はじめに、、、
この記事は、かなり
衝撃的です・・・。
しかし、
真実を多くの皆さんに知っていただきたく記事にしました。
5か月前、TAMAさんから、1匹の犬のことを聞かされた。。。
その犬は、8歳の大きな体のボーダーコリー。
ある日、彼は、咬傷事故を起こしてしまった。
その事故は、大きな怪我だった。。。
そのため、8年間も一緒に暮らした飼い主から、
「殺してください・・・。」と保険所に持ち込まれてしまったのだと・・・。
大きな事故を起こしてしまった彼には、
もう・・・
“死”という道しか残ってなかった。
TAMAさんは、悩んでいた・・・。
「この犬をどうにか救うことはできないか・・・」しかし、現実は、厳しいものでした。。。
保健所から、迎え入れる時、自分を受け入れてくれないかもしれない。。。
会ったすぐに自分が事故に遭うかもしれない。。。
もし、引き出せても、一生咬み犬で、譲渡すらできない状態かもしれない。。。
悩みに悩んだTAMAさんの決意は、変わらなかった。。。
「この犬を救いたい・・・」詳しくは→
Animal Rescue Diary殺傷犬と呼ばれた彼は、
TAMAさんの愛情を受け、、、毎日毎日ゆっくりと心のリハビリをし、、、
いつしか、こんな笑顔が出るようになった。。。
「もう1度、、、人間を信じてみよう。。。」彼の笑顔は、もう曇りがなく 心の底から笑っているようにみえた。。。
保護当初、再譲渡可能にならないかもしれない。
その時は、TAMAさんが、「私が死ぬまで面倒見る。」と言っていたが、
彼には、明るい兆しがいっぱい見えてきた。
もしかしたら、彼にも、また素晴らしいパートナーが、見つかるかもしれない。。。
そんな期待を胸に抱き、彼のリハビリは、続いて行ったのだ。。。
ドッグスクールにも通った。。。
その成果もあり、彼はすごく成長して、もう別の預かり先移動してもいいくらいの状態になっていた。
そんな矢先のことだった。。。
彼にまたしても
“不幸”が、圧し掛かってきたのだ。。。
<TAMAさんの日記より~>
今日、散歩のおしっこが少し赤いのを気づいて、かえってからまた2階にあげてよく見ると、おしっこの後に鮮血が。。。
もう口輪嫌なんて言ってられん。。。マズルカバーの上から無理やり口輪つけて、タイラップで外れないようにして病院へ。
初めての診察・・・この際だから血液検査もしちゃおう…悔しいけど予想通り・・・フィラリア陽性。どうせそうだろうと思って、保護直後から予防薬は飲ませてた。またまた飼い主憎くなる。
そして、石がたまってるのかと、膀胱にエコーをかけてもらったら。。。
大きな、とても大きな腫瘍がありました。なんでだよ~~せっかく生き延びたのに。こんなんで死なせてたまるかよ~。。。目の前真っ暗。
良性か悪性かは、麻酔なしでの検査は難しい・・・尿道にカテーテルみたいのいれて組織を取って診断に出さなきゃ分からない。。。
薬を処方してもらって今日はそこまで。。。
<中略>
精密な最新の機械で、エコーを撮ってもらい腫瘍のサイズや位置などを計測記録しました。腫瘍全体に血流が見られ、組織を取って診断しなくても90パーセント以上の確率で悪性だろうとのことでした。膀胱表面にも根が生えたように浸潤していて、その範囲は尿道口に近いところまで広がっていました。
腫瘍の名前を確定するために、カテーテルで組織を取るのは痛みや恐怖を与えるだけで意味がない・・・先生も私もそう考え、検査はやめました。
それから、今後の予測される病気の進行や、可能性のある治療法、その治療法での延命期間と通院負担や痛みについて・・・いろいろなことを説明してくださり、話し合いました。私も事前に調べまくっていってたので、説明はすべて納得いくもので、とても分かりやすかったです。
腫瘍がある膀胱全摘は術後の最高生存が5か月なので、意味がないとまず外しました。先生も自分の愛犬でもしないと言ってた。
それなら内科療法しかないか・・・そう思ったのですが、H先生は腫瘍だけを摘出する手術の可能性も話してくれました。ケインの今の体調がいいこと、血液検査での異常が少ないこと、腫瘍が上方向に延びていることなどを見て・・・組織内に浸潤しているから、完治ではないし、再発もするだろうけれど、進行を遅らせ尿道口をふさぐ最悪の事態を少しでも先送りにすることができるかもしれないことなどを詳しく説明してくれました。
手術は3~4日の入院、今のケインの状態ならそれが可能だと言うこと、その後も私が付いていれば点滴も可能だろうと言うこと。。。
ケインは高齢なので、進行が遅いかもしれない、今のまま手術をしなければ、まだまだ体力があり元気なのに、来月でもさ来月でも、突然尿が出なくなり尿毒症になり苦しみ死ぬ可能性がある。だけど、腫瘍を取れば時間が稼げる、手術にもリスクがあるからそれも考えどころだけど、昨日まで元気だったのがある日突然苦しんで、手の施しようがなく死んでいくのは、私は愛猫マイケルでこりごり。
予測できることをいろいろシュミレーションして、最終決断は25日にします・・・。
多くの保護仲間から、彼とTAMAさんにエールを送った・・・。
各自、出来る限りの範囲の後方支援や、病院の送り迎えなどの時間を作るようにした。
手術には、費用が、かかる。そして、術後もケアがかかる。。。
彼の他にも、保護犬や、まだ乳飲み子の保護猫もたくさんいる。。。
悲しいけど、彼だけに、保護活動費を使うことは、出来ない。。。
現実は、こんなにも厳しいものなのか。。。
それでも、TAMAさんは、こう言う。。。
「フリマでどんどん稼ごうよ。。。私がんばるよ。。。」
今、私に何ができるか・・・
何ができるのか・・・
1人でずっと考えていた。。。
咬み犬で、“死”という道しか残ってなかったケイン。
だけど、今は、こうして、生きている。。。
ケインが、笑っている・・・。
やっと取り戻せたこの笑顔を消えさせたくない。。。
ケインのことを多くの皆さんに知っていただきたく記事にしました。
1人では、小さなことしかしてあげれません。。
でも、小さな力も、集まれば大きな力になります。
みなさん。。。
ケインの未来にお力を貸していただけませんか?どうかどうか、
“命”を助けて下さい。。。