現場では,こんな図を描いて教えているんだ。びっくり。
地球と月の大きさの割合と相互位置には正解を得られるように気を配ったのだろうが,観察値の地表から線を引くというのは,ばっかじゃないかと,皆が言う。
下のような,図を描くべき。
これだと月の高度が高すぎるけど,それは,月の位置をそこに指定してあるから。ちゃんとした高度が得られるように月の位置を変えないといけない。
金星の高度も高すぎるが,その原因は金星の公転軌道の半径が大きく描かれすぎているから。これも,ちゃんと直さないといけない。
現場では,こんな図を描いて教えているんだ。びっくり。
地球と月の大きさの割合と相互位置には正解を得られるように気を配ったのだろうが,観察値の地表から線を引くというのは,ばっかじゃないかと,皆が言う。
下のような,図を描くべき。
これだと月の高度が高すぎるけど,それは,月の位置をそこに指定してあるから。ちゃんとした高度が得られるように月の位置を変えないといけない。
金星の高度も高すぎるが,その原因は金星の公転軌道の半径が大きく描かれすぎているから。これも,ちゃんと直さないといけない。
この人,「『太陽に隠されるから見えない』なんておかしいだろ」っていってんだろうか。
東京都教育委員会もこの人もそうだけど,太陽が沈んだらすぐ星が見えるようになるって思っていない?
太陽と金星がこの図のような場合,真昼は当然としても,金星が太陽の東側にある場合は日没直後はまだ空が明るく,金星が太陽の西側にあるは場合は日の出前間近ではもう既に空が明るく,「肉眼では金星は見えない」。
図は(北極方向から見た図だとして),金星は太陽の東側にあるので,「明けの明星」の状態だけど,太陽から十分離れていないので,日の出前に明るくなってしまい,その状態では明けの明星としては観察できないだろう。
この人たちは,水星を見たことはないんだろうな。水星は,見かけでは太陽からあまり離れないから,なかなか見ることはできないのだよ。
なんか,頭の中の不完全な理論(?)で話をしているんじゃないか?