庫を手に、「ほら、違うでしょ!」と興奮して、またもフリーズ。
彼がフリーズしている間に調べてみると…本体に書かれている社名が違う(笑)
つまり、昔買った何か違う袋に本体を保管してしまい、注文したのだ
ハッキし言って、彼のミスである(ハハハハハハ)

彼の肩を軽くポンポンと叩き、フリーズを解除してから状況を説明すると…
「自分がミスをするハズがない!」と怒るので…
「でもな、ほれ、注文の品番は間違ってないだろう」と
再度、注文書と彼がくれた品番入りの袋を見せた。一字一句に間違いはない(笑)
どう考えても、彼のミス。そのショックが大きかったのか…またも彼はフリーズ

放っておこうかとも思ったが、狭い通路でボーっとフリーズされても邪魔なので
もう一度、彼の肩を軽く叩いてフリーズ解除
解除されたとたん、何か別なスイッチが入ったらしく
「解った!以前買った時に
業者が袋を入れ間違ったんだ!」
と言い出した

「そんなバカな話があるか~?」と、笑ってその場を離れようとした私に
「満天さん!業者に文句の電話を入れて欲しい」と迫ってきた
それって…完璧なクレーマーじゃろう(ハハハハハハ)

「一万歩譲って、業者が袋を間違ったとしても
今回の注文書と届いた品番とに間違いはないのだから、文句を言うのはお門違い
それより、間違って届いた商品を返品して、新しく注文したほうが良いだろう
文句を言って、対応に変化があるのならまだしも
意味のない文句は時間の無駄だぞ」
っと流石に面倒くさくなった私は、ザビエル課長を突き放した

その後…ザビエル課長はまたもフリーズ状態に陥っておったのだが…
しばらくして自分でフリーズを解除し…どうしたと思う?(笑)

「業者にクレームの電話をかけておった…」
30分以上も文句を言い続けておったが…業者もココは譲れないわな~(笑)
もちろん、値引きも袖の下もなし(あったら、逆に申し訳ない…笑)

後日、その業者がザビエル課長のもとへ、わざわざ謝りに来た
帰り際に私に
「袋を間違えるってことは、ありえないです
しかも…ザビエル課長のおっしゃっている商品は…
ウチでは販売していない商品でして…」と、言っていた(笑)

ザビエル課長・・・お願いだから、一生フリーズしていてくれ…(笑)


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2ボールパターのデコ変身

2009-05-13 | ゴルフ・旅行のハチャメチャ
ここのところ…ズ~~~~~~~~~っと…
「パターの調子が悪い」



練習だって…してるのに。。。。。。(時々だけど…)

こんなロングパットの練習グリーンを使っているのに
なぜかロングパットの距離感がノーカンを通り越して、納棺状態
つまり…棺おけに片足突っ込んだ状態(笑)
あまりにヒドイ状態のロングパットにショックを受け
その後の短いパターですら外す日々。

「いったい、何処が悪いの!?
私が、何をしたって言うの?」


っと…ウザイ女の典型のようなセリフすら吐いてしまっている…

私の持っているパターは
オデッセイのWhite Hot 2-ballパター



よく、パターの調子が悪いと、新しいパターを買いに走るオジ様を見かけるが…
(現に、我が家にも夫のパターが数本ある…笑)
ただ、今回私が思うにパターは全然悪くないと思う
パター絶不調の原因は、自分自身にあるんだろうな~と…薄々解る

もし、自分の家に過去のパターが数本あれば
それを使ってみるのも、不調脱出のキーになると聞く

ところが私の過去のパターは、車上荒しに会い途方に暮れておったお姉さまに
お譲りしてしまったので…無いのだ

で、私は考えた。
新しいのは買いたくない。でも、不調を乗り越えるには見た目が変わった方が良い
ということは………



若いお姉ちゃん達が、携帯電話にデコデコとくっ付けておるだろう
アレをパターに付けてみた~(笑)

