足利事件に思う

本日４つめのコラム。鬼の更新


無実の人が、１７年半も刑務所に。

その方の、過ぎ去った時間は



誰が謝罪しようと、多額のお金を積もうと



決して戻らない。




そして、最近ときどき思うことは。




何かの過ちを起こしたとき

素直に謝罪する人が、いないという事だ。



言い訳したり、上手に煙に巻いたり

ひらきなおったりする。



その当時、熱心に取り組んでいたとか

自分の姿勢、さておき。



結果、無実の人が１７年半もの時間を失ったという

事実があるならば


すぐさま、謝罪できて然るべきだと、わたしは思う。



・・・と、人を責めても仕方がないので



わたしは、過ちを素直に認めて

謝ることができる人になりたい。



人間だから、過ちもある。

けれど、やっぱり。



その後の「生き様」は大切だと思うんだなぁ、、



そして何より。この事件の陰で、



息子は殺人者なのだと思われたまま、
すでに亡くなられたご両親と


被害者のお母さんの



悲しみを思うと、、、言葉がない。




人間は、誰しも完璧じゃない。



完璧じゃないのに、完璧な顔をして生きるのが

一番恐ろしいことなんだと思うなぁ・・・