安倍奥の山歩き実績を見てみると安部峠から十枚山の間が未踏破
の空白域となっている。
安倍奥の山歩きを一区切りつけるために、この空白域の山に目標を
設定してみた・・・大光山である。
コースの下調べもそこそこに現地へ向かう・・・が好きになれない蛭との遭遇
が待っていた。
以下は、その部分に特化した記録である。
※気持ち悪い写真が掲載してあるので気の弱い方は見ないほうがヨロシイかと
コース全般のオハナシは後編へ?
【平成25年6月30日(日)の記録】
山あるきで何が怖いかというと気持ちの悪さで蛭(ヒル)が個人的には一番である。
これまでも気を付けて山歩きをしていたが、現実になるとは・・・トホホなオハナシ。
天候は曇り、山頂付近は雲の中である。
最初の蛭との遭遇は草木地区の登山口から最初の堰堤を超えたあたり。
シャツの胸ポケットの縁に何やら蠢くもの。?と思いつまむと小型のヒル。
どこから?と思いながら手袋をはめた指先で潰そうとしたがゴムのようで
容易に潰れない。 地面に落として踏みつけてみたが死なない。
あまり気にせずにその場を去る。その後は沢を右へ左へと渡りながら進む。
標高1250mあたりで沢から離れ始めたところに小屋があった。
「水場の小屋」という標識があるので水場なのだろうと思いながら、標識の
写真を撮り、ここで小休止・・・と思いつつ足元を見ると
靴の甲に何やら無数の蠢く(ウゴメク)ものが・・・蛭(ヒル)の大群である。
大、小取り混ぜ足元の草の間から際限なく現れてくる。 片足を上げて蛭を
取り終え、反対側の足を上げて蛭を取っている間に下ろした足にまたもや
蛭が上ってきている。
降参、とばかりにその場を離れ、草のない道まで移動し靴に付いた
蛭を取り除くのだが、甲のアッパーの隙間に潜り込み出てこないヤツが
いる。 変幻自在に形が変わるのでつまみ出すのは容易ではない。
足元に気を付けながら、時々はズボンの裾を上げて脛あたりの蛭の有無
を確認して歩く。 山頂手前の笹原歩きになるところで靴に取り付いている蛭
を発見・・・取り払う。
大光山の山頂へ到着。
念には念を、とズボンの裾を上げてみた・・・なんと両足とも出血が!
靴下とフクラハギの境あたりに吸血の跡、しかし蛭の姿は無い。
もしやと思い太ももまでズボンの裾を上げてみたら
左の太ももに三匹、右の太ももに二匹、丸々とした蛭と流れる血、血、血・・・
手持ちのアルコール除菌パッドで静かにつまむこと数秒、太った蛭はコロリ
と剥がれる。 同じ手順で計5匹を処理。
代表二匹の姿、除菌パッドの大きさは縦方向が折りたたんだ状態で7.5㎝
なので蛭の大きさは以外に大きい。
以下の写真は拡大すると気持ち悪いのでお勧めしない。
こやつ、踏んでも中々潰れず、ゴムを踏んでいる感じ。
蛭は取り払ったが出血は止まらない・・・3時間ぐらいは出血していたか。
ズボンの内側は血だらけ orz
駐車地へ戻りザックを降ろし、長袖シャツを脱いでみると蛭が一匹。
アスファルトの上へ払い落し踏みつけるが、路面の隙間に潜り込み容易に
死なない。
吸血被害当日の夕方の左足・・・毛深いのはご容赦
吸血被害翌日の夕方の左足・・・カサブタを取ったあとなので若干の出血
この山域の岩は大半が苔むしている・・・ということは湿度が高く、日当たりが悪い
ということなのだろう。 蛭にとっては住みやすい環境ということか。
蛭の被害に遭ったことのない方々への参考になれば幸いです。
H26.4.28
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end
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