Pingという名前のあひるのおはなし。
Pingは大勢の家族と揚子江に浮かぶボートで
暮らしていました。
ある日の夕方、ボートに戻り損ね、
一晩、外で過ごし、
次の日にスリリングな体験をします。
情緒の言葉がほとんど無くて、
淡々と事実を書いているところが面白い。
感情を表す言葉はsadしか出てこない。
Pingをつかまえとお父さんの言葉
"Ah, duck dinner has come to us!"
には感情がこもってるかな。
beautifulが数回、cryが情緒的な表現といえば
そうなるかもだけど、悲鳴をあげた的な叙述で、
直接的に悲しいとか、大変!とかは書いてない。
エクスクラメーションマークやストーリから
感じ取る部分は読み手に任されている。
事実の描写にどれくらい情緒を読み取るか。
ここがね、面白いところ。
情緒部分は周りの大人の反応と自分の内側で起きている
こととを重ね合わせながら理解していく、
というプロセスをたどるので、
周りの大人とどんなふうにこの絵本を読むかで、
ずいぶん、感じ取ることが変わってくるのかもしれないな。
<昨日のおみおつけ>
Pingは大勢の家族と揚子江に浮かぶボートで
暮らしていました。
ある日の夕方、ボートに戻り損ね、
一晩、外で過ごし、
次の日にスリリングな体験をします。
情緒の言葉がほとんど無くて、
淡々と事実を書いているところが面白い。
感情を表す言葉はsadしか出てこない。
Pingをつかまえとお父さんの言葉
"Ah, duck dinner has come to us!"
には感情がこもってるかな。
beautifulが数回、cryが情緒的な表現といえば
そうなるかもだけど、悲鳴をあげた的な叙述で、
直接的に悲しいとか、大変!とかは書いてない。
エクスクラメーションマークやストーリから
感じ取る部分は読み手に任されている。
事実の描写にどれくらい情緒を読み取るか。
ここがね、面白いところ。
情緒部分は周りの大人の反応と自分の内側で起きている
こととを重ね合わせながら理解していく、
というプロセスをたどるので、
周りの大人とどんなふうにこの絵本を読むかで、
ずいぶん、感じ取ることが変わってくるのかもしれないな。
<昨日のおみおつけ>