中高年婦女子な私としては、20代のマネは流石に出来ないので
少々、出来上がりが地味だがの(ハハハハハハハ)

横に一本ラインを付けて、セットアップの時に構え易いようにし
気持ちが落ち着く「青」を基調に作ってみた
日に透かすとキラキラして可愛い~

コレを持って練習するのも楽しいので
練習嫌いな私には、もってこいかも~~~

「次回ゴルフが楽しみじゃ~」

あんまりキラキラ物は好きじゃないっと思っておったが…
やっぱりオナゴには、キラキラグッズかの(笑)

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百億の昼と千億の夜

2009-05-12 | 漫画紹介


「光瀬 龍」が1965年に「SFマガジン」で連載した作品を
1977年に「萩尾望都」が「週間少年チャンピオン」に連載した漫画である

同じく「光瀬龍氏」の本を漫画化したものに
アンドロメダ・ストーリーズ(作画:竹宮恵子)
墓碑銘2007年 (作画:水樹和佳子)などがある
アンドロメダ・ストーリーズについては、このブログでもレビューしているので
コチラをどうぞ~

さて、この「百億の昼と千億の夜」。タイトル的には惹かれやすいが…
百億と千億では千億の方が多いから…夜の方が長いのだろうか?(笑)
多分…作者は永遠とも言える空間と時間を、タイトルで現そうとしたと思うが…

この話の根本に東洋仏教的な考えが多く網羅されているので一応書くが
仏教の中での永遠とも言える空間を表す言葉に「三千大千世界」という言葉がある
須弥山を中心に周囲四大洲と上は遥か梵世、下は可なり下の風輪まで
この世界を1と数え、それが1,000個集まって小・中・大世界と3乗したものを
「三千大千世界」という。(1世界が10億集まった空間)
この周囲・上下の空間を一人の仏が教化出来るという(笑)
つまり、宇宙まるごと一個を、一人の仏が救えるんだよっと言っている

つぎに、この「百億の昼と千億の夜」に一環して登場する人物が3人いる
阿修羅王・シッタータ(釈迦)・オリオナエ(プラトン)である
馴染み深い名前の3人であるが…
釈迦とプラトンはどちらも人間の本質を探究していて
それを教材に学生達に教えようとしていたプラトンと
それを宗教の経典とし、考え方を人々に広めた釈迦と
この二人の行動と、もう一人の主人公である阿修羅王とでは行いに隔たりがある

阿修羅王は…元は天上世界に住み、「正義」を司っていた
愛娘をいずれ天上世界を治めている「帝釈天」へ妻として贈ろうと考えていた矢先
女好きの「帝釈天」に娘を強姦されてしまう
怒った阿修羅王は、あらん限りの軍勢を集めエンドレスとも言える戦いを
帝釈天に挑み続けるのである
が、親の心子知らず。強姦されて嘆いていた娘は、帝釈天とねんごろとなり
立場を失った阿修羅王は天上世界から追い出され「鬼神」となってしまう
その後、現れた仏の慈悲により救われ、仏教加護に尽力を尽くすのである
っというのが通説として残っている
一応仏典では阿修羅王は「男」であるが、光瀬龍氏の書いた本も
萩尾望都氏の描いた漫画も、阿修羅王は「女」として描かれている

さて、前フリが長々と続いたが、簡単なストーリを書いておこう
多少のネタバレがある(多少過ぎて感じないかもしれん…笑)

覇権を誇りつつも突然消えたアトランティスに興味があり、
著作も手がけたプラトンは、新たなアトランティスの古文書を探し旅へと出かけた
エルカシアという町で、今尚動いているアトランティスの高度な技術に触れ
興味をつのらせたプラトンは、エルカシアの宗主と会う機会を得る
光るパネルの向こうから声だけ発する宗主に、アトランティス滅亡の謎を問うが
自身の目で見つけることになるであろうと言われ、気を失う

