満天横丁に住まう妖怪のひとり言

満天横丁に住む満天と申します
最近、猫妖怪化してきており更新は不定期ですが…
ひとり言にお付き合い頂ければ幸いです。

北鎌倉から散策(円覚寺・明月院・鶴岡八幡宮)

2012-06-25 | 仲間とのハチャメチャ


ちょっと地図がデカかったか??? 右端が切れているし…(笑)

ブログ仲間のhirorinさんが用事で東京へ出てくると聞いたので…
「それでは一緒に遊びましょう」っとなった。
「んじゃ、何して遊ぶ?」っと言うことで、色々と考えた結果、
中高年にありがちな「寺巡り」となった(笑)

※夜遊びする程、若くもない。
 静かな美術館へ行くには、オバはん二人は五月蠅すぎる。
 巣鴨へ行くには若すぎるしの(ブワハハハハハ)

っということで6/3(日)。
hirorin・満天の二人組は、湘南新宿ライン快速の電車の中で待ち合わせをした。
(hirorinさんは東京から、私は横浜から、車両を合わせて乗りこんだのである)

行き先は「北鎌倉」※地図参照

今回の鎌倉散歩は、
「北鎌倉駅」→「円覚寺」→「明月院」→「建長寺」→「鶴岡八幡宮」→「鎌倉駅」
このルートを歩く。
スタートを「北鎌倉」にしたのは、歩くルートが下りだから(笑)
逆に歩くとズーっと登り道となるので、中高年にはキツイ(アハハハハ)

この日、天気予報では「雨」であった。
流石、「雨女満天」の本領発揮か?っと思ったら、予想に反して当日は「晴れ」
よくよく聞いてみればhirorinさんも「雨女」だとか?
「雨女+雨女=台風」と思っていたが、意外にも雨女がぶつかると「晴れ」となるらしい
新発見であった(笑)

■ 円覚寺 ■


北鎌倉の駅を出てスグの所にある「円覚寺」。全部見るには広すぎる(笑)



1282年(弘安5年)、鎌倉時代後半北条時宗が中国より無学祖元禅師を招いて創建。



円覚寺の仏殿。震災で倒壊したが昭和39年に再建された。
天井にある雲龍図は見事である。(この時は中まで入れた)



山門から見た緑。

実に気持ちの良いお日和であった。緑が濃く色づき始めた頃あいで、輝いておる。

っと言う事で…hirorinと満天の二人は境内にベンチを見つけ
そこで二人ドップリと座りこんでおしゃべりに興じた(ブワハハハハハ)
観光というより、気の合う近所のオバちゃんが、外でくっちゃべっている光景である。

■ 明月院 ■


有名な「紫陽花寺」
が…ちと早かった(笑)※見ごろは6月中旬から下旬。今頃なのだ~



なんとか頑張って早く咲いている紫陽花を写真に写す。



ズ~っと続いている小路を見ると、ピーク時の見事さが想像出来る。
ま、ピークの時は入園に1時間待ちは覚悟と聞いていたので…
想像だけで済ますのも乙なもんかもしれん(笑)



院…つまり、月と言えばウサギである(アハハハ)



明月院内には、あちらこちらにウサギが居る。全部で何羽居るのかの~。
で…月は?というと…



昼間の月はコレかの?(本堂の満月窓) 満月窓の向こうに見えるのが…
「花ショウブの庭」(入園料が別に必要なもんで…我らは行かなかった…アハハハハ)



本当に緑が綺麗である。浮世を忘れさせてくれる光景に、心が洗われる(笑)



なんかジブリの森っぽいの~っと思って見た。この先に紫陽花の小路が続いておる。
明月院の紫陽花は昭和になってから植えられたものらしい。
鎌倉の土地には紫陽花が似合うの。この時期は、何処へ行っても紫陽花の花が見られた。

■ 去来庵 ■


明月院を出た所でお昼を少し回っておったので…「去来庵」に入った。



2004年に「鎌倉市景観重要建築物等」に指定されたそうな。
つまり、昔懐かしい「おばあちゃんち」ってな感じである。
(おばあちゃんち、よりは綺麗だがの~笑)



