プリメイラ Honolulu

袰岩奈々のホノルル・カフェぶらぶら日記。
こちらもどうぞ→ https://note.com/nana_horoiwa

上大岡トメ「キッパリ!」ポチポチ読んでます

2008-09-10 10:57:01 | 読んだ本
今、気づいたけど作者さんの名前、「かみおおおか」って
京浜急行沿線の駅の名前ですね。

同じ沿線の富岡というところに幼稚園ごろから小1まで住んでいて、
夏は毎日「どっちが前かわからない」と言われるほど真っ黒になるまで
今は埋め立てられて無くなった海岸(あれ、東京湾内か?)で泳いでいました。

上大岡トメ「キッパリ!」

この本には5分間で自分を変える方法が60(+1)載ってて、
「使わせていただきます」
と思うのと
「これはちょっとムリかも」
と思うのと。いろいろなメニューがあって面白いです

21は「おひさまとともにおきる」となってます。最近の私はこれです
夜は全く使い物になりません。ぼ~っとしてて、時間ばかりかかります。
朝、早めに起きて動くほうがいろいろ片づきます。なので、朝側にシフト。
(ひょっとすると、老化のせいなのかもしれません。朝、早くに目が覚める)

それにひきかえ、小6の娘。
ちょっとアンニュイが入っているのですが、
朝起きるときにまず脚に力を入れて、起き上がるという最初のエピソードに
「朝、脚に力を入れること自体がムリ」
って言ってました~。
小1の息子。起きてきても、ダ~ラダ~ラと。起きているのか眠っているのか。
テキパキへの道は遠い…。

 ジムの上の事務担当Alohaです。私なぞ、朝、脚に力を入れたら確実に攣ってしまい、逆にしばらく動けなくなります。アンニュイ仲間です。

あれこれ、ごちゃごちゃ

2008-09-09 09:23:55 | 考えたこと
内田先生の本の「自虐史観と戦後責任論」で
戦争を語るときに『「検察官」的なエートスに身を委ねたくない』と
あるところ。
あ~、私のなかでときどき出てくるあの感情は、
「検察官的なエートス」と名づけるといいのだな~と

何か問題が起こる。日常的にも仕事やカウンセリングのなかで
相談として扱われることごとなどのイメージでもいいのだけれど。
そうすると、どうしても「悪者探し」をしたくなる傾向がある。
「あいつのせいだ」
「あの出来事のせいだ」
とか
「学校のせいだ」
みたいに。
そうすると、怒りの持ってき場が見つかってちょっと
ほっとしたりすることもある

だけど、あるひとつのことだけが原因になっていることは少なく、
原因が見つかったところで解決にはつながらないことも多い。
原因探しが必ずしも、ものごとがいい方向へ動くことに
つながらない場合もある。
それでも「検察官的エートス」が発動しそうになることが…。
このエートスとの折り合いがうまくいくと、もうちょっと平安な
毎日が訪れるのかもしれないな~

そうそ、成熟についての言及も多くて、面白いです。
「成熟には少なくとも同性の2人の価値観を異にした親族が必要」
という内容に、ふ~む、そうなのか~、と
ず~っと前に買って、積読になっていた人類学系の本も
ひっぱり出してみましたが、なかなか読解困難であります

話はとんで「日出処の天子」のなかで厩戸王子と毛人とが組めば
世界を掌中にできるってところで、
毛人が「これはやってはいけないこと」と言うのが印象的。
これって「ためらいの倫理学」かな?

東京ウィメンズプラザフォーラムのおしらせ

2008-09-08 15:02:32 | おしらせ
 東京ウィメンズプラザさまより、
フォーラムのご案内をいただきましたので、お知らせいたします

東京ウィメンズプラザフォーラム

平成20年10月3日(金)・4日(土)9時~21時
東京ウィメンズプラザ 全館

 東京ウィメンズプラザでは、都民・団体・行政が、
男女平等参画社会の実現に向けたさまざまなイベントを通して交流を深める
「東京ウィメンズプラザフォーラム」を、今年も実施します。
男女平等参画推進に取り組む団体・グループの活動成果発表、
シンポジウムなどの催しを2日間にわたり開催します。
みなさまのお越しをお待ちしています!

詳細は、リンク先ページをご覧くださいませ。

鎌取、行ってきましたよ

2008-09-08 08:45:02 | 考えたこと
鎌取の緑保健センター、行ってまいりました。
皆さん、熱心で。
お休みの土曜日だとういのに、たくさんの方とご一緒しました。
何人かの方とお昼もご一緒して、
なんだか、ほんわかと嬉しい気分でした

私に目をつけてくださった係長も、課長補佐も
なんだか初対面な感じがしないのが不思議です。
そして、課長さん。ただ一人男性で大変なお仕事だろうに、
「おとうちゃん」ってかんじでニコニコ
上司がこんな感じだったら、仕事しやすいだろうな~、なんて。

そうそ、係長さんから「20世紀少年」お勧めです、
と教えていただきました。ありがとうございます!

