PPK_Japan ・・・ Leaves dancing in the wind

世の中の柵(しがらみ)から離れ、気ままに、あるがままに

黒岳(御坂) 広瀬分岐を目指す・結果OK

2014年03月29日 16時31分03秒 | 富士山を見る

 撤退続きの雪山あるきであったが、それから一ヶ月を経過したので雪も少しは
減っただろうと再挑戦を計画する。
 手始めは安倍奥の山伏を計画したが、お天気レーダによると行動日の前日夜半
から大雨が降ったようである。
 雨上がりの山域は富士山の展望は期待できないので行動日の朝になってから
急遽の行先変更・・・黒岳(御坂)を目指すことにした。

【H26年03月28日(金)の記録】
 御坂トンネル手前の駐車地の状況が心配であったが、2月11日のときのような
積雪は無く、除雪した際の土砂が駐車地の中央に残っているだけであった。

午前7時50分:駐車地から出発
 気温は7℃、歩き始めは残雪は無いのでアイゼンは要らないがスパッツは着用する。
最初に通過する沢は雪解けのためか水量が多く、水に濡れないように渡渉箇所を
探して渡る。

 コース内の沢の渡渉箇所は全部で6箇所、次回?に備えハンディGPSにしっかり
と記録した。 無雪期なら難無く見つけられる渡渉地点であるが、積雪期では分から
ないのが四番目の地点である。

 撤退した前回の歩きでは、周囲の地形に沿ってもう少し上がってから対岸へ
渡った記憶がある。

午前8時28分:前回の撤退地点を通過

行程時間:38分
前回の行程時間:2時間36分

 今回は雪が少ないので歩きはラクであるが、所どころで股下まで踏み抜く
ことがある。 とくに沢沿いの積雪箇所は要注意である。
 雪の下が空洞の
箇所あり、踏み抜き注意。


午前8時36分:水の流れる沢沿いを離れて階段状の登り有り


午前9時05分:渡渉地点5,6番目を通過してつづら折れの登り区間が始まる
 路面状況は氷雪路、雪の重みで折れたと思われる小枝が行く手を阻む状況
が続く。 アイゼン無しで何とか登り始めたが、足元が滑り易く、足場を確保する
のに手間がかかるので行程途中からアイゼンを装着する。

午前9時54分:広瀬分岐を通過


 ここから先は陽当たりの良い尾根筋のコース、雪は少ないと思われるので
アイゼンを外す。

 このルートは選んだ理由は、富士山の展望が良好ということである。
富士山を背に登り、疲れたら展望箇所で富士山を眺めながら休憩・・疲れが
とれる

 展望箇所1:標高は1500m


 展望箇所2:標高は1540m


 展望箇所3:標高は1760m

 展望台からの展望と同様の富士山が見られる、西を望めば鬼ヶ岳、十二ヶ岳、節刀ヶ岳・・・

午前11時23分:展望台に到着


 木々の花芽は未だ固い、もう少しすれば芽吹いた前景が見られるか

午前11時54分:展望台から山頂へ向かう


午前12時01分:黒岳の山頂を通過


 残雪多し、新道峠ルートはさらに雪が深そうな感じである。

午前12時05分:御坂峠へ復路スタート

 予想外に頂上から御坂峠に続く尾根上に雪が残っている。
陽当たりの良いところでは地面が露出しているが、御坂峠までは雪山の状態である。

午前12時23分:小ピークを通過、富士山の展望良好


 黒岳から御坂峠に向かうルートでは数少ない展望地

午後1時02分:御坂峠を通過


 御坂峠から先の下りは日影部分に雪が残る状態、大半は土が露出した
ところに積もった落ち葉を踏みしめる歩きとなる。

午後2時02分:駐車地へ戻る

山頂からの行程時間:2時間1分

後記:
 今回、分かり難かったのは谷筋から離れてつづら折れの階段状登山路へ
取付く箇所。 雪が深かったら容易に見つけられない。
 このつづら折れの階段状登山路、今回は雪が融けはじめて木製部分が見えて
いたので登山路の存在が分かったが、もしも雪に覆われていたら見つけるのは
困難なところ。
 前回の撤退時に、この地点まで到達していたとしても・・・山腹を右往左往して
撤退していた可能性大である。

 御坂トンネル入口から広瀬分岐へ向かうコースは無雪期か積雪量の少ない
時期に歩くのが無難な感じである。

 トレースの記録は後日掲載予定

H26.4.29
 Blog移転に伴うHTMLの不具合を修正
end

コメント
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