ビーフシチューと、ライスかパンに飲み物が付いて…2,650円!?
「高い~!!!」っと思わず口走ってしまいそうになる。

いや…量で金額を計る私にとってはだが。。。。(アハハハハ)

肉は柔らかく、また、あっさりとした味付けなので美味しい事は美味しいと思ったが…
値段が値段なもんで、この値段にしては…との思いが拭えない(笑)
これで1.500円くらいなら、「ああ~、美味しかった」で終わるんだがの~
主婦には、なかなか受け入れがたい値段設定であった。



とはいえ、調べもせずに入った割には素敵なお店であった。
窓を取っ払った状態で中庭を見ながら食事が出来るので、心が癒される。

ビーフシチューの量も少ないと思ったが…
太りぎみの中高年にはこの位の量の方が、丁度良いのかもしれん(笑)

ココのお手洗いのドアが引き戸タイプで、いかにも昭和レトロな感じがして良かった。
実際、バー様の家に夏休みに弟と一緒に泊まった時に
このような引き戸タイプのトイレに、弟を閉じ込めた事があった。
夜中に目を覚ました弟が、一人でトイレへ行けないと泣くので
優しい姉は一緒にトイレへ行ってあげたのだが、そこで…つい、本性が出てしもうてな~
今と違って水洗式ではないトイレ。ぽっかりと穴が空いた便所に閉じ込められた弟は
これでもかっ!!ってなほど泣いておった(ブワハハハハ)

人生において、親兄弟でもそう簡単に頼ってはならぬ。っという教訓を植え付けたのだが
姉はその後、バー様に納戸に閉じ込められた。。
っという事で、悪い事をしたら、必ず報いは来るっとの教訓を姉も知ったのである(笑)

■ 建長寺 ■


さて、「去来庵」を出て歩くこと、5~6分。「建長寺」が見えてくる



鎌倉建長5年(1253年)北条時頼創建。鎌倉五山の第一位。
境内は「建長寺境内」として国の史跡に指定されている。
が…見るからにデカそうなので、歩くのがおっくうになった我ら二人は…パスした。。
(ブワハハハハハ)

■ 鶴岡八幡宮 ■


「建長寺」を外から「大きいねぇ~」なんぞと言いながら通り越し
またぞろ10分程度あるくと…「鶴岡八幡宮」に着く。
正面からではなく裏手から入るので、少し登って気が付くと、境内に居るのだ(笑)



キティちゃんグッズに目がないhirorinさんが買った「キティちゃんお守り」
キティちゃんは、どこでも人気なのだの~。恐るべしキティちゃん。で…ある(笑)



3代将軍源実朝を暗殺した公暁が隠れていたという伝説から
「隠れ銀杏」とも呼ばれていた鶴岡八幡宮の「大銀杏」。
平成22年3月10日未明、樹齢は1千年、神奈川県の天然記念物は倒壊したが…
その生命力は凄いの。若木が芽生えてきておる。(写真で見えるかの?)



残っている原木。実に痛々しい。
この様な状態では、既に天然記念物ではなくなっているそうな。



昔はこの位置から階段が見えないほど、見事な銀杏の木があったのだ。

丁度この大銀杏が倒壊する前に、ブログ仲間と一緒に見に行った事がある。
「その時の写真と記事」
見事な銀杏の木に感嘆した一同であったが、私はカメラを忘れてしまい…
携帯で撮ったショボイ写真しかない(笑)本当に残念な事をした。
あの時一緒に行った人達は、皆さん元気であろうか?
殆どの方がブログを中止しておる(アハハハハ)
あの頃は「お出かけガールズ」と称して、よくアチコチへ出かけておった。
また機会を見つけて復活したいもんである。

今回は久々に会ったブログ仲間のhirorinさんと一緒に、鎌倉を歩いておる。
なんとも不思議な気持ちがした(笑)