目が覚めるとプラトンは、なんとアトランティスの司政官となっており
神である巨人「ポセイドン」より、アトランティス移動を強要され苦悩していた
「ポセイドン神」は、惑星開発委員会なるものがあり、そこからの要請だと言う
これだけ栄えている王国を捨てよという神の意思が解らず
困惑する民衆の暴動により、アトランティスの移動は失敗。
一夜にして王国は消える。
ここから、プラトンの時空を超えた長い・長い旅が始まる

また釈迦は、釈迦国皇太子の座を捨て出家し梵天王と出会う
そこで阿修羅王と帝釈天の4億年もの長きに渡る戦いを聞き
「死」から逃れる術を持たない人の世の苦しみを
遥かに超えたところに存在しているハズの神々が、
何故に長きに渡り戦いをしているのか?と疑問を感じ、阿修羅王と会うことにする

三葉虫が這いずり回っていたアノ頃より、我々の住むこの時間と空間の世界が
着々と滅亡へと進むのを、ヒシヒシと肌で感じる

これが…地球だけ、人間だけの話ではなかったとしたら?
一人の仏が救えると言われている広大な三千大千世界。
もし、その一人の仏が救うのを諦め、匙を投げ
この世界を終わらせようとしていたら…

帝釈天は早々に諦め、あらがうのを辞めた
阿修羅は帝釈天の諦めに怒りを感じ、戦いを挑んでいる
イエスは巧く取り入り、次世界の三千大千世界へと逃亡しようと試みる
プラトンと釈迦は、阿修羅王と共に見えない敵に戦いを挑んで行くが…
蟻が地球を動かしている動力に、戦いを挑むようで
相手が膨大過ぎて姿すら見えない。

ただし、唯一の希望がある。プラトン・釈迦・阿修羅王に長き命を与え
進む滅亡に楔を打つ使命を与えた存在が…。

ってな壮大かつ、想像すら出来ない世界を描いた作品である(笑)

先にも述べたが「百億の昼と千億の夜」の世界感は
仏教でいう「三千大千世界」にあたると思う
つまり時間も空間も上(天上界)下(地表の遥か下)まで一つの世界であり
一人の人間が把握出来ない広さではあるが
たった一人の「仏(何者か)」が救うことが出来る広さでもある
救うという行為を諦めたとしたら、たった一人の「仏(何者か)」の意志で
滅亡させることも出来るであろうっと、作者は考えたのだと思う

それを考えると…そら恐ろしい世界を描いたとも言える

ただし、そうとばかりは言えないという事も一応記述しておく

仏教世界で解かれている「三千大千世界」ではあるが
経典の中に、その広大な世界は「外」にあるとばかりは言えないっと書かれている
人の「内」に、世界があり、人の気持ちでどうとでもなる世界だとも言う
どんな生命もその心の内に「三千大千世界」を持ち
それを滅亡させるも、救済するも、その人の心持ち一つで決まるのである

人の心の中に、広大な宇宙が広がり
それを生かすも殺すも救うも破滅させるのも、たった一人の人の心が決める
っと説いているのだ
「仏を外に求めるな、自身の心の内にこそ仏は居る」である

また、そう考えると…我等の住んでいるこの三千大千世界も
誰か人の心の中にあるのかもしれん。
どこか違う世界のしがない中年サラリーマンの心の中に住んでいたとしたら…
叫んでも聞こえんかもしれんが、大声で「ガンバレ~」っとエールを贈りたい
(アハハハハハハハ)

また、「死」はあらがえないものではあるが…生命は永遠に続くとも言われておる
「死」は長き生命に耐えられない器の死とも言える
たとえ、誰かとこの世で死を堺に別れたとしても、忘れないで欲しい
生命は永遠で「縁」は生命と共に続く
この世で出会った人と、また違った形で会う可能性がある
別れは辛く悲しいが、永久の別れではないことを心に刻み、
悲しみに負けないで欲しい

そう信じるということが大事だと思う。なにせ誰も生きて見てない世界だから
解らんがの~(笑)

