PPK_Japan ・・・ Leaves dancing in the wind

世の中の柵(しがらみ)から離れ、気ままに、あるがままに

富士山が見える山をあるく 黒岳は遠かった・広瀬分岐に到達できず

2014年02月12日 22時01分25秒 | 富士山を見る

 2月8日(土)~9日(日)にかけて首都圏にも雪が降ったとのこと。 新東名も
開通以来、はじめての降雪による全線通行止め。
 雪山あるきにはもってこいの状況…ということで黒岳(御坂)へ行くことに。

【H26年02月11日(火)の記録】
 無雪期に御坂峠経由で黒岳~新道峠~黒岳~広瀬分岐経由の周回ルート
を経験しているので、今回は
そのときのGPXデータを頼りに積雪期の広瀬分岐
から黒岳へ歩くことを計画する。
 
午前7時02分:御坂トンネル近くの駐車地を出発
 気温はマイナス5℃、積雪量は40~50cm程度、アイゼンを装着して歩き始める。

 鎌倉往還を離れて西に向かい広瀬分岐を目指すが、踏み跡は無く一人ラッセル
となる。

 林の中で雪が深くなってきたので早々にスノーシューに履き替える。


午前7時41分:沢の分岐地点を通過

 見覚えのある道標

 ここで沢沿いに広瀬分岐へ向かうのであるが、ところどころに残る踏み跡と、
林業関係者がつけた?赤テープに誘導されてハンディGPSのルートとは違う
方向へ歩き出す…これが大きな間違い
 沢沿いということでGPS衛星の補足状況がよろしくなく、現在位置の表示
が前回のGPXデータと10mぐらいの違いが生じている。この状態で進路を
右、左と現況を踏まえてコース取りして歩くのであるが、目的の沢をカン違い
したため間違いに気づかず。

午前8時27分:正規ルートの赤テープを確認し広瀬分岐へ向かう

 スノーシューで踏み込むと40センチぐらいは沈み込む歩きが続く、所々の
段差を乗り越えるところではストックが80センチほど潜り込み、スノーシュー
が滑って登れないという状況に遭遇。

午前9時34分:雪の壁

標高:1180m
 ・・・正規ルートを歩いていると思うのであるが、ここへきて雪の壁に遭遇。

 もう少し先に進めば階段状の登山路にたどり着くはずなのであるが
・・・足を掛ける場所もなく、ここまでの経過時間を考慮すると広瀬分岐への
到達は難あり、お手上げ状態である・・・撤退 
※写真のストックの長さは125㎝、
奥のストックは二段目(80㎝)まで埋まって
 いる。 
手前のストックは踏み固めた足場へ、奥のストックは踏み固める前の
 雪に差した状態。


午前9時38分:帰路スタート

 帰路は自分の踏み跡をたどるだけなので順調

午前10時10分:駐車地へ到着
 撤退地点からは32分の行程、あっけない。

 登り行程のあちらこちらに、あらぬ方向へ向かう登山靴の踏み跡があった。
その踏み跡は突然出現して途中で消失している・・・さまよっているような。
 その踏み跡は正規ルートからは逸脱しているのであるが、踏み跡を頼りに
歩くのが常の感覚なので惑わされることが多々あった。

 谷間でのGPS案内は大雑把な地図表示にして歩くのが正解、分かっている
のだが・・・雪山でダルマさん状態ではシャレにならない


H26.4.29
 Blog移転に伴うHTMLの不具合を修正
end


コメント
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