内田樹著「ためらいの倫理学」読んでます。
「善意のなかの(自分の)欲望に気をつけろ」
と書いてあって「はっ」と
カウンセラーという仕事には欠くべからざる態度です。
痛いほどわかります。
自分が「こうしたがっている」のか
相手が「そうしたがっている」のかということには
本当に注意が大切。

こちらの本は、おせんべいのようにバリバリとはいきません。
もうちょっとこちらの頑張りが必要。するめ? なんだろ。

日曜日は下の子どものサッカーの練習につきあったら、大雨
びしょびしょになりながら帰ってきました。
ふと見ると上の子から返ってきた「日出処の天子」が。
いけない、いけないと思いながら1巻~7巻、
一気読みしてしまいました…

内田樹著「ためらいの倫理学」買いました

2008-09-06 07:48:41 | 読んだ本
今日は鎌取で保健師さんたちと研修会です。
50人くらいの方が集まるとのこと。
ワクワク、ドキドキです
鎌取って初めてうかがう場所です。
ちゃんと着けるかどうかがまずはちょっと心配

昨日はお出かけのお供を探しにブックオフへ
こんな日本でよかったね」を読み終わってしまったので、
内田先生の本がないかな~、と。
「う」のところを見たら上記本が。
「共通感覚論」から文庫本カバーをはがして、
こちらにうつしました。準備完了です。

昨日はこの本のほかに、「キッパリ」「サクセスフルカウンセリング」
「クリティカル進化論」「生と死を考える」も買ってしまい、
そのまま歩き回ったので、重かったです。でも、こんなに買っても
700円ぐらいだったのですごく嬉しいでした。

 ためらいの倫理学―戦争・性・物語」内田樹著 角川文庫

キッパリ!たった5分間で自分を変える方法」上大岡トメ著 幻冬舎

サクセスフル・カウンセリング―成功するカウンセリングのための40のポイント 」スコット・T. メイヤー 著

クリティカル進化論」道田泰司・宮元博章 著 北大路書房

生と死を考える」曽野 綾子 (編集), アルフォンス デーケン (編集), Alfons Deeken (原著)

太極拳、やってみました

2008-09-05 11:56:20 | 考えたこと
金曜日は日大で授業の日なのですが、今は夏休み
事務所の1階がスポーツジムなので、
(事務担当Alohaがいつも「ジムのうえでじむ」と…)
本日のメニューの太極拳に出てみました

不思議です。
ただ「歩く」のに、
こんなにじっくり取り組んだことは
ないような気がします。
体重があっちへ行ったり、こっちへ行ったり。
面白いです

ティク・ナット・ハーンというお坊さんがいるのですが、
この方が「歩く」というときには、もしかしたら、
この感じなのかもしれないな~、なんて思ったら
ジ~ンと来てしまいました

こんなにしょっちゅう涙がジワ~ッとするなんて、
前世は泣き女だったんだろうか…

約1時間、自分がどんなふうになっているのか、
鏡に視線を向ける余裕も勇気もないまま、
ひたすら先生の姿を追い求めて終わりました…

本日もジムの上で事務をしております、事務担当のAlohaです。ダジャレは脳トレになるそうですよ。一部地域で有名なダジャレの王様を知ってますが、あのボキャブラリーはすごいと思います。でも健康のためには、聞き流すことも大事ですね

「こんな日本でよかったね」読んでます

2008-09-04 09:37:50 | 読んだ本
おせんべいにかぶりつくような快感内田先生の本
読んでます。
「そうそう、そうなのよ!
と思いながら。
ときどき、読めない漢字やわからない単語も出てくるんだけど

かつて、不登校の子どもたちのところへ、家庭教師という名目で
訪れては話し相手(?)になるというようなことをしていたことが
あるのだけれど、内田先生のおっしゃる「不快という貨幣」には
大きくうなづくところがある。
家のなかで、いっとう先に
「不快じゃ」「大変なの」
と感じたもの勝ち、みたいなこと。

こんなやりとりでも。
「頭が痛い」
と夫。
「あら、大変」
と妻が言ったとたんに、妻は何かお世話しなくてはならなくなる
でも
「あたしも頭痛
って言うと、何もしなくてもすむ理由が出来る。
そうすると、
「不健康であることがお世話をしなくていい理由」
となり、健康な人も「元気です!」とは言わなくなる…