裏から鶴岡八幡宮に入り、階段を降り、鳥居を出た(笑)
この日、鶴岡八幡宮の境内で結婚式が行われておった。晴れて良かったの~。

ここから「小町通り」を通り、鎌倉駅へと出て
hirorinさんとの珍道中も終わりである。

テキトーに神社仏閣を見ながら、ズ~っとくっちゃべっておった(アハハハハ)
次回が何時になるかは解らんが、お互いに健康で元気であれば、また機会もあるじゃろう
励ましあいながら、細々とブログを続け、数年に一度でも機会を作って会いたい。
この歳になると、人と人との縁が何よりも大事に感じる。
たとえそれが、ブログを通じて知り合っただけであっても、それでも「友」なのだ。
鎌倉を歩きながら、いついつまでも友と呼ばれるように
私も頑張って歩いていなければ…なんぞと思った(笑)

今回のこの鎌倉散歩は、初級者の一番楽なルートである。
くっちゃべらずにサクサク見て回ると3時間程度で見て回れる。
時間のある人はこのルートのあたりに、まだまだ他の寺社が沢山あるので
それらを入れると「半日コース」、「一日コース」などと
自分の都合に合わせて散策コースが作れる。
また鎌倉駅から江ノ電に乗り、鎌倉の大仏様も見に行けるので良いコースだと思う。
機会があれば、是非、お試しあれ~~~。

※内容があるようで、無い感じだったもんで…2部に分けずに一挙掲載した。
 少々長い話となってしまったが、ご容赦願いたい。

それでは、また!

人気ブログランキングへ

ブログランキング・にほんブログ村へ


ポチっとで、作者のヤル気でるかもです(笑)

ブクログ ←満天書店入り口

羽田空港で遊ぶ

2012-06-19 | 日々のハチャメチャ
5月末の話でスマンが…車を車検に出すので、平日休みを取って東京まで出かけた。
横浜在住だが、いつも会社でお願いしている所が東京にあるもんで
気ごころ知れた整備工場の方が安心かと思い持って行った。

でも…考えたら横浜ナンバーの車だもんで、陸運局は横浜であった。
東京で検査し、横浜陸運局で車検を取り、また東京へ持って帰る…では大変じゃの。

なんでも法が改正され、事前検査をしなくても陸運局へ持って行き車検は取れるらしい。
先に自分で横浜陸運局へ持って行き、それから東京で検査した方が良いかも?
と悩んだが…東京の整備工場の方が「慣れているので気にしないで~」っと言ってくれ
結局は、その善意に甘える事としたのだ。
(整備工場の方々、その節は快く対応して頂き、ありがとうございました)

朝持って行って、夕方には終わると言われ、
その間、横浜へ帰るのもアホらしいし、せっかくの平日休みだし…っということで
普段は混雑しているが、平日なら空いている場所で遊ぼう!っと思った(笑)

美術館など色々と考えたが、久しく行っていない羽田空港がエエじゃろういう話となり
別に何処かへ旅行へ行く訳でもないが、ただ単に飛行機を見に行った。
(夫婦共に飛行機を見るのが好きでの~乗るとなるとダメなんじゃが…アハハハハ)

前にもブログで書いたことがあるが、夫はパイロットになりたくて某航空会社を受験した
が、健康診断で「赤緑色弱」との判定が出て、諦めた口である。
なんでも最近は、機械部品関係だが「赤ランプ」を「紫」へ替え、
赤緑色弱により仕事の範囲が狭まるのを防ごう! ってな動きがあるそうな。
早くそうなるとエエの。身体の問題で仕事の範囲が狭まるほど悲しい事はない。
なかなか難しいかもしれんが、一刻も早く変える努力をして欲しい。

さて、まずは…ポケモン(笑)




なんと明るい笑顔じゃろう。つい、コッチまで笑ってしまう笑顔じゃ(アハハハハ)



