PPK_Japan ・・・ Leaves dancing in the wind

世の中の柵(しがらみ)から離れ、気ままに、あるがままに

山犬段~天水 散々山行・虫に注意!!

2017年07月09日 22時29分00秒 | 富士山を見る

 週一山行もそろそろ暑さ対策で夏枯れ時期に突入しそうな感じの昨今である。
今回は富士山ビューを楽しめる西限?の山を選んでみた。
 富士山からの距離としては大札山と同じぐらいであるが、展望状況は現地調査して
みないと分からない・・・ということで山犬段起点の山行を計画する。

【H29年7月09日(日)の記録】
 山犬段はオフロード四駆で林道走りをしていた頃に一度だけ行ったことがある場所である。
当時は山歩きには全く興味がなかったので、単なる通過点。
 今回は山歩きの起点として久々の林道走りで現地へ向かう。

 山犬段到着は午前4時40分 気温は18℃
 
 林道蕎麦粒線は想像していたよりも荒れてはいなかったがオフロード四駆向きの道路。
現用中のオンロード四駆では少々頼りなく、ブロックパターンの厚いゴムタイヤが懐かしい。
 大札山・肩登山口からの5.3Km30分ほどかけて低速走行で通過。

 山小屋

 これは帰路での撮影 早朝到着時は虫対応で撮影する余裕は無し

 午前5時前に到着しクルマを降りる、コバエのように飛び回る黒い虫(ブヨ?)が群がってくる。
早々に駐車場所を移動してみたが状況は変わらず。
 ドアを開けると車内に虫が入る・・・普段はクルマのドアを開けっぱなしで靴の履き替えから
始まる山行準備をするのであるが、今回はそうもいかず、着替えに必要なものだけを車内から
取り出しドアを閉め、車外で手早く着替えをする、という手順でなんとか準備を完了する。

5時09分:群がってくる虫から逃れるようにして駐車地を離れて目的地へ向かう

 コンクリート路を5分ほど歩くとゲートに突き当たる。 ゲート脇を通る。

 さらに5分ほど歩くと八丁段へ向かう分岐点が見える
 
 コンクリート路から未舗装路へ
注:コンクリート舗装路を直進すると八丁段を通らずにホーキ薙に至る

 八丁段展望地への指導標
 
 駐車地で襲ってきた飛び回る黒い虫は山中でも付きまとう

5時37分:八丁段展望地 視界不良・・・

 ここは八丁段の山頂ではなく・・・展望地 地面はフカフカの柔らかい状態

 展望地に咲く
 
 幼木、大木が混在している
5時46分:展望地を離れて山頂へ 

5時51分:
山頂は展望無し
 

 八丁段から板取山ルートの迂回路案内
 

5時58分:ホーキ薙


 工事現場の鹿
 

6時18分:広河原峠を通過
 
 単なる鞍部 展望無し

6時41分:板取山に到着
 
 南アルプス方向の展望あり 雲に隠れて視界不良

6時44分:天水へ向かう
 

7時12分:天水 気温は19℃
 

 天水からの展望

 中央の小さな三角形の山は黒法師岳

 天水は痩せ尾根の展望地
 
 安倍東山稜のバラの段に似た地形である

7時24分:天水から沢口山を目指す
 痩せ尾根歩きから広々とした尾根筋歩きに転じる。
木々の葉で陽射しは少なめな林の中を下る
・・・今度は黄色と黒の縞模様の虫(アブ?)が羽音を立てて回りを飛び回り始める

7時34分:うつなし峠
 
 地理院地図の「うつなし峠」の位置よりも東に位置する
ここから登りに転じるかと思ったが、さらに高度を下げる歩きは続く

 天水⇒沢口山へ向かう道筋の立木にはが目立つ
 
 沢口山→天水の向きではは少なめ
幅広い尾根の林の中、踏み跡が明瞭でないところでコースアウトする可能性あり

 沢口山手前の小ピークにて予定時間超過のため天水へ戻る
天水⇒沢口山への下り行程で同行してきたアブ?は復路行程でも延々とカラダの回りを
飛び回り、休憩もままならない。

9時19分:復路の天水では展望はNG

 山道から外れて
 
 足元の花 天水→板取行程の途中

10時02分:板取山通過

10時38分:ホーキ薙

 吹き上げてくる霧で八丁段は雲の中
うるさく飛び回っていた虫とはここでお別れ、ほっと一息。

 八丁段ルートをとおらずバイパスルートを選択する
 

11時02分駐車地へ戻る 気温21℃
 朝に飛び回っていた虫は見当たらなかったが、より大型の虫がクルマに張り付いていた。
いかにも刺されそうな感じの虫の形態、汗を吸った山ウェアを脱ぎながら虫の動向に注意。

