想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

かげろうのゆめ。

2013-05-20 16:28:54 | 日記

弱音を吐いている場合じゃない。



ブッシュ化したバラは、
自分で十分に陽に当たるように広がっていた。
裏で少しだけ誘引する。
通り側は壁となり、
裏ではアーチを作るように。
物凄く逞しく蕾をつけていた。

咲いたら、圧巻かも知れない。



〔夕飯〕

しらすご飯。アスパラのベーコン巻。麦と豆のサラダ。ワカメの味噌汁。

家族にはがっつり食べさているが、
私と妹は、たまにありつける夕ご飯。
昨日は久しぶりに、冷やし中華を食べたら、

夜になって妹からクレームメールがきた。
「生活費入れているのに夕飯も食べさせてもらえない」

嗚呼、私がご飯を食べてしまったばかりに。
もう寝ようとしていたのに、妹のイジケメールが次々と届き、少し怖かった。
私がメールすれば怒るくせに。
悪かったよ、食べて。
食べちゃってごめんね。
もう、暴れたくなるくらいイライラしてしまった。

だってさ、病人と子供に食べさせるのでいっぱいいっぱいなんだよ。
私は朝は普通に食べるけど、
あとは野菜くず食べて終わりだよ。
酒買う余裕あるなら、
食べたいもの買ってくればいいじゃん。

って、もう、やだ。
ご飯食べたばっかりに!
わかった、もううるさいのやだから、今日から妹の分も作ってやる。
もうやだ。
早く出ていってくれ。

介護も育児も仕事も家事も、
みんなこんなにやってるじゃん!!

ストレス泣きするとこだけど、
最近はうまく涙が出ない。
出ないと苦しくなって、息が乱れる。
過呼吸になりかける。


私だって、精一杯なんだよ。
聖職には、こんなにいろんなものが犠牲になる。
だけど、それを苦にしてはならない。

これ以上の苦痛を与えないで欲しい。








みんな投げ出して出てゆくくせに。








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ながれいでよ。

2013-05-19 14:56:01 | 日記

〔墓にいるひと〕

妹が八王子の我が家の墓に行ってくれたのだが、
母は、そこにおらず、
この家にいるそうだ。
祖母は常に墓にいるという。

私のお墓の前で、泣かないでくださいって云うのに?!
祖母はそこで落ち着いているのか。
母は、父を気遣って、この家に…

出たり消えたりする墓石のシミは、
今回はなかったようだ。
私がしっかり父を看ていれば、
母が心を痛めることもなくなるのだろうか。



〔体力と気力の限界〕

うっかり寝坊して、朝のヘルパーさんが入る10分前。
着替えだけして父を起こす。
朝食が間に合わなかったので、
口腔ケアとパッド替えだけお願いした。

子供たちは起きるともうすぐにお腹を空かせているので、
急いで支度して食べさせ、
朝から「今日が限界の日だ…」と心が折れそうになった。
だけど、ゆっくり寝て起きた妹に、
お昼前後の事をお願いして、
二時間、休ませてもらった。
とは云え、眠ろうとすればまた動悸に襲われるので、
溜めこんでいた涙を出してしまおうと想った。
このところ、泣き虫の私が、グッとこらえるばかりで、
心の澱は涙でしか流せない気がした。
泣きたいときは、「おおかみこども…」のDVDを見る。

草ちゃんが、雪ちゃんの秘密を知っていて、
「判っていた、ずっと。雪の秘密、誰にも云ってない。誰にも云わない、だからもう、泣くな」
というシーン。涙腺が崩壊する。
巣立ってゆく雨が、遠吠えするシーン。再び涙腺が大崩壊する。
何度見ても、涙があふれる作品だから、
これを映画で見た時は、
衝撃で号泣するところだった。
涙を流すことはストレス発散になる。
やっぱり眠れなかったけど、
二時間ばかりラベンダーのアロマの中で横たわっていると、
気力は持ち直した。

午後から、雨になった。



〔花を植える〕

嬉しい誤算。
ハゴロモハッカは三株かと思ったら五株入っていた。
6~7月に黄緑の小花をつけ、
二年目から根を張ってボリュームがでるそうだ。
庭の端から植えてゆく。