仕事場でもそう。
「仕事が楽しい
なんて言ったら、
「好きなんでしょ
って、あれこれあれこれ押し付けられる。
「あ~、大変だ
と言ったもん勝ち、みたいな。

いつのまに、こういうのが普通になったんだろう?
「ムリしないことがいいことだ」
みたいに言い続けたカウンセラーたちのせい? だったらどうしよ…

ニーメヤー先生のお話、聞いてきました

2008-09-03 17:19:35 | 考えたこと
ニーメヤー先生の体と心と頭を使った講演、受けてきました。
何枚かの絵、檀上で、そして会場に降りたってのアクション、
印象深いです。
通訳を交えての講演だったのに、
2時間のあいだ、飽きることも、焦れることもありませんでした。

子どもの死に対して、whyと問い続ける母親の詩や
ご自身のお母様とのやりとりのスライド
(パワーポイント)に、
ここでも涙が…水分過多です。

回復力(レジリアンス)がキーワードとして
出てきたわけではないのですが、
「意味の再構成」という視点はカウンセリングに
関連が深いです。
内田樹氏の「社会構成主義」ということも関連するようで…。
彼の本を読み始めていたのは偶然ではないでしたね。

今年は死別体験をした方の話を聞く機会が多いです。
身の回りでも危機的状況での入院やお葬式がチラチラ。
自分にとっても、仕事にとっても死生学、影響大です。

筑摩書房の編集の方がご一緒してくださっていたこともあって、
島薗先生と名刺交換させていただきました。
ラッキーです
一人で行っていたら、
遠くから尊敬と憧れとの視線を送るのがせいいっぱい。
名刺交換だなんて、とんでもないことでございます。 

会場で「<大切なもの>を失ったあなたに」春秋社 
買ってきました。

〈大切なもの〉を失ったあなたに 喪失をのりこえるガイド R.A.ニーメヤー著

今日は死生学講座、受けてきます

2008-09-03 08:23:40 | 考えたこと
ひさしぶりに、自分の興味関心のための研修に。
レジリアンス(復元力)という言葉にひかれます。

「落ち込むまいとがんばるよりも、落ち込みから戻ってくることが大事」
とことあるごとに主張している私としては、これでいいのかどうかを
確かめるきっかけになりそうだし。

人がいっぱいいるところ(200人ぐらい集まるらしい)
は苦手なんだけど、行って来ます~

そうそ、内田樹氏の本、な~るほど、と熟読しちゃいます。
「そうか、そういうことでむかっ腹がたつのか」
と私の「むかっ腹」の理由がわかりやすく、理路整然と書いてあるもんで。
いろいろ、いろいろ考えがめぐります

微分的(その場の気分的)生き方

2008-09-02 09:46:35 | 考えたこと
私の場合、「その場限り」という態度は
本を読むときにもあてはまるのだな、という
ことにちょっと前に、気づきました

というのも、夫は読んだ本の内容はほぼ、覚えているという
ことに気づいてから。私の場合はあまり覚えていません
ただただ没頭するのみ
例えば、プールに入って水が気持ちいいな~、
っていう感じを味わって、あがってきておしまい。
下手をすると主人公の名前さえ覚えないまま「主人公だ」と思って読み終わる
こともあります。
やれやれ人と語りあうときに不便なわけです。

それが、ブログを書き始めてからちょっと変わってきている。
だれかに「伝える」ということを意識すると、「覚える」のです。
そういえば、授業の準備をするといろいろと「覚える」ことが多くなる。
先生がいろいろなことをよく知ってるってのは、当然なのかも。

ここ2,3年、「表現」ということに関心があるのですが、
この「伝える」ということは「表現」とも関連が深い。
だれかに「何かを伝える」ことを意識すると、そのことに名前をつけたり、
言語化したり、よりはっきり意識したりすることになるのだな~

「伝えたい」相手がいるのか、だれなのかってことも大事な気がする

やっと新学期、ホッ…

2008-09-01 09:16:54 | 考えたこと
新学期が始まり、お昼ご飯で悩む日々から
解放されます。ありがたいです!!
(悩んでいるだけで、ちゃんと作っているという
わけでもないのですけどね

毎日毎日、ご飯(給食)食べさせてくれて、
何かというと文句ばかり言い募る子どもたちに、
「どうしてこんなことがわからないの!!」
と怒ることも無く基本的なことを教えてもらえる。

私にはとてもムリです。(あ、またムリって言っちゃった
夏休み中に下の子(小1 男児)で、証明済みです。
学校、ありがたいけどな~

さて、8時過ぎにマイペースで動き始められる日々。
何かまとまったことができそうで、嬉しいです!


学校始まりましたね。私も給食食べたいです。ちなみに好きなメニューは揚げパンです