寝る前の薬がいまだに強いので、
夜間にトイレに起きた場合、
結構危ない目にあう。
半醒半睡状態で、
トイレを失敗する惨事には至ってはいないが、
部屋への帰り道、色んな場所に自らぶつかりに行く。
昨夜は怖い思いをした。
寝室に戻ったつもりでベッドを探して、どこにもない。
何かにぶつかってよろめいて、
壁に頭を強打。
ここはどこ?
私は誰? 状態。
明かりもつけずに、徘徊していたのは、父の介護部屋だった。
別の部屋でうろついたのは、
はじめてだった。
間違いに気づいて寝室に向かう途中で、再び記憶が飛んで、朝になっていた。
無事にベッドの上だったので、
無意識でも首尾よく移動したと見られる。
時々思うのは、
家の外に出ないといいな、
ということだ。
とにかく信用ならないのは、
無意識にやってしまうこと。
朝起きたら、
キッチンのテーブルの上に、
ユカリの瓶が置いてあり、
テーブルにユカリがぶち撒かれていたことがあって、引いた。
夜中に起きて、ユカリを食べた?
怖すぎだろ。
少しだけ、減薬に成功しているが、
やはり一粒でも足りないと、
いまだに安らかな眠りにつけない。
夜の薬は7錠。
いつ断てるか、先が見えない。