gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

『凍死ぃ?』raku父にまつわる話3

2005-12-02 08:00:55 | おもろい??家族♡♫
高校生だった夏、rakuは父と初めての海外旅行。
場所はニュージーランドとオーストラリア。
地球の反対側だから向こうは冬、結構寒かった。


何のツアーか忘れたけど、学生寮みたいな所に泊まった。
ラグジュアリーな雰囲気はないけど、2人部屋でそこそこ広い。
小奇麗で施設上の問題は何もなかったはずだった。


真夜中、慣れないベットにもかかわらず、rakuは深い眠りに落ちていた。
そこへraku父が叫びだした!!
「rakuちゃん、rakuちゃん!!!!寒いよ!!!!!、お前もちゃんとしないと!!!!!」
自分が寒いのを訴えたいのか、rakuを心配してくれているのか、発言の意図が不明である。


rakuは全くと言っていいほど寒くない。
暖房はそこそこ利いているし、備え付けの毛布だって充分だ。
なぜ父はそんなに寒いのか意味がわからなかった。


引き続き寝ようと思ったが、父は「寒いよ、お前風邪引いちゃダメだぞ!!死んじゃうぞ!!」
とまだ訴え&メッセージをrakuに送り続けている。


眠い目をこすりながら父を見ると、持ってきた服を総動員させ着込み、
羊農場を見学した時に買ったお土産、羊型の敷物=毛皮を引っ張り出している。
その寒さは異常だ!!


しかし、ふと父が寝ていたはずのベットに目をやると、
寝ていたはずなのに一番上のカバーが外れているだけでベットメイキングされたまま。
「ん???!」
・・・・・・、もしや・・・・・。
そう父は毛布を敷いてカバーだけを掛け布団にして寝たのだ!!!
・・・・・・・・・・・・。


rakuは「その敷いているヤツをかけるんだよ。」と教えてあげた。
「これかぁ???」イマイチ納得いかない様子だった。
父は羊型の敷物を一番下に敷き、持ってきた服を殆ど着込み、ホカロンを使用しながら、
本来の掛け布団の量で再度眠りについた。


・・・・・旅行後、父は狭心症を患っていることがわかり、急激な寒さは「かなり」やばかった事も判明。
何もなくて本当によかった。


しあわせレシピ:自分が大変な?時も娘を考えてくれる親、ありがたい。