PPK_Japan ・・・ Leaves dancing in the wind

世の中の柵(しがらみ)から離れ、気ままに、あるがままに

2019 黒岳(御坂) 無雪期のトレース確認

2019年11月30日 21時28分40秒 | 富士山を見る

 12月を目前に、しばらく歩いていない山域の台風による影響有無を
積雪前に確認しておきたいのであるが、天候不順で予定が立たない日々が続く。
 ここへ来て、週末の天気予想に待望の晴れマークがついた。行動開始である。
トレース確認候補の山域は優先順位の高い黒岳(御坂)

【R01年11月30日(土)の記録】
 久々の富士山の北側へのお出かけ、クルマのタイヤは既に冬タイヤに 交換済み
であるが、山歩きの装備をどうするか・・・晩秋~初冬? 気温の寒暖差が大きい昨今、
山ウェアと携行品の選択に迷うところである。

 とりあえず厚手のネックゲーター、フリースのベスト、レッグウォーマー を
今までの装備に追加、カメラの保温対策としてハクキンカイロを二個、
凍結路対策としてチェーンスパイクを携行、という寒冷装備で支度を進める。

 自宅出発時の気温は4℃、高速道路を経由して国道139号を走る。
途中の道路脇の気温表示は-10℃が今回の最低気温。
 到着した未明の駐車地の気温は-2℃、心配したほど低くなく一安心。
空が明るくなるのを待って、駐車地から黒岳山頂を目指して歩き始める。

 落ち葉を踏みしめる歩き、最初の渡渉ポイントを過ぎて標高を100mほど
上げたところで薄く積もった雪が目立ち始める。
・・・まさかとは思ったが、この地点で雪? ということは、この先に進めば
確実に雪山か・・・とりあえず進めるところまで行ってみることにする。
 

 沢沿いのトレイルは台風による倒木、落ち葉と斑(まだら)に積もった雪で、
自分の記憶に残るトレース風景とイメージが合わず進路に迷うことあり。
雪と落ち葉で滑る足元、つづら折れの取り付き地点でチェースパイクを装着する。

 滑り止めの威力は絶大
 
 順調に広瀬分岐に到着 陽当たり良好、気温は1℃

 霜柱を踏みながらのトレイルもあり
 
 時々、踏み跡が残る尾根筋歩き

 今日の富士山 1stビュー

  朝食ポイント、気温は3℃
富士山を見ながらのオニギリタイム、保温ポットの生姜紅茶で温まる。

 黒岳の山頂
 
  新道峠、御坂峠、どちらの峠も向かう山道は積雪あり
9時34分:下山開始

 黒岳山頂下の展望地から見る富士山頂


 展望地を過ぎ、標高を下げたところの泥の斜面には雪解け水が染み始め・・・慎重に下る

 今日の富士山 Lastビュー

 陽当たり良好 気温は10℃に上昇

 太陽高度の上昇と共に、南に面したトレイルは雪解けが進み落ち葉が露出。
日影部分には雪が残っているので、交互に積雪路、無雪路を歩く状態となり、
スパイクを履いた靴底には落ち葉厚く張り付き積雪路面では滑り止めが効かず。
その都度、靴裏を枯れ木か岩に当て付けてスパイク面の掃除を繰り返す😢。

 沢沿いの倒木地点 気温は2℃まで下がる

 トレイルを塞ぐ形で左右から木が倒れ込んでいる。
かなり姿勢を低くして通るか、迂回するか・・・悩むところ。(ローアングル撮影)

 復路での最終渡渉ポイント

 ここでチェースパイクを外し、ストック、靴底と併せて泥を洗い流す。

 今回は転倒無しで駐車地に帰着 気温は6℃
無雪期歩きを想定していたが、予想外の雪山歩き 事前の調査不足を反省。

 ほぼ一年のブランクのあった黒岳歩き、積雪期の早朝ハイクの前には、もう一度
トレース確認が必要な感じ・・・今後の課題

 帰路は、陽光を浴びて真っ白な山頂が印象的な富士山を横目に安全運転。


 今日は晴天に恵まれました


 帰路の高速道路では車外気温計は13℃を表示。
自宅到着時の気温は11℃、少々ロングドライブ、無事の一日に感謝。

R1.12.03 誤記修正

end

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