新型「ボーイング787」。エンジンはロールス・ロイス製



こっちは模型(笑)5千円前後。。欲しい~


羽田第二ターミナル3Fに美術館が出来たのを知っておるじゃろうか?
ディスカバリーミュージアム」(入場無料)というそうな。
「信長、秀吉、家康 天下取りの書状展」をやっておったので入ってみた。
大きな椅子が設置されており、全体的に暗く照明を抑えておるので…
飛行機に乗るまで時間がある場合は、ココで寝れるんじゃないか?
なんぞといけない事を考えた(笑)

そこに下記(写真)のレプリカ物体を見つけた。



トキワ荘



赤塚不二雄の昔の住まい

どちらも可なり精巧に作られたレプリカ。値段を見たらウン十万円。。。
欲しいが流石に手に入らない(笑)



国際線ターミナル。
別に海外へ行く予定もないが、新しく出来たので覗いてみた(笑)
国内線第一・第二・国際線と3つを結ぶ無料バスが運行されているので、それに乗る。
成田をイメージしていたもんで、最初の印象は「狭い!」であった。




能の舞台を発見。



国際線ターミナル4Fにある「江戸小路」



江戸情緒たっぷりなので外国人にウケそうである。



近代的なフォルムの中に江戸の町。なんとも不思議な空間であった。



5Fにあるレーシングサーキット場。全長50m。日本一の長さを誇る。
おなじく5Fには「PLANETARIUM Starry Cafe」という
プラネタリウムを見られるレストランがあるらしい。
ただし、プラネタリウム上演中は、食事が取れないそうな~



最後にお土産の「切腹最中」(笑)
餡が内臓か~?っと思うと食欲が…(ハハハハ)

朝から夕方まで、ズ~っとココで遊んでおった。
国内線第一ターミナル、第二ターミナル、国際線とをつなぐ無料バスに乗って
グルっと一回りしておった。
この日の監視カメラには、我ら夫婦がアッチにもコッチにも映っておったと思うので…
きっと、羽田空港警備の方から、目を付けられておったかもしれん(ハハハハ)

羽田国際ターミナル5Fには「ハローキティジャパン」があったので
6月に会う予定の人へプレゼントを買った(笑)
次回は、その方と6月上旬に行った鎌倉のお話である。(写真を整理せねば~笑)
それでは、また!

人気ブログランキングへ

ブログランキング・にほんブログ村へ


ポチっとで、作者のヤル気でるかもです(笑)

ブクログ ←満天書店入り口

ドラマ 「三国志」

2012-06-12 | 映画・ドラマ紹介
いろいろと書きたい事が山積み状態なのだが…
写真の整理が出来ておらんもんで、書けずに居る(笑)

別にこれといって何時もより忙しいとかそういうのではなく
ただ単にグータラしているだけである。
このグータラってのが、今の私には欠かせない部分での~。

仕事から帰り、家の事をし、寝るまでの間のほんの数時間
本を読んだり、テレビを見たり、映画を見たり、グータラしておる。
ほんに、グータラってのはエエの~(ガハハハハハ)

ま、そのうち、グータラから脱出し、テキパキに変換出来る日も来るじゃろう。

さて、そのグータラな生活を彩っている部分に、テレビドラマを見るってのがある。

ドラマ「三国志」 BSフジ 月~金(17:00)放送

最近、コレにハマっておる。
もちろん現在グータラな状態なので、HDDに録って少し貯めてから一気に見たりしている

総製作費「25億」、製作期間「6年

まず、日本ではありえない程のスケールで作られた大大河ドラマである。

私が三国志を読んだのは、高校生の時で吉川英治作の「三国志 全8巻」であった。
これは膨大な三国志の話をギュっと凝縮した感もあるので
初心者にはお勧めの書であると思う。

その後、横山光輝作 「三国志 全60巻(漫画)」を途中まで読んだ事がある。
こちらは、吉川英治の三国志が元となっているので、上記と同じ雰囲気を持っている。
つまり劉備が良い人で、義を重んじ、ってな感じでの。
本を読むのが苦手な人は、こちらの方が読みやすいかと思うが…
全60巻はなかなか読む機会がない(笑)