ただ、この漫画でも釈迦とプラトンが最後に、未来を信じて阿修羅に全てを託す
何かや、誰かを信じることは、人の心にとって大切な栄養素かもしれん
人の心のよりどころである「永遠の生命論」を見事に打ち砕いた本書の内容も
最後の最後に「希望」というよりどころを作り、完結している
それが無ければ、空虚さだけが残る話であった
というか…ココにしか逃げ込めない所へ落ち着いたと言えようか(笑)

今、病気の人も、病気の家族を抱えている人も…
生命が永遠であることと、人の心の信念には三千大千世界をも動かす力がある事を
信じて欲しい。
帝釈天のように諦め享受するより、私は何か出来ると信じて戦う阿修羅が好きだ

な、色々と考えることの出来る大変、面白い漫画だろう(笑)

始めて読んだのは、10代後半。阿修羅の美しさに魅了された
20代半ばで一度読みかえし、仏教理念と照らし自説を得る
30代でも読んでいる。生命の危うさを感じ眩暈がした(笑)
今回、トミーさんよりお借りし、また読む機会を得た
40代も終わりに読むと、初めて落ち着いて受け入れながら読めた(ハハハハ)

ありがたいことに、簡単に手に入る漫画なので
一度読んでみることを、おすすめする(頭が痛くなったらゴメン…笑)

好きな漫画なんで…可なりシツコク長く書いてしもうた
長いのでパスしてくれてもOKじゃ~って…こういう事は先に書かねば意味ないか
(アハハハハハハハ)

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定額給付金

2009-05-11 | 日々のハチャメチャ


「やっと、キターーーーーー!」

一応、世帯主宛てに来るので、私の名前は中を見なければ載っていない
夫婦離婚調停中で、どちらかが家を出ている場合とかは、どうするんだろう?
なんぞと思いながら中身を見てみる

横浜市は行政から各家庭に通知を送るのが5月7日以降
各家庭から書類の返送を受け取り、実際に銀行振り込みになるのは…
手続き完了から「4~5週間後…」(ゆうちょのみ2~3週間後)
混雑すると予想されるので、もう少しかかる場合もあるらしい…

お一人さま「1万2千円也」
間違って多い数字が書かれてないかと思ったが、こういう所はシッカリしている
年金は平気で間違えるのにの~(ハハハハハハ)
いや…少なく間違えられても困るか(笑)

先に給付金のお便りを貰っておった東京都在住の我が社の社員は
お便りをザっと見て、記入欄に通帳番号等を記入し、投函したらしい

満天「いや~色々とコピーせねばならんから、大変だの~」
A君「何を?」
満天「何って…免許証とか…」
A君「えっ?」
っと青ざめたA君(笑)
通帳番号記入欄の裏側に、必要なモノの記載がしてあったんだが…
読んでいなかったらしい(ハハハハハハ)
20代のA君ですらそうなんだから、お年寄りはもっと大変かもしれん

で、封筒に書かれていた電話番号へ速攻で電話したA君。
しかし、全然繋がらない(笑)
数時間チャレンジし、やっと繋がると…
やっぱりこういうスットコドッコイが多いらしく
「○日まで一度送付された書類を集め、それから開封作業に入ります
その後、不備な点があった場合は、もう一度、書類を送付します」と言われたらしい
そ、もう一度行政から郵送する時に発生するお金も…我等の税金からである

だから地方行政としても、郵送するお金やら、作業に従事する人への給金など
色々なお金が予定外に飛んで行くのを危惧してなのか
「寄付のお願い」なる紙も給付金のお便りと一緒に入っておった
(1)若者の雇用支援
(2)高齢者の安全確保
(3)ドメスティックバイオレンス(DV)被害者らの支援
(4)市に任せる
上記4つの中から寄付先を自分で決めて記入するらしい

ここで、もう一度、定額給付金の「目的」について書く

景気後退下での住民の不安に対処するため
住民への生活支援を行うとともに
あわせて、住民に広く給付することにより
地域の経済対策に資することを目的としています


と、行政のHPにも載っておる
寄付が悪いとは言わんが、寄付を受ける団体名がウヤムヤで
どうやらNPOの団体にも寄付が流れるらしい状況が感じられるのは…
少々納得がいかん
NPOって言っても…色々あるでの~(笑)

