増えた
補正予算案が通ったというが,「PCR 検査等に係わる地方衛生研究所における検査費および保険適用された検査の自己負担分,新型コロナウイルス感染症の発生動向調査等に要する経費を支援する」と言うことで 49 億円が計上されているそうだ。一日当たり 1500 件分だって。アホノマスクが言っていた 2 万件というのは,どこへいった?
この後,月曜のデータは X で示すことにした。
モデルは,自然現象を記述するためのもであるが,その基礎には理論関数とそれを構成する母数(パラメータ)がある。
モデルは自然現象そのものを記述するのではなく,その近似値(理論値)を記述するものです(ファッション界のモデルは,我々の身近にあるお姉ちゃんお兄ちゃんとは違うだろ?スーパカーはあなたが乗っている乗用車とは違うだろ?)。
観察される自然現象において,我々が関知できない要素が作用しているとするならfば,それらの要素を含んでいない理論モデルでは予測不可能であることは火を見るより明らか。
現在の東京都におけるコロナウイルスの新規陽性数なんかは,もはやありきたりのモデルでは予測できないということである。CPR 検査実施の恣意性が最たるもの。
実施件数をドンドン抑えていけば,見かけの陽性者数はドンドン減っていく。しかし,それは真の陽性者数の減少(=コロナウイルス感染症数の減少)ではないということ。
PCR 検査の検査数がいい加減なのは前から指摘されているところであるが,死亡件数のデータすらいい加減なのに気づいた。
そもそも,死亡日が不明とされているのが30%近くあるというのが意味不明。
新聞社などの集計結果も,東京都の発表に基づいているのであろうが,そもそもある月日のデータ中,死亡月日がそれより前というの多くある。前の日に比べての増加数などという数字も単純計算にも合わず,おかしい。統計数値をなんだと思っているのか?
で,PCR 検査陽性数なんて,さらになんの意味も持たないというのが改めてわかった。
例によって,東京都のホームページの情報は遅い。22:29:30 ではまだ 4/20 分の速報値はない。
東京都からの報告も遅くなっているのかもしれないが 22:29:00 現在ではネットニュース,マスコミでも,18:45 の newsweekjapan が報じただけで,他は沈黙である。
ということで,本日大本営発表は 102 件である。沈静化に向かっているんだなぁ...(嘲笑)うそ。
数日前から,もはや指数曲線 y = a * b ^ x に当てはまらなくなっているのが明白。倍加速度の推定値は当てにならない。あしたもきっと 150 前後だろうなと,当たるも八卦当たらぬも八卦。
まあ,毎日毎日少ないとはいえ 100 件越えの新規患者発生では退院数を上回ると思うので,医療崩壊の危機にあることは否定しないが。まともに PCR 検査をすればさらなる地獄を見るのは明らか。
今日はまた下がった。
前から言っているように,どうも PCR 検査の実施件数に重しがかかっているようなので,ロジスティック曲線にも当てはめてみた。 青の点線が予測値。n = a / (1 + b * exp(-c * x)) これだと,a = 175 位で頭打ちと推定された。とにかく 4/5 ~ 4/16 あたりのデータのばらけ具合がはんぱじゃない。