行程時間
駐車地⇒天水:2H03M(八丁段展望地経由)
天水⇒駐車地:1H40M(八丁段経由せず)

天水⇒沢口山の手前小ピーク:46M
小ピーク⇒天水:1H09M(朝食タイム15分含む)

全行程:5H53M
 消費したPETボトル二本、久々の大量発汗の結果である。

 まさかのブヨ、アブと思われる虫のお出迎え。蛭除けスプレーは持参していたが、昨シーズンに
携行していた蜂、アブ対策の殺虫剤は携行せず。 事前の準備不足を痛く反省orz
山犬段小屋の宿泊者いわく、トイレの中はもっと凄いよ・・と、この時期は虫対策が必須!!

虫刺されの顛末
 歩き始めてすぐに右手の人差し指と中指の付け根に出血箇所が二つ、異常な痒みで気がつく。
グローブの上から刺されたのか、グローブをつける前に刺されたのか。 右手の甲が腫れている。
痛くて痒い
 自宅に戻って入浴時に気がついた・・・右と左のこめかみ辺りに虫刺され痕、両目の瞼が
腫れてきた。右腕の内側にも新たな赤い虫刺され痕あり、腫れている。

富士山ビューを期待しての山域としてはXに近いの判定。 歩くなら春、秋頃がベストな山域か。

 end

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山伏(やんぶし)岳 体力測定2017 & ヤナギラン

2017年07月03日 22時12分38秒 | 富士山を見る

 梅雨入り当初は空梅雨傾向であったが、二週目あたりから曇天、雨の繰返しが続く。
週一の定例山行としては晴れの日が必須条件なのであるが、天気予想が低確率なので
日程が定まらない。
 山域の候補としては恒例?の山伏が最有力、目的山域と富士山の気象状況、この二つ
&条件が揃う日がとなる…ということで週末の土日を外して平日の月曜日で決定。

【H29年7月03日(月)の記録】
 天気予想は◎というよりもに近い、天候不順が続きカラダが運動不足感あり。
雲が良ければ富士山ビューに恵まれるか?いう程度の軽い期待でクルマを走らせる。
 駐車地気温は19℃、自宅発時の気温は26℃。気温差は7℃山奥は涼しい

 5時08分:登山口へ向かう

 よもぎ峠にて10分休憩 気温は18℃

 峠を通り抜ける風が心地よい  ザックを降ろした背中が乾くのを実感する

 山頂手前での富士山ビュー

 富士山頂には雲がかかり、上空の雲は動きが不安定

 山頂気温は17℃


 山頂からの富士山ビュー


 保護柵の内側のヤナギラン

 生育状況は開花には程遠く

 山頂を吹き抜ける風は強く、上空の雲の流れは急である


 待つこと50分

 富士山頂にかかる雲が切れた  今日の山伏からの富士山ビューは静か
市街地方向は雲海に覆われている・・・これを見納めに下山を開始する 気温は20℃
8時33分:
復路開始


 標高1770mあたりの倒木
 
 最近倒れ込んだと思われる倒木、山道を完全に塞いでいる

 最上流にある木橋の沢
 
 水の冷たさを実感 下り行程での暑さが一時解消される

 供給される水量は豊富
 
 沢遊びを10分ほど…山は水の供給源を実感する

 下り行程の気温は20℃から一旦18℃ぐらいに下がるが、よもぎ峠では24℃
駐車地では26℃…上半身の山ウェアは汗を吸って重く、脱ぐと軽さを感じる。

 山伏での体力測定比較は以下のとおり
測定日:H27.8.9 / H28.6.27 / 今回
・登り:2H47M / 2H57M / 2H35M(諸々ロスタイム含む)
・下り:2H24M / 2H20M / 2H18M(沢遊び時間10Mを除外)

 山行の締めは、このルートで定番になりつつある「うつろぎ」の蕎麦
 
 天おろし 800円也、ごちそうさま◎

ヤナギラン:
 自宅のヤナギランは開花

 主茎先端部が最初に開花、脇芽はこれから

 梅雨の合間の憂さ晴らし、歩いてヨシ、食べてヨシの一日。
帰路の高速道路上では外気温36℃を記録、下界は暑い!!!

 end

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