PPK_Japan ・・・ Leaves dancing in the wind

世の中の柵(しがらみ)から離れ、気ままに、あるがままに

富士山が見える山をあるく・安倍奥 山伏岳

2013年03月09日 23時40分38秒 | 富士山を見る

 個人的な日帰り山歩きの時間配分は上り3時間、下り2.5時間を目安としている。
今回も現地の残雪状況が全く不明なので、その配分を若干超えそうな感じであるが向かう
こととした。


 出かける前の不安材料は二つ。
・一つ目は、今週前半から急激に春めいてきた天候。
 現地に残雪があった場合は雪解け具合により、最悪な状況が想定されることである。
・二つ目は、登山開始地点の駐車場がよくわからないという状況なので、予定時間に登り
 始めることができるか、である。


【平成25年3月8日(金)】の記録

午前8時05分:標高910m
登山口近くの駐車スペースへ到着。

 途中、赤水の滝を過ぎたところで、左折方向に大谷崩れの工事用道路があったのでそちらへ
進んでいったが、どうも予定のコースから外れていくので元の分岐点へ戻った。

※ロスタイム約10分。

午前8時20分:駐車場から登山口へ向かう。


 早々に凍結状態の道が出現、アイゼンを装着。

 その後は凍結路、積雪路、雪なしの状態が交互に現れ、アイゼンを着けたり、外したりを繰り返す。

 登り始めは沢沿いに進んでいくので、沢を右へ左へと超えていく箇所がある。
以外な方向へ進むので結構迷う。沢越えが終わると登頂開始である。
↓沢を右へ、左へ                          ↓写真の左下から右上へと進む


 ■<2時間18分>
午前10時38分:標高1471m
 蓬峠(よもぎとうげ)に到着。ここがコースの中間点、予定時間を少々超過している。



 ■<1時間49分>
午前12時27分:標高2014m
 山頂に到着・・・山頂の看板が二つ?


立ち枯れの木と富士山

 山頂は広く、残雪もかなり多い。スノーシューがあれば行動範囲は広くなる。
残念ながらスノーシューは車の中へ置いてきた・・・予想以上の雪量!

午後1時17分:山頂から下り始め。
 来た道を戻る。


 ■<1時間33分>
午後2時50分:蓬峠に帰着
 下り時間が登りのときに比べてあまり短縮されていない。
急な坂を下るため、アイゼンの歯が雪を噛んでも滑り止めにならない。
登りのときよりもストックを多用しながら慎重に下るため移動時間は短縮できず。

↓大谷崩れの補修工事


この先、沢筋の道を下るが、登ってきたときよりも水量が増えていた。
写真は沢の上流から下流方向を撮影。


■<1時間10分>
午後4時0分:駐車場へ到着。
 蓬峠からの所要時間は登りの半分。山頂からの時間は2時間43分。
 この時間になると、下る途中の林の中は暗くなり始めている。”日影沢”という地名に納得。
駐車場から林道へ上がったところで鹿に遭遇。鹿なのかカモシカなのか分からないが、
動物園でしか見たことがないものに出会うとは想定外。


反省その1:雪道の登りで脚力を消耗したようで、下り途中の急坂が続くところで太ももの
      筋肉が痛み始めた。最初は左足、すこし時間をおいて右足・・・体力不足を痛感。


反省その2:GPSの電池寿命、カタログでは20時間ということであったが7時間30分程度でアウト!
       アルカリ電池を使っていたのだがニッケル水素かリチウムでないと定格のデータ
       にはならないようである。コンパス機能は止めていたのだが、電池の延命には    
       貢献していなかった?


 富士山はボンヤリと・・・この時期ではキレイな富士山は無理なのか

↓起点から山頂へのトラック。元図は国土地理院から転載。


H26.4.27
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