今年の5月10日に黒岳~新道峠を歩いたときは稜線の花芽は固く、季節
は未だ春初旬という感じであった。
そのときから1ヶ月を経過、先週の富士宮の毛無山の稜線は開花時期を
過ぎていたが、この山域の状況はいかに?
今回は黒岳から新道峠の歩きはやめて、未踏の黒岳⇒釈迦ヶ岳を歩いて
みることにする。
【H26年06月21日(土)の記録】
コースは
・新御坂トンネル入口⇒ 広瀬分岐⇒ 黒岳⇒ 日向坂峠
⇒ 釈迦ヶ岳⇒ 折返し⇒ 日向坂峠⇒ 黒岳⇒ 御坂峠
⇒新御坂トンネル入口
午前6時20分:駐車地から出発
気温は16℃
最初の渡渉地点を渡る
水量は前回に比べると多くなっている。
積雪期には沢の北側からツヅラ折れに進んだ地点
今回は、沢の南側(写真の右手)から上がってきた。
午前7時30分:広瀬分岐に到着
行程時間:1時間10分
前回比+10分であるが、山道に倒れ込んだ枝を鋸で刈り払いながらの
歩きなので妥当な時間。 後続のハイカーは少しはラクに歩けるはず。
小休止10分、軽食時間とする。
午前7時40分:黒岳に向かう
広瀬尾根筋の山道は踏み跡がクッキリとついている。かなりのハイカー
がこのルートを歩いているようである。
山頂手前の展望地から、本日唯一の富士山展望
午前8時31分:展望台に到着
広瀬分岐からの行程時間:51分
展望台はコバエが五月蠅く飛び回り、目、鼻、口の回りにたかる様に来る。
休憩、食事を出来る状態ではない。 カメラにもハエがたかるので撮影に一苦労。
↑ツツジの花芽はこれから咲き始める状態のものもある。 ドウダンツツジは見頃。
午前8時39分:黒岳の山頂に向かう
黒岳の山頂もコバエが飛び回っているので休憩を諦める。
標高:1792.7m
午前8時50分:黒岳⇒釈迦ヶ岳への分岐を通過
ここも数は少ないが虫が飛び回っているので釈迦ヶ岳へ歩を進める
広い尾根を一気に下る歩きとなる。 岩場は無いが、湿り気のある黒土なので
滑り易い状態が続く。
午前9時15分:上芦川分岐?を通過
黒岳分岐点からの行程時間:25分
午前9時23分:標高1498mの小ピークに到着
一回目の昼食休憩(15分)とする。
飛び交う虫は皆無、陽射しは雑木の葉に遮られ快適な環境である。
午前9時38分:釈迦ヶ岳に向けて出発
午前9時52分:日向坂峠を通過
標高1454m?
黒岳分岐からの行程時間:1時間02分(休憩時間含む)
林道ゲートの手前が車両転回用?に広くなっている。
普通車7台程度の駐車が適当な感じである。
午前9時58分:すずらん群生地への分岐を通過
午前10時14分:府駒山を通過
展望の開けていない山頂である 三角点あり。
午前10時41分:釈迦ヶ岳の山頂に到着
日向坂峠からの行程時間:49分
山頂手前の区間は痩せ尾根の岩場が続くので少し歩きづらい。
日影がないので直射日光で暑い、手元の温度計は23℃あたりを示す。
休憩は屏風岩の直上にある岩場とする。下から吹き上げる風が心地良い。
しばらくすると日向坂峠に駐車していたハイカーが上がってきた。
コバエみたいにウルサイ連中である。 無神経、自己中の集まりのような。
先行の他のハイカーは静かにしているのだが・・・早々に退散。
午前11時06分:復路スタート
午前12時03分:日向坂峠を通過
釈迦ヶ岳からの行程時間:57分・・・下りは少々疲れ気味
林道から少し上がった山道にご婦人の小用を足したと思われるティッシュと
湿った土、往路にはなかったのでスカの群れハイカーの所業と思われる。
・・・紙ぐらいは持帰ってほしい。昔の富士山の白い河を思い出させる。
日向坂峠の林道山側を歩く、黒岳への登り返しである。
往路で下ってきた道を登り返すのは少々気が重い。
この時間では黒岳からの下山者とすれちがうことが多い。
午後01時03分:黒岳・御坂の分岐点を通過
日向坂峠からの行程時間:60分
釈迦ヶ岳からの行程時間:1時間57分
黒岳分岐点からの往路、復路:4時間13分(休憩時間含む)
御坂峠へ下る途中にツツジ
黒岳の山域は開花を楽しめる時期のようである。
午後01時41分:御坂峠を通過
持参したスポーツドリンクは釈迦ヶ岳から黒岳へ戻った時点で空のため、
ここで保温水筒から空になったPETボトルへ紅茶を補給する。
黒岳周辺は万緑の時期である。
鎌倉往還道は木々の葉に覆われて涼しい歩きとなる。
午後02時46分:駐車地へ到着
黒岳・御坂分岐からの行程時間:1時間33分
全行程時間:8時間26分
先週の毛無山~雨ヶ岳の周回とほぼ同等の行程時間である。
体力のあるハイカーなら7時間程度で回れるかもしれないが、
後記:
帰り際にザックを車へ載せようと車の助手席側へ回り込む。
なんと後席ドアの横にご婦人の小用跡が・・・
草の葉は水滴がしたたる濡れた状態、そこにティッシュペーパが放置。
同様な状況は日向坂峠脇の山道でも目にしたが、車のすぐ脇で放尿とは。
山ヲンナ、放尿するなら場所をわきまえよ。紙は持帰れ!
パステルカラーのピンクやらブルーのシャツを着て山ではしゃぐのは勝手だが、
下(しも)の始末ぐらいキッチリとしてくれ。
ネット検索で”山でのトイレ問題等について”とググれば同様の御意見あり
山の其処此処で草むらの脇に放置されているティッシュペーパを見ると
ウンザリ、ゲンナリ。 ティッシュペーパは難水溶性ってのを知ってか知らずか。
・・土日の山歩きは色々と環境が悪い。分かっちゃいるが避けられないorz
end