先日、TVでやっておったが…
ある施設に、毎月1万円の寄付が匿名で届いておった
いつも1万円であったが、今回は「定額給付金が入ったので」と
1万2千円多く寄付されてきたそうな

こちらはエエ話だと思う。

お金は昔から大事なモノである。
地域で使って、地元の活性化に役立てるのだって
巡り巡れば沢山の人の助けになる

子供の文房具を買ったって、家族で楽しむ電化製品を買ったって
食費に使ったって、活性化に繋がる
それを、寄付しませんか?っと行政が税金の一部を使って宣伝するのは変だ
そうして、地方行政の人間が「国が言った通りに行ったら、こんなに税金が掛かった」
な~んて、後々言わないで欲しいが…(笑)

先日、横浜市内を歩いておると小学生の二人組が話しておった

「国が、お小遣いくれるらしいよ」
「2万円だってね~」
「私。将来のために貯金しようと思ってるんだ~」
「だよね。私も、親に使われる前に貯金したい~」


おいおい。気持ちは解るが…使ってくれよ~(笑)

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千葉廣済堂カントリー倶楽部

2009-05-09 | ゴルフ・旅行のハチャメチャ
第28回 廣済堂レディースカップが
5/29(金)~31(日)まで開かれる予定のゴルフ場である
昨年のGWにも行き、その時のスコアは[98]

5/1に会社を休んでゴルフへ出かけた時のスコアが「97」と、
久々に100切りを果たし、好調の兆しが見えてきておったが…
翌、5/2に健康診断を受け、血を3本採られてフラフラとなり
一日休んでの5/4でまたゴルフとは
普段、机に座り仕事をしている身には、少々キツイか?(笑)

しかも廣済堂カントリー倶楽部は古いゴルフ場独特の
アップダウンがキツくコースの回りは大木だらけ
パターが絶不調なことを考えれば、数週間後にプロの試合を控えている
ココを選らんだことは、間違いだったかも(笑)



こんな木が沢山あるしの~(ココに入れたら出すだけしか出来ない)



こんな、登り下りも多いしさ~

結局、後半はクラブを杖に歩いてしもうた(アハハハハハハハ)
で、今回のスコアは「103」
パターの数は「[42」

パターをなんとかせねば…目標「95切り」は夢のまた夢じゃ~~~(泣)

やっぱり数週間後に女子プロトーナメントを控えておったので
グリーンは比較的速かった(ま、当たり前か…笑)



こちらは食堂。ココのカレーは美味しい(画像は忘れた)



食堂横のロビー。なんか重厚感溢れておるが…古い。
トイレは和式と洋式のミックスで、ウォシュレットもあるのと無いのが混在
昨年、女子ロッカーの壁紙が劣化しておったが、ソコは綺麗になっていた
ゴルフ場も維持が大変なんだの~

距離は短めなので、年齢高めの女性・男性客が多い(笑)
あんまり飛ばない方なら、林に曲げるタマも打たないだろうから
スコアが纏まるのかもしれん。

この後、アクアラインで事故渋滞に巻き込まれ…1時間ほど車の中で缶詰となった
高速道路「1,000円」は、ありがたいが
交通量が増えたのと、事故の多さには辟易した(笑)
土日祝祭日しか休めないサラリーマンにとっては、ありがたいような迷惑なような

そもそも、有給休暇が取り辛いサラリーマンの救済のために
祝日を多くしている政府だが、はっきし言って連休が多ければ多いほど
「平日に有給休暇を取り辛い」
連休働いて、平日に休みを取って遊ぶ方が、なんぼか嬉しいのだよ

連休を増やすより、年間休日数をペナルティ付けて会社に提示し
自分の好きな時に休めるようにしてはくれまいか
そうしてくれたら、休みも取り易いんだがな~~

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