途中撤退が二週連続の春山歩き、なんとも歩き切った感に欠ける。
先週に比べて今週の気温は上昇傾向、富士山周辺の山々は完全に春山状態に移行した?
山の状況確認と緩んだ身体のトレーニングを兼ねての山行を計画する。
今回の活動域はは安倍川流域を離れて朝霧高原へと場所を移す。
【H29.4.13(木)の記録】
午前5時少し前、駐車地の気温は3℃。
この時間には、駐車地へ至る道路を横断する鹿やカモシカが歩き回る光景を見られる。
明るくなり始めた東の空には、日の出の陽光が伸びてきている。
晴天を期待して歩き始める。 気温は太陽高度の上昇と共に上がり始め、五合目では6℃。
・・・が、五合目を過ぎて標高を上げるにつれて陽射しが弱くなる・・・霧が出始め。
上昇傾向の気温が8合目近辺では3℃に下がる。山全体が雲に覆われ始めた感じ。
富士山展望台で富士山方向を見るが、当然のように展望は無く、再び山頂を目指して歩く。
地蔵峠の分岐点を過ぎ、アルプス展望台の先に残雪が見られる。
3月下旬、4月上旬の積雪の名残りか。
さほど雪は無かろうとアイゼンをつけずに進む
が、上り勾配で凍結路面が出現 ザックの底に入れておいたチェーンスパイクの出番となる
毛無山頂には若干の残雪 気温は0℃。
駐車地からの行程時間は3時間丁度 テキトーな時間である。
山頂から東へ移動し霧が晴れるのを待つ。 朝食タイムとする。
山裾から吹き上げる風は水分を含み、風にさらされたままの体の上着は濡れてくる。
陽射しは遮られ気温は低下 風は次第に強くなる。 気温は-2℃まで低下。
春山気分でシャツの袖をまくって登ってきたが、陽射しの弱い強風下・・寒い。
まくっていたシャツの袖を伸ばし、襟を立てる。 外していた手袋をはめる。
小一時間、天候の回復を待ったが期待薄、午前9時に毛無山頂へ戻り復路スタート。
不動の滝展望台まで下って山頂方向を見る
七合目あたりから上は雲の中
下り行程は2時間半ぐらいのペースで歩き終わる。
富士山ビューはNGであったが、春山トレーニングは無事完了である。 毛無山⇒けわし山の感あり。
帰路から見る富士山は雲に覆われて見えず
・・・毛無山頂は雲の中
ということで本日の山行の締めは「富士宮焼きそば」
毛無山行の帰路は東名高速へ直行が常であるが、今回は富士宮のB級グルメを体験してみる。
富士宮の焼そば店は、富士吉田のウドン店なみに数が多い。とりあえず的を絞った店がココ。
入店待ちの行列で30分、店に入ってからも10分ほどの待ち時間。
お勧めの「うるおい焼きそば」なるものを注文する。
案内されたテーブルの鉄板で焼きそばの調理が始まる。 厨房で焼きそばを作るのではなく、
お客の目の前で作って提供するスタイルである・・・店側とすれば単身客も団体客も手間は同じ、
ということで単身客は効率の悪い客のようである。
散財890円也のメニューである。他店の富士宮焼きそばを食べたことがないので評価不可。
まぁ「焼きそば」としてはフツー、個々の好みもあるのでそれ以上は何とも言えないところ。
お好み焼屋が提供するソース焼きそばと思えば可。
もう少し食体験を増やしてお気に入り探しのB級グルメ探訪、時間と散財する覚悟が必要。
end