アガパンサスは、やはり五株入っていた。
ブラックは三株、石灯籠したに、
パープルは、庭の端に。
そう、この子たちは、かつて妹と姪がこの家にいたことを思い出させてくれるため。
妹の部屋の窓から見える場所に植えた。
5~8月に花をつける。
二年目以降に花がつく。今年は見られないかな。



夕飯 翡翠麺の冷やし中華と、おぼろ豆腐。こんにゃくの煮物。

明日はカメラ。



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どとうのごとく。

2013-05-18 17:30:16 | 日記


最近、誤字が多いよ(/ω\)


〔多忙極まり〕

朝起きて、みんなにご飯食べさせて、
子供たちは部活。
私はカメラ、妹は八王子に行き、父は無人の家に残す。
でも、ベッドの上から微動だにできない状態なので、
惨事が起こるとすれば、オムツの中くらいなので、
別に心配もせずに仕事に行く。

昼はヘルパーさんが入って、
食事と、口腔ケア、オムツ交換してくれた。
帰ったら、娘たちも帰宅しており、今度は勉強だ。
私は父にお金をもらって、お醤油を買いに行った。
それから、夕餉の仕込み、
自分の食事、父のお世話、娘のテスト勉強、洗濯2回目干して、

グルグルグルグル…。

途中、気絶しそうに眠かったが、
絶対眠れない。
足をひきずって、父のあんかを入れにいき、
ジュースを飲ませ、お菓子を食べさせる。
もう、眠気は消えてしまった。
今日はミニテスト二枚作る。
漢字テスト、ほぼ完ぺきに近い。
テストのことは心配になるが、こういう時こそ信じてあげなきゃいけないんではないか。
大丈夫。
こんなに頑張って勉強してるんだもの。
できる子だって。
できなくても、つまずかず、進めるって。



〔オアシス〕

植物にかまっていると、意識がトロンとしてくる。
今日届いたのは、
アルケミラモリス。バラ科のハゴロモハッカの苗。
何処に植えるつもりで頼んだのかもう判らなくなっている。
あとは、ユリ科のアガパンサスブラックパンサー。3株。
こちらは、家の前の石灯篭の下に、家族の象徴として植えるつもりだ。
父と、私と、娘が、この家に生きる証として。
毎年初夏に花をつけてくれることを祈る。

どうかこの地に根付いて、私に夏の訪れを告げて欲しい。
今を、忘れないように。



〔バラのアーチ〕

去年まで儚げに咲いていたバラが、今年はすごいことになっている。
サンセットが去年は6ツくらいしか咲かなかったのに、
目視で40個くらいの蕾をつけている。
白のつるバラは数えきれない。
レモンちゃんも逞しく茂って、
自然にアーチ型になりつつあり、
意外な場所に、バラのアーチができそうだ。
うまく誘引して、…どうしよう、どうしたら…そんな悩みも幸せのひとつだ。



〔夕飯〕

カレイの煮つけ。きゅうりとツナのパスタサラダ。
ワカメと油揚げの味噌汁。オクラと山芋なめこの和え物。

まだまだ仕事が残っている。
今日はメデイアデーなのに、
テレビ見る時間あるかな。

ワンピース、手つかず。
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ゆくえしれず。

2013-05-17 17:05:30 | 日記

〔サンシェード〕

カメラの仕事終えて帰れば、
玄関先に生協の山。
一週間分の食材を仕入れたが、冷蔵庫はいっぱいにならない。

そこに、注文しておいたサンシェードが入っていたので、
早速網戸のサッシに取り付けた。
上がたるんだ状態だが、
脚立の乗って、腕力のない私が取り付けたので、これで精一杯だ。



でも、木陰にいるようないい気分になる。
中庭にあった柵を取ってしまったので、
国道から居間が見えてしまっていたから、
これで少しは心が休まる。
シェードの向うの景色は見えるが、
外からは見えない。
それに、日よけになるので、夏もいくらかは冷房効果を期待している。

〔10年もの〕



このエプロンとは付き合いが長い。
娘が小学校に入って家庭科で使うときは、
小さな体に合わせて微調整しつつ、
母と子で使っていた。
家庭科でミシンを覚えてきた娘が自分のエプロンを作ったので、
再び戻ってきたミッフィーちゃん。
質がいいのか、色あせもせず、あと10年は使えそうだ。

