〔どうしたら‥〕
どうもこう、胸のあたりがモヤモヤモヤモヤ‥
気持ちは、キリキリキリキリ‥
父を前にすると、
呼吸を止めてしまう自分がいます。
父の匂いを感じたくないのでしょう。
嗅覚をふさぎ、目をそむける。
これは嫌悪感の表れ。
絶対拒否の体勢。
私は、父の目を見なくなり、
必要以上に話をしなくなりました。
これはK君に対してもそう。
聞こえていても、会話をしたくない気持ちから、
聞こえないふりを装って、無視する。
なんでこんな事になってしまたのかな‥。
こんな自分が嫌でたまらない。
でも。心がもうあっちを向いてくれない。
どうしたらいいんだろう。
以前の寛大な気持ちは、何処に行ってしまったんだろう。
ちょっとふてくされて、そっぽを向いているならいい。
今までに幾度となくそんな事もあったし、
父の顔を見れば、すぐに機嫌は治った。
のに、
ここ数日、嫌で嫌でたまらない。
部屋に入るのも嫌。
なのに、着替え、トイレ介助、洗濯、食事、
せねばならない事は、もの凄く身近なこと。
どうしたらいい‥?
どうしちゃったの?
何がしたいの?
何処かへ行ってしまいたい‥!!
〔妄想のなかに〕
昔。
幼かったころ。
きれいな写真を見るのが好きだったの。
凄く奥行きがあって、空想を膨らませてくれる写真。
ひとりの時、その写真のなかに意識をすべりこませて遊んだ。
花があれば、香りをイメージする。
道があれば、たどり着くまで歩いて見る。
行きつく場所はいつも小さな湾で、
浅瀬に、イルカがいる。
秘密の友達に会いに、何度も何度も、
写真のなかに入った。
‥虚しい。
幻に癒やされて、現実逃避を試みる。
しかし、いつまでも写真を見ていてはならない。
写真をじっと見つめて動かない私をみたら、
母が心配する。
母に会いたい。
何を話したらいいのか判らないけど、
とにかく、会いたい。
会いたい人には、会えないと知っていても、
もしそこに奇跡のような絵があったら、
私は走ってゆくだろう。
どうもこう、胸のあたりがモヤモヤモヤモヤ‥
気持ちは、キリキリキリキリ‥
父を前にすると、
呼吸を止めてしまう自分がいます。
父の匂いを感じたくないのでしょう。
嗅覚をふさぎ、目をそむける。
これは嫌悪感の表れ。
絶対拒否の体勢。
私は、父の目を見なくなり、
必要以上に話をしなくなりました。
これはK君に対してもそう。
聞こえていても、会話をしたくない気持ちから、
聞こえないふりを装って、無視する。
なんでこんな事になってしまたのかな‥。
こんな自分が嫌でたまらない。
でも。心がもうあっちを向いてくれない。
どうしたらいいんだろう。
以前の寛大な気持ちは、何処に行ってしまったんだろう。
ちょっとふてくされて、そっぽを向いているならいい。
今までに幾度となくそんな事もあったし、
父の顔を見れば、すぐに機嫌は治った。
のに、
ここ数日、嫌で嫌でたまらない。
部屋に入るのも嫌。
なのに、着替え、トイレ介助、洗濯、食事、
せねばならない事は、もの凄く身近なこと。
どうしたらいい‥?
どうしちゃったの?
何がしたいの?
何処かへ行ってしまいたい‥!!
〔妄想のなかに〕
昔。
幼かったころ。
きれいな写真を見るのが好きだったの。
凄く奥行きがあって、空想を膨らませてくれる写真。
ひとりの時、その写真のなかに意識をすべりこませて遊んだ。
花があれば、香りをイメージする。
道があれば、たどり着くまで歩いて見る。
行きつく場所はいつも小さな湾で、
浅瀬に、イルカがいる。
秘密の友達に会いに、何度も何度も、
写真のなかに入った。
‥虚しい。
幻に癒やされて、現実逃避を試みる。
しかし、いつまでも写真を見ていてはならない。
写真をじっと見つめて動かない私をみたら、
母が心配する。
母に会いたい。
何を話したらいいのか判らないけど、
とにかく、会いたい。
会いたい人には、会えないと知っていても、
もしそこに奇跡のような絵があったら、
私は走ってゆくだろう。