残雪期の雪山歩きとなっていた安倍峠山行であるが無雪期に歩いたことがない。
本来であれば、無雪期に山道の事前確認 ⇒ 積雪期の歩き、というのが常道と思うが、
今季の歩きはその手順を無視した山行であった。
当然のように、予定とは大幅に異なる結果・・・途中撤退となったのは計画の甘さを露呈
したようなものである。
春の大雨?通過後の安倍峠、春山に完全移行している前提で三度目の挑戦をする。
【H29.4.22(土)の記録】
林道豊岡梅ヶ島線の通行規制は4月15日(土)で解除。
今回は山行の起点を林道沿いにある安倍峠近くの駐車地とし、無雪期のコース確認を行う。
駐車地への到着は午前5時20分、気温は5℃。GPSが表示する標高は1445m。
駐車地から林道を上り始めて数分、山梨側への通行を規制するゲートがある。
ゲートの脇を通り抜けて先へ進む
駐車地から約10分ほどで安倍峠へ
今日の行程は奥大光山が折返し点・・・の予定
雪がなければ稜線へ向かう道筋は明瞭である
バラの段手前の痩せ尾根の急登
雪がなければラクな登り、積雪期のあの苦労はなんだったのか
バラの段 駐車地から39分で到着
安倍峠からの標高差220m、雪の有無で行程の時間差は大の感あり
雪が積もっているときには分からなかった三角点
富士山は曇り空の下に 手前には雲が発達中
次第に富士山手前の雲は急速に発達し、見えていた毛無山頂は程なく雲に没する。
ここで少々パワーの入った歩きで消耗した体力の回復…休憩18分、富士山を見ながら一息。
バラの段から先の行程は未体験、今回予定している奥大光山へは時間内に到達できるか?
歩きを再開、いきなり標高を下げる行程に少々戸惑う。 復路はこの激下りを登り返すのである。
標高1640m→1530mあたりまで標高差100mを下り、次は標高1600mまで登り返す。
痩せ尾根の北側は切れ落ちたような崩落個所が数か所ある。 尾根の南側は比較的緩やかな
斜面なのと対照的な地形である。崖っぷちの尾根に富士山ビューが期待できそうな展望箇所有り。
緩やかな上り、下りを繰返しながら「ワサビ沢の頭」を通過する。
痩せ尾根歩きから解放され、広々とした感じの尾根歩きになる
小ピークを二つほど乗り越えて上り勾配の先に見える雲に覆われた山頂を目指す。
大笹の頭:午前8時12分に到着である。
今日の最高標高点1672m この手前に小ピークがあったが視界不良 富士山ビューは不明。
今日の折返し地点到達の制限時刻は午前9時、奥大光山までの行程時間は不明であるが
取りあえず歩を進めることにする。
再び一気に標高を下げる行程の始まりである。標高1672m→1540m手前まで降下する。
下り終えた地点から今日の折返し地点、奥大光山を目指す…遠い…やがて勾配が緩くなる。
奥大光山:午前8時35分着 気温は6℃
見覚えのある風景
霧の中、陽射しは無いが安堵感と共に今日の朝食タイムとする。 オニギリ三個完食+生姜紅茶。
休憩中にトレイルランナー一人通過。
午前8時55分に復路スタート 復路ではさらに二人のトレイルランナーと出会う、歩きのハイカーはゼロ!
往路での激下りを登り返す歩き、天候は回復基調ではなく、富士山ビューはさらにNG、疲労感大!
安倍峠:午前11時09分に通過
ここまで来れば駐車地は近い、俄然 歩きに元気が出る。
春山歩きの季節到来の感あり。林道沿いの駐車地二箇所ともにクルマの駐車複数台あり。
大方は八紘嶺を目指すハイカーと思われる。 山菜採りか渓流釣りか、路上駐車も散見される。
山行の締めは「天もり蕎麦」・・・うつろぎ
屋外に設置されたテーブルで、清流を見ながら清涼感のある食事もできる。
今回の行程まとめ
行程時間は
・駐車地 ---------
↓10分 ↑11分
・安倍峠 ---------
↓29分 ↑31分
・バラの段(往路休憩18分)
↓42分 ↑33分
・ワサビ沢の頭 ----
↓40分 ↑39分
・大笹の頭 -------
↓23分 ↑31分
・奥大光山(休憩20分)
往路の実行程時間は2H24M
復路の実行程時間は2H25M
単独の峰を目指す山あるきであれば 登り行程時間>下り行程時間 となるが、
今回のようなアップ・ダウンを繰返す稜線歩きの往復行程では 往路行程≒復路行程
となったようである。
安倍峠~奥大光山、無雪期のトレース完了。林道が閉鎖された冬季では無理感あり。
次回は晴天時の富士山ビューに期待・・いつになるか? 林道の落石も少々気になる。
end