〔ウド三昧〕



子供たちもおいしく食べられるように、
今日はウインナーと炒めてみた。
塩コショウのシンプルな味。
ウドの風味が活きる。
美味しい。

夕餉は、鶏肉の味噌南蛮とサラダ、
ウドの炒め物、
きゅうりとたこの酢の物。
しじみの味噌汁。

〔神様の…〕

3.昨夜、30分で一気読み。
もう時間なく、浸る間もない。
娘に一方的に感想を述べた。

「初めてラブシーンがあったよ」←第一声がそれ? 

私も、日本酒飲みながら本について語りたいなあ!」←ええ? そこなの?

「松本城もいいが、上田の城が好きだあ」←ただのつぶやき。

娘は読む気が起きない様子だった。
30分じゃ、右脳が語れないのよ。
感情が追いつかないの。
一気読みするにはおしい作品だと想うので、きっとまたいつか読みたい。
まよパンも、図書館…も、早く読みたいな。

〔かの人〕

久しぶりに埼玉のおかあさんに電話すると、
かの人は東北に旅立って行ったらしい。
「電話に出ないのよ」と云う。知ってる。あれ以来音信不通になっているのだ。
何でも、男3人で重機を借りて、
国からの復興要請に赴く計画であるらしく、
おかあさんがまたその投資金を出したみたいだ。
100万くらいの資金。
ああ、またやってるな、と思った。
「今は、電波の届かない地にいて、そのうち連絡があるまで、信じて待つしかない」って。
「私も信じてるよ」大嘘。いや、…信じがたいよ。信じられない。そんなに簡単なことですか?
それで、人生やりなおして、娘の将来のために頑張るんだって。
ずっと裏切られてきたんで、
「さいですか」と、右から左なんだが、

「ショウちゃんに捨てられたから、自分も未練がましくしてられないって云ってね」
…捨てられたのは私の方ですよ…いや、もういいです…
「でも、娘を想う気持ちは本当にあるみたいだから信じるわ」
その気があるなら、この7年間なにやってたんだよ…。

「そうね。信じて連絡待ちましょう」と云って切る。

誰が捨てたって!? ふざけるな!!

携帯叩きつけたくなるも、
自制して、空を眺めた。



いい天気だった。


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とおいたびじ。

2013-05-16 21:34:38 | 日記



1689年。奥の細道。
私は、Twitterで知って、
娘は、学校で知って、帰ってくるなり報告。
ミーハーな意味で、私はあの二人が大好きだったりする。



昨日いただいたウド。
昨夜は酢味噌にマスタードを合わせたタレで食す。
昼は、あさりとウドの皮のパスタ。
夕餉は天ぷらに。



〔新たなる野望〕

ワンピースを作って売ることにした。
で、リネンの布を注文し、型紙を用意。
「今度は洋服屋さんか」と妹に云われる。
何事もやってみないと判らない。
何かに投資する財力があるのかと疑われるが、
そんなものはなきに等しい。
何かを犠牲にするのである。

例えば、美容院に行かないとか、
ペットを飼わないとか、
本は買わないとか、

お恥ずかしい話だが、
私はブルーデーの備品も買わない。
何でも作る。
そして、投資枠を広げ、
野望に燃えるわけ。



とは云え、
ミシンは買わねばならなかった。
3000円代のミシンが来た。
おもちゃみたい。おもちゃを買ったのか?
今のはこれくらいコンパクトでも、立派に働いてくれるのか?
まだ作ってないから判らないけど、一抹の不安がよぎる。
裁断ばさみがない。理容鋏で代用。
ちゃこぺんも、ペーパーもない。
色鉛筆で、適当にごまかす。
第一、一番手から商品になるとは思っていない。

…待ち針がない。
少し探したら、母の遺品が出てきた。
古い待ち針。
されど、かわいい昭和のにおいがする。



夢は少しずつ切り拓けばいいのだ。
利益が出たら、少しずつこだわりの手芸用品を集めよう。

…、あ、庭の手入れもしなくては。

〔ALS〕

一日かけて、体位が決まらない。





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