個人的には富士山周辺の山域の中で、伊豆半島に未踏の山が多い。
地理的に不案内であるというのが伊豆エリアを遠ざけている大きな理由であるが、
毎度の渋滞経験も伊豆を遠ざけている一因でもある。
今回は、いつも富士山の向こうに見る伊豆半島から突き出て見える万二郎岳、
万三郎岳を山行の目的地としてみた。
【H27年12月06日(日)の記録】
未明の高速道路を降り、午前4時過ぎに国道136号線にのる。早朝なので
渋滞はなかろうと思っていたが、この時間に観光バスの車列が先行する展開となる。
渋滞ではないがバスの車列は法定速度で安全運転、伊豆スカイラインまでの行程も
こちらが組んだ道筋と同じ。 少々うんざり気味で金魚のウンコ状態でバスの後ろを走る。
伊豆スカイラインでバスの車列と離れ、遠笠山道路を終点に向かって走る。
午前05時32分:天城山登山口駐車場に到着、気温は4℃
先着のクルマは数台、駐車場で幕営のグループ一組。
午前06時17分:空が少し明るくなるのを待って出発
午前06時37分:四辻を通過
しばらく平坦な歩きが続く、登り勾配になると防腐剤注入木の土留め階段が始まる。
大きく土留めが崩れている箇所があるが、通行に支障なし。
気温は一旦3℃まで下がったが、時間の経過と共に4℃~5℃の間を推移する。
午前07時31分:万二郎岳の山頂に到着
山頂の回りは林で囲まれ、富士山の展望は大きく期待ハズレ。
早々に万三郎岳へ向かう。
万二郎岳の山頂から西へ少し下ったところで視界が開ける
曇り空の下、露出不足の感あり
午前07時57分:馬の背を通過
この道筋は富士山展望は期待できないが、相模灘方向は展望が開けている
馬の背を過ぎると馬酔木(アセビ)のトンネル
この時期には花は見られ無いので・・・
午前08時16分:石楠立(はなだて)を通過
北側に崩落地帯が見られる
万三郎岳の手前にてシャクナゲの案内
アセビ同様、花は時期外れなので・・・
午前08時47分:万三郎岳に到着
山頂から富士山方向は僅かに展望が・・・葉が茂っていたらNG
午前08時53分:下山開始
尾根筋を西進する 富士山展望を期待するが、疎林に阻まれてダメ。
相模灘方向の展望は開けている箇所は所々にあるのだが。
午前08時58分:万三郎岳下分岐点を通過
復路は北尾根を下る。
木の土留めがハードル越え状態になった道筋が続く・・・登り行程ではキツソウな
わずかに富士山方向の展望が開ける地点がある
午前09時29分:北尾根の下りから山腹を東進する道筋を進む
大きな岩がゴロゴロとした道筋なので踏み跡が明瞭でない箇所が多い
午前09時36分:涸沢分岐を通過
地理院の山地図では、ここから北に向かう道が書かれているが現況は踏み跡なし。
再び東進して標高を70m程下げると起伏の少ない平坦な歩きが続く。
途中で進路は東進から尾根を回り込んで北進となる。 山腹をトラバースする歩き。
石柱101地点の道標を過ぎたあたりから再び東進へ転じる。
標高は駐車地と同じぐらいの平坦な歩きが延々と続く。 少々ウンザリ感あり。
午前10時44分:四辻を通過
やっと戻ってきた感あり。 復路で挨拶を交わしたハイカーは10名ほど。
午前11時03分:駐車地に戻る、気温は6℃。
立派なトイレ設備です。手前の駐車場はほぼ満車、奥の駐車場に数台。
すべてがハイカーのクルマなのかゴルフ目的なのか・・・登山者用、とは書かれているが。
伊豆半島の最高峰、富士山展望は最高峰・・・ではなく大きく期待ハズレ。
持参したオニギリはザックの中に入れたまま、食べる気にもならず。
ということで締めはココ
人気の店なのか待ち時間40分で席につく。
野菜蕎麦(温)と揚げたてがんもどきをオーダーする。
混んでいるが接客ヨシ、麺と野菜は旨い・・・が、麺つゆが???残念。
次回来るとしたら(冷)の蕎麦メニューで挑戦したいところ。
・・・帰路は渋滞にはまる、伊豆半島 やはり遠かった
今回の標高データは以下のとおり
雑感:万三郎岳を目指すなら、万二郎岳を経由して歩くほうが山歩き感あり。
end