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「真冬のマスクメロン」-raku父にまつわる話6

2005-12-24 07:20:43 | おもろい??家族♡♫
rakuがまだ小学校1・2年だった頃の真冬に、ものすごい高熱に見舞われた。
熱が出ている時は本当に寒く、家中の布団を全て掛けてもどうにもならない。
小さい体をガタガタ震わせていた事を今でもはっきり覚えている。


温かい飲み物をraku母が作ってくれrakuに飲ませる。
それでも震えはおさまらない。
どうにもならない我が子を心配する両親。
イテモタッテモいられない心配性のraku父。


ありったけの布団を掛けてもどうにもならないrakuの寒さを解決すべく、
父が「布団代わりに」っと小学校低学年のrakuに乗った。
・・・・おっ重い・重すぎて苦しい。・・・・(*▼-▼*) 。
プロレスのノックアウトをするような格好でrakuに覆い被さる「体格のいい父」。
これがレスリングなら重量の著しい差で乗られるはずもない重さである。
・・・でも温かい。


そこで父、rakuが治って欲しいあまりに
『よぉぉぉし!!!!治ったら何でも買ってやる!!!!!何が欲しい?!』と口走る。
raku、『マスクメロンが食べたい。』
父の仕事関係の偉い人から、超美味しいマスクメロンを頂いたのを思い出したのだ。



∑( ̄ロ ̄|||)
・・・・・
・・・・・・・・
父の返事に時間がかかる。
「うぅ・・よぉぉぉっし!!!マスクメロンだなっ!!!!」
そう言うと父は何かを思い出した?!かのように部屋を出て行った。
子供って罪作りである。


何日か後rakuの病気はすっかり治り、俄然元気になった。
仕事から帰ったraku父の手には真冬のマスクメロン!!!
(通常でも高価なマスクメロン、しかもrakuの子供時代、
 真冬ならさぞかし高価だったに違いない。)


でも、あの時の甘い味は今でも特別な記憶として残っている。



しあわせレシピ:お金じゃないアリガタイもの、本当に嬉しい。