みみかほう

こころの耳をすませて すてきな果報にであいたいとおもいます。

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✿みのひとつ

2017年07月18日 | ✿つぶやき
「太田道灌」って、なんと読むでしょう?

え?
いえいえ~~普通に「おおたどうかん」では
ないですょ~~。


そう。太田道灌といえば、
江戸城を築城(1456(康正2)年)した室町時代の武将です。


坪内逍遥の小説「当世書生気質」に、若い書生が〈六、七度(たび)太田道灌に出逢(あ)ったと見えて…〉というくだりがある。「太田道灌」を何と読むか。「にわかあめ」だそうだ。「さらに悩ましい国語辞典」(神永曉著、時事通信社)に教わった

▼故事にちなむ。室町時代の武将太田道灌はにわか雨に遭い、民家の娘に蓑笠(みのかさ)を貸してほしいと頼んだ。娘は黙って山吹の枝を差し出した

▼意味が分からず怒って立ち去った道灌は、後に娘の思いを知って悔いた。〈七重八重花は咲けども山吹の実の一つだになきぞ悲しき〉という古歌を踏まえ、「実の一つ」と「蓑一つ」を掛けて貸せる雨具がないことを伝えたのだった。
西日本新聞“春秋”より。




≪山吹≫

ネット画像



この古歌は、このような場面で使われたのですね。


おどろいたのは、庶民でも
きちんと和歌をたしなんでいたこと。


太田道灌を、「にわかあめ」と読む。
なんと、深いお話でしょう。

軍事に通じ,特に農兵を組織的に動かすこと (足軽軍法) にすぐれていた太田道灌ですが、文学を好み,和歌にも長じていたそうです。


町娘の教養と、それから
その太田道灌の心の広さが、素敵にシンクロしたのですね。


願わくば、「蓑一つ」
その時に、気づいてほしかったかな。



この“春秋”は、
福岡大分の大雨の記事で結んでありました。


現実でも 穏やかな太田道灌でありますよう。
もうすぐ、梅雨明けでしょうか。
それにしても、連日 暑いです。

ちなみに、
こちらが 山吹の実です。



≪山吹の実≫

ネット画像





【追記
昨日 “鷹の祭典”に行ってきましたあ。

今年の鷹の祭典専用ユニフォームは、 「1(ワン)ダホー!ストライプ2017」です。
ストライプは、勝利のVの文字が繋がっています。



ほら、ジェット風船もユニホームに合わせて紅白です。



VS西武。
3対1でホークスの勝利!!!



1(ワン)ダホー!






ダッピィズよろしくお願いします。

・・・





コメント (8)
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