今週は低気圧の通過後に一気に気温が上昇して春霞が多発。
高速道の一部では濃霧が発生して速度規制なんてのもあり。
山歩きしての富士山展望は期待薄なので、今週は吉田うどんの食べ歩きから
⇒手打ちうどん体験をしてみることにする。
材料は中力粉300g、水150㏄、塩12g(テキトー)で3~4人前とする。
1.小麦粉と塩水を合わせて混ぜ行程…ホームベーカリーの「うどん」コースで上手く
いかなかった経験から、ボウルに小麦粉を入れて手作業で水合わせを行う
2.水合わせが終わった小麦粉を15分程度の予備熟成…乾燥しないようにして待つ
3.予備熟成の終わった小麦粉をボウルの中で団子の状態にまとめる
4.足踏み
なぜ足踏みなの? 手で捏ねれば? と体験前は思っていたが、小麦粉の塊り、
手のチカラだけでは容易に練れない。 足踏みが正解…納得
ビニール袋の中へ小麦粉の団子を入れて、足で踏みつける。
いとも簡単に団子はペチャンコ、これを団子にまとめて再度足踏み。
これを5回程繰り返して足踏み完了。
5.寝かし
足踏みの完了したものを団子状にまとめ、ラップフィルムでくるんで2時間放置。
6.延ばし
打ち台に団子を置いて麺棒で角だしを意識しながら平らに延ばす
麺棒に巻きつけながら拡げる
7.切り
生地を屏風だたみにして切る。
生地をたたむときに打ち粉をけちると麺どうしがくっつきやすくなるので注意。
150g/一玉として三つに分ける 一人分としては少し多目な感あり。
撮影の都合で大きさが違うように見えるが器の大きさは三つとも同じ
8.ゆで上がり
一玉だけゆでてみる…10分ゆで後に水洗いしたもの。器の大きさは上記と同じ。
9.試食
水洗いして冷えている状態なので、そのまま冷やしうどん。
大根おろしに麺つゆをかけて完食。
吉田うどんの歯ごたえは充分に再現、味もホドホド 自画自賛。
もっと固めが希望ならば足踏み行程を多くすればよろしいようである。
使用した小麦粉(中力粉)は「手打ちうどん」用を銘打った某社の製品。
我がパートナーは強力粉と薄力粉を半々にして中力粉として麺づくり。手持ちの活用である。
これからの季節、冷やしうどんの出番が多くなりそうな。
・うどん考
吉田うどんに限らず、うどんとして美味しいことが前提。
その地域の個性(かたい、ふとい)は付随的なもの。
うどんの出来上がりにこだわれば、その手間は自ずと価格に転嫁されてくる。
腹を満たす毎日の昼飯代わりと、食の味わい(質)を求めるものとでは評価の方向が異なる。
参考:手打ちうどんの情報はインターネット上に溢れておりますが、今回参考にしたのは
木下製粉の解説書。 親切、丁寧な内容です。 感謝
end