振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

ゼロハリバートンを修理して使う

2019-01-18 16:27:19 | 日記
20年くらい前に購入したゼロハリバートンのアルミのケース。



りんくうのアウトレットでヨメが購入したはずで、値段は忘れたがそこそこはした。機内持ち込みサイズで二人で行く近場の海外旅行や、4~5日の出張に利用していた。ニューヨークまでこれで行ったこともあるが、退職後の旅行では宿泊数が増えたこともあって容量が足らず、使う機会は減っていた。

何年か前に気が付いたがキャスターの上部にある樹脂の部分が劣化してヒビが入り、その内に左側の樹脂はすべて欠落してしまった。



昨年になってNETで調べるとゼロハリバートン社を買収したエース社の中に修理窓口があったので問い合わせてみた。、キャスターを含めて取り替える必要があり、両側とも交換すると1万4千円くらいとのこと。型式が古いために交換部品は今ある在庫で終了となるらしい。

ちょっと迷ったがキャスターは全く問題はなく、樹脂の部分が欠落してもスーツケースとして使えない訳ではない。但し、樹脂が欠落した部分が他の荷物に当たって傷をつける可能性が無い訳ではないので、厚手のビニールテープを貼って済ませることにした。

その状態で2度の旅行に使い機内に預けたりもしていたが、昨年11月のチェンマイ旅行出発の前夜に準備していると、持手のハンドル部分の片側の軸が欠落していることに気が付いた。もう一つのハンドルを持って自分で機内に持ち込めば大丈夫だが焼酎を持って行くので預けなければならない。そうなると空港の要員がハンドルを持ってしまえば、恐らく残った軸も損傷してハンドルが外れてしまうだろう。



応急処置として無くなった軸の代わりに鉄釘を適当な長さに切断して軸受に差し込み、ビニールテープで釘を固定した。頻繁にハンドルを持たなければ今回の旅行だけは大丈夫だろう。しかし、修理は必要になりそうだ。

チェンマイからは問題なく帰国して、改めてエースの修理窓口に連絡してキャスター部分の交換とハンドルの修理を委託した。ハンドルは軸を差し込むだけで直り、全部で1万5千数百円となった。





アルミ製で頑丈な造りになっているので、今の使用頻度だとあと10年以上は使えそうだ。多少のキズや凹みもあるがケースの内張りは綺麗なままだ。使わないともったいない。

但しひとつだけ弱点がある。機内持ち込みサイズではあるが重さが5kgあるので、7kg以内の荷物制限のあるLCCでは荷物を詰めるとすぐに重量オーバー。LCCで旅費を節約するにはやはり軽いポリカーボネイト製のケースでなければ無理だ。




今年も立木観音で柚子湯をいただく

2019-01-12 14:48:42 | 日記
立木観音に初めてお参りをしたのは、確か42歳の厄年の時だった。その後、行かない年もあったと思うがこの20年近くは欠かさずにお参りをしている。正月の三が日は参拝客で混雑するのでそれを避け、今年は天気も良かった8日にお参りをした。
石段と階段状の登り道が連続して約800段あり、石段と石段の間にある踊り場以外には歩くところはない。最近はスローペースで登りながらも、休まないで一気に登ることにしている。

参道入口から少し登ると立木山の開祖、弘法大師の銅像が参拝客を迎えてくれる。



更に急な石段を登ると四丁と刻まれた丁石があり、既にハアーハアーと息が切れそうになる。



少しペースを落としながらも止まらないようにして、呼吸はマラソンのように2回吐いて2回吸うようにする。

三丁の丁石が現れる頃には呼吸のリズムは安定してきたが、膝あたりが重たくなってきた。



このあたりでは立ち止まって休んでいる人もいるがこちらは黙々と登る。

二丁のあたりになると、上の方から梵鐘の音も聞こえて来る。



一丁まで来ればあと少しだ。全部で五丁あるとすると、残りは160段くらいだ。



今日は参拝客も多く無く、平日のためか年配者が多いので自分を追い越して登って行った人はゼロだ。入口から約20分で最後の階段を登って観音堂に着いた。





先ずは参拝して、護摩木に願い事を書いて奉納、裏手の山にある鐘楼で鐘をひと撞き、更に登って奥之院に参拝。





ここに来ると参拝以外の楽しみがある。それはお茶処に用意された柚子湯をいただくことだ。





柚子湯以外にお茶と昆布茶があるが、石段を登って来て疲れた身体に少し酸っぱい柚子湯が美味しい。

今年も800段を休むことなく登れたことは嬉しい。体力が少しずつ衰えてゆくのは止むを得ないが、ゆっくりでもマイペースは維持してゆきたいものだ。