それから読んだのが原作・原案:李學仁、漫画:王欣太の「蒼天航路 文庫全18巻」
これは上記2作と違い、悪役とされていた曹操を主人公としたもの。
もちろん、初めて三国志に触れた人でも面白く感じるかもしれんが
三国志を色々と読んだ事のある人の方が、違った意味でも楽しめるので
よりお勧めである。

三国志というのは、誰を中心に考えるかで、違った見方が出来るので、とても面白い。

さて、では今回のこの本場中国で作られた「ドラマ三国志」はと言うと
ほぼ、吉川英治の解釈に近い。
とはいえ吉川英治作の三国志も、中国の「三国志演義」を元としておるので
ドラマ三国志の源にあるのも、この「三国志演義」ではないかと思う。

だがこの「三国志演義」は、小説である。
やはりその元となった「三国志」という歴史書がある。
「魏書」30巻、「呉書」20巻、「蜀書」15巻の計65巻から成る書物らしい。

ドラマ三国志の中で、董卓の暗殺未遂から洛陽を脱出する途中
知人である呂伯奢の家族を殺害した曹操の逸話が描かれているシーンがあったが
本家「歴史書:三国志」の中にはこの逸話は描かれていないそうだ。
「三国志演義」には、この逸話が記載されており
その後、曹操の素晴らしさをどれほど描こうと、ノドに刺さった小骨のように
曹操は悪人との気持ちが拭いきれないようになっている。

ただこの「ドラマ三国志」では、
「三国志演義」の本流とも言える「漢王朝の血を引き義の人、劉備」に対し
「王朝を支配し奸雄な曹操」という善玉・悪玉の図式を根底に置きながらも
人間としての曹操に魅力を感じずにはいられない作りともなっている。

なにより曹操の「人」を大切に思い、「人」を使う知己には脱帽してしまう。
サラリーマン生活の長い私は、上司にするのなら義の人劉備よりも
適材適所に人を使える曹操の方が、仕える側から見たら良い上司のように感じる(笑)
ただし、一度曹操という上司に嫌われたなら、会社を辞めるしかないが
劉備なら3度くらいは許して貰えそうかな?っとも思うので
そこが劉備と曹操の善悪の差とも言えるかもしれん(ハハハハ)

「三顧の礼」(さんこのれい)
劉備が諸葛亮を尋ねる際、目下の者にもかかわらず、
三度も礼をつくし諸葛亮を尋ねた…との逸話から「三顧の礼」と呼ばれている。
日本ではこの故事にならい、秀吉が竹中半兵衛を迎え入れる際に用いたと言われている。
が…この日本バージョンは、まゆつば説だとも言われておるがの(笑)

ドラマ三国志では、この「三顧の礼」の三度目において、
何故に劉備が諸葛亮に何度も礼をつくすのかが解らず
また誰も見てもいない所から馬を降り、徒歩で諸葛亮の住まいへ向かう姿を見て
張飛が「どうせ誰も見ていない所で、礼をつくしても意味がない」などとゴネておった。
それを諭して劉備が言っていた言葉がある。

「人の心の善悪は天と地とが見ている
誠意とは他人の為に行うものではなく、
自分の心に問うものだ」


なんとも耳に痛い言葉である(アハハハハハ)

長年つくした上司が、どうしても欲しい人材を確保するため
相手が年下の若造であるにも関わらず、セッセと足しげく通う姿を見れば
誰だって嫉妬してしまう(笑) 現に関羽ですら面白くないそぶりを見せているのだ。
そこへ持ってきて「正論中の正論」を言われても、
嫉妬している張飛の耳になんぞ入らん。
が…それを解っていても、この言葉自体には力がある。
よって、とても心に響いた(笑)

関羽も張飛も、漢の末裔である劉備と違い庶民の出である。
その二人が大義をなそうとする長兄の劉備と共に、大いなる出世をしていく。
関羽は同僚の役人達を軽んじ、部下達を大事にした。
張飛は同僚の役人達を重んじ、部下達を軽んじた。
どちらもその行動が元で死に至っている。
つまり、どんな出自であろうとも、立場の違いで差をつけるような付き合いは
いずれボロが出て、自身に返ってくるという事であろうか。

頼みごとをする時だけ部下を可愛がる人。
相手が優位な時だけ、ゴマをする人。
誰も見ていない時は舌を出す人。
相手によって誠意の形を変える人。

とはいえ、どんな時でも善悪の道を踏み外さず、
どんな人に対しても、誰が見ていなくても、誠意の人であり続けると言うのは
並大抵の事では出来ない。私なんぞは多分張飛と同レベルであろう。

さても、この言葉は、サラリーマンの世界にも通じる深い言葉であると思う。

「長坂の戦い」(ちょうはんのたたかい)
曹操が10万もの兵を用いて、劉備を攻めた戦いである。
残念ながら、この時の戦いでは戦力が違い過ぎた。
よって劉備は逃亡する事としたが、劉備を慕う民衆を引き連れての逃亡となる。
行軍に慣れていない民衆は、劉備軍にとっては足かせ以外のなにものでもない。
何度も曹操軍に追いつかれながらも、しかし、劉備は民を捨てなかった。

そんな逃亡のおり、劉備の妻が、子である乳飲み子を抱え遅れてしまった。
劉備の武将の一人の趙雲が、それに気づき助けるために馳せ参じ
曹操軍と乳飲み子を抱えながら一人戦う。
その姿を見た劉備の妻は、少しでも趙雲の足かせとならぬよう
また乳飲み子だけでもなんとか助けるために、井戸に身を投じてしまう。
その劉備の妻の気持ちを思い、趙雲は全勢力をあげ、たった一人で曹操軍と戦うのだ。

いや、その素晴らしい戦闘シーンを見るに、息を飲んでしまった。
いや~、三国志の英雄といえば「関羽に張飛」と思っていたが
「趙雲」の凄さにも恐れ入った。
趙雲さん、あなたは本当に素晴らしい人だ。

このドラマ「三国志」においての戦闘シーンは、どれも実に見事な作りとなっている。
映画「レッドクリフ」でもおなじみの「赤壁の戦い」は、流石に映画にはかなわないが
それでも十二分に楽しめた。

※ドラマ三国志より写真


「曹操」…悪いヤツっと思う反面、笑顔が可愛い。

左から「張飛」「劉備」「関羽」…どの人も想像とピッタリ。

「諸葛亮」…映画レッドクリフで金城武さんが演じたが…
こちらの方が格好エエ。。。かも。。。

「趙雲」…実に格好エエ。すっかり好きになってしもうた(笑)

どの役者さんも、イメージにピッタリ(笑)
こういう所も丁寧な作風を反映していると感じる。

最後に、まったくドラマ「三国志」とは関係ないが
「三国志 英雄占い」 これを載せておく(笑)

ちなみに私は「関羽」…。神格化されたあの関羽様とは、恐れおおい(笑)

略)※もっとも、こうして「誇り」が「驕り」と誤解されても、
自分の大事なものが守れる限り、あなたはあまり気にしないでしょう。
それこそがあなたの、揺るぎない誇り高さなのですから。

自分の大事なもの…グータラ出来る時間。。。か?(ブワハハハハ)
または、ゴルフ。夫。。。それと部下か。。?
もっとも部下を守るため、現在、会社で窮地に追い込まれつつあるが…
ま、それも天命なら致し方あるまい(ニヤリ)

現在ドラマ三国志は「50話」を過ぎた。
もっと早くに面白いから見て~っとお知らせしたかったのだが、
なにせグータラしておったもんで(ハハハハハ)

とはいえ、赤壁が終わってからが本番の三国志。
まだまだ楽しめるシーンが盛りだくさんなゆえ、興味のある方は見るべし。
日々、心に響く言葉と出会えることうけあいである。

ブログランキング・にほんブログ村へ

ポチっとで、作者のヤル気でるかもです(笑)

ブクログ ←満天書店入り口