ただいま妄想中

夢、かつリアルな頭の中身をどこへ。

みんなゆく道

2009-09-30 11:19:24 | Weblog
きょうは、朝から小学校へ

絵本の読み聞かせに、行ってきた



校長先生&読み聞かせのお仲間3人、

校長室でコーヒーをいただきながら



おしゃべり。



まゆらという、わたしの名前の由来を尋ねられ。



インドのサンスクリット語、マユーラからとった

悪を食いつぶす「雄のクジャク」の意味です。



祖父が名づけました。




小学校のとき「モスラ」と呼ばれたりしていました、、

とか何とか。笑。




そしたら、わたしがあまり知らないと言った

「モスラ」のお話になったり



昔の大工さんの、技術の高さや

木を削る「カンナ」を、これまた調整するカンナ・・?



のお話になったり。




気づくと




お仲間のおひとりの、ご両親の介護のお話に。




これがお聞きするだけで、本当に大変で

壮絶な訳です、、、。




人間、若くなっていくことはなく


年を重ねながら、自分自身のことでさえ大変なのに。




よくお世話しておられるなぁ、、、

ご自身が、もたないのでは、、、と思いながら。



でも、その方も言われましたが




同じように、介護でご苦労されている方が

全国にも、山のようにおられるはずだと。





寿命が延びたのと同時に、超高齢化社会となって


認知症の方も、急激に増加している。




昔は、認知症になるほど、長生きができなかったから。





きのう、NHK『プロフェッショナル』で



WHOで、世界の中心となって

新型インフルエンザと闘う、日本人女性の生き様を



感動して見た後だけに、




これまた、いろんなことが頭を巡る。




わたし達は、その瞬間の「病」に

打ち勝って、長生きができたとしても



今度は、その長生きによって

生まれた、新しい苦しみと遭遇する。



本人も、家族も





高齢化や認知症も。他人事ではなくて。

わたしが、わたし達が、いずれ、必ずゆく道であり。




どれだけ頑張っても、この命が尽きる日が来る。





どこまで行っても、苦しむ生き物なんだなと


改めて感じさせられたことです。





だから人生なんて、意味がない・・・


のではなくて。





だからこそ





なぜ生きるのか、人生の意味を問いたい。


わが人生を問い、いのちを問うことが




宗教ということだ。





問うことをしない人生は、あっという間に

むなしく、終わってゆくだけのものでしかなく。




いま、わたし達が、それに気づかされることで


本当の人生が始まる
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女性2菩薩の部屋

2009-09-30 11:07:59 | Weblog
女性2菩薩の部屋、更新されました


女性2菩薩の部屋
http://2bosatsu.azabu-kozenji.or.jp/
今回のタイトルは「モダン・シノワズリ?」です。



お部屋のリフォームのお話から~夫婦のお話、

そして煩悩~少欲知足のお話と



たのしくおしゃべりさせていただきました☆


みなさん、よかったら是非ご覧下さい
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カムイ外伝、観ました!

2009-09-28 22:56:54 | Weblog
ずっと観たかった訳でもなく

ふと。思いつきで、



ひとり映画を観ました☆

『カムイ外伝』です。



マンガが原作の、忍者が出てくるお話です。



松山ケンイチさんの演技、初めて観ました。

なんとも素朴なのに、眼力があって



逆に、そのフツーな感じの中に秘めた「凄み」を

思いました



他にも小雪さん、小林薫さん、佐藤浩市さん etc.

いろんな役者さんが、出ておりました。



ナレーションの声に、聞き惚れていたのですが

「山崎努さん」でした!やっぱりか~すごい方だなぁ~・・・



物語自体は、こういった感じかなと思ったのですが



いかんせん、CGが・・・

島根弁で言うと「やれんのぉ、、」



ハラハラドキドキ・・・が

CGの動物たち、海とか、、を観た途端に



・・・引くものが。残念。。



きっと、すごい技術を駆使してあるんだろうけれど

「作り物だ、、」と思ってしまう。




わたし自身も、忍者の世界で

生きていたのが




急に、現実に引き戻される。。




→ここは映画館、わたしは椅子に座って

映画を観ている、、




もちろん、映画ぜんぶ作り物なんだけど




わたしは古いタイプの人間だからな~




原始的な、素朴なものの方が

好きなんだな~



あれこれ考えてみると、



「CG」と、松山ケンイチさん演じる「カムイ」

が対極に位置している気がしてきました。



追伸:なんだか酷評していますが

映画・1シーン1カットの撮影が、いかに大変か


ちょっとだけ知っているだけに、

この映画、、とにかく大変だっただろうなぁ・・・


と、しみじみ思います。
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くるみ、ぎんなん。

2009-09-26 09:47:30 | Weblog
きのう。甲府に住んでいる

おとうさんのお姉さんが、帰郷されて。




お姉さんが、庭で育てているという

「くるみ」の話になった。




夕食の後、おかあさんと3人で

話に花が咲いた





わたし達が「くるみ」と呼ぶ


梅干しみたいな、かたいのは




「くるみの種」で、その中身を食べていて




くるみの種の、まわりには

なんと☆実があるんだそうな




知らなかった・・・



実は丸くて。

栗のように、パカッと割れて



中身だけ、下に落ちるんだそうな。




おもちを丸めて、あんこをつけて、

そのまわりに、くるみの砕いたのを(さとう、しお入り)



まぶして食べると、美味しいそうな




・・・未知の世界。





お寺の境内では。ぎんなんの実が、あちこち落ちていて


最高の香りが漂っている





ぎんなんを、掃き集める若院のそばに行って




「くさぁぁぁい!!」と、きゃあきゃあ雄叫びながら


邪魔をしてみた、わたし。笑。





いつも食べる、ぎんなんが


あの臭いを放っている、オレンジ色の実の中身であると



知ったのも、その時だった。





ふむふむ。世の中、まだ知らないことで満ちているもんだ。
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ちいさい、おじさん

2009-09-24 22:17:06 | Weblog
はい、こちら。ちいさい、おじさんですヨ



おかげさまで、2日間のお寺の→お彼岸の法座が

終わり。たくさんの方がお参り下さって



なんと仏青の会長、30代のMさんが




おばあさんと一緒に
お参り&お聴聞に来て下さったり




初めて参られる方、いつも参られる方・・・




いろんな方のお顔が見られて

とても嬉しく思ったことでした




法座が終わった昨日は、その後、役員会議があり。





今日は若院とふたり、ホールに行って

劇について、照明さんと打ち合わせたり




夕方~劇の練習をして。



バタバタしておりますよ






明日は朝から、お寺の奉仕活動(仏具のおみがき)と


わたしの「シルバーウィーク」は続きます



とりあえず、突っ走ります
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女性2菩薩の部屋

2009-09-23 23:07:15 | Weblog
女性2菩薩の部屋、更新されました!

女性2菩薩の部屋
http://2bosatsu.azabu-kozenji.or.jp/

今回のタイトルは
「火宅無常の世界でご縁を歓ぶ?」です。


ブログ1周年記念&アクセス数1万件越え

を祝して、眞諦さんとお話させていただきました!



この度は、眞諦さんの可愛い長男さんが

ゲストで来られたり。



火事のお話もあり。盛り沢山です!




みなさん、いつも読んで下さって

本当にありがとうございます!!



今後ともよろしくお願いいたします☆☆
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ねむる3秒前

2009-09-20 22:45:35 | Weblog
きょうは、朝から小学校&地区の「運動会」に

若院とふたりで、参加 



22日・23日と、お彼岸の法座があるので

午後からは、お掃除。



夕方~こども劇の練習。



こども劇を見学に来てくれた、おかあさんが

「みんなじょうずヨ」




と感想。こどもたちも、うれしそうだったけれど

わたしも、涙がちょちょぎれるほど、うれしかった。




演出をあずかる者として。。





これからまた、がんばらねばね!





夜ご飯には、ハンバーグと豚汁を作り



一日終了。あぁ疲れた。。





コメントをいただいて、安らいだイマ

このまま眠ります・・・



写真:木造の校舎が、味わい深いですね!運動会の光景。
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あれから、再び。

2009-09-19 23:56:09 | Weblog
きょう若院が、お花を植えてくれた☆

ひたすらに咲く姿。美しいこと・・・。




お花を愛でる、若院のやさしいこと・・・。




あれから「吉田篤弘さん」の著書を

アマゾンで、3冊注文しました




書かれる世界の味わい深さ。

すごい宝物を、見つけてしまいました。




読み終わりたくなくて、じっくり大切に読みたいし

何度も読み返したい。




ずっと、わたしの人生の友となる本・・・

だと思います。




なんと「つむじ風食堂の夜」

この秋、映画上映されるそうです。



ユーチューブで、映画の予告編も見られます。
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お気に入りの本

2009-09-19 09:55:10 | Weblog
近所の、ちいさな本屋さんの入り口で

出遇った1冊の文庫。



最初の2~3行を読んですぐ、買うことにした。

嗅覚が、はたらく。



眠る前に読んでいるんだけれど




こんな本があって、こんな本を書く人がおられるんだなぁ。

書けそうで書けない本、、だと思う。




こころが、ぽかぽかしてくる




スッと入ってくる、やわらかい文章で

あたたかく、なつかしく。味わい深い。



いろんな本との、出遇いがあるけれど



この1冊は、ずっと手元に置いて

折に触れて、読みかえしたいなと思います。



『つむじ風食堂の夜』吉田篤弘著・ちくま文庫、です
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さつまいもで始まる今日

2009-09-18 11:35:59 | Weblog
ここ数日、心の中がザワザワ。

ぐるぐる渦巻いている、、、。




きのうのこと。お誘いを受けていた

ヨガに行ってみようと、公民館へ




その日は、いつもと日程が違うのか

ヨガらしき人は現れず・・




それでも、ちょっと待ってみることに。




ふと。熱心な会議の声が届いて来た。




「マスクと消毒液と、、手袋も必要ですね」

「たとえば学校が閉鎖されて、来られる人があるのかどうか」

「その前に、敬老会がありますが」

「もし死者が出たら、責任をとれるのか・・・」




これから予定されている、地区の行事について

5~6名の方が、必死に話し合いをされていた。




新型インフルエンザが、猛威を振るっている。




目に見えない相手だけに、わたし達は

何をどうしたら良いのかさえ、わからない。



プライベートな時間はさておき、

仕事、大切な場面、食事のときなど。



必ずしも、人前でマスクを着けていられる

時ばかりではなくて





マスクを着用しているからと言って

呼吸はできるのだから




ほんとうの意味で、ウイルスを防ぐことが可能

なのかどうか。





人間関係が希薄になって

心のよりどろを、求めている様な現代で




病の感染防止のためと、たとえば人と人との接触を

断絶するような事が起こってきたとしたら。




これほど残酷なことが、あるだろうか・・・。





文明の力で、あるいは権力や富で

なんでも自由にできると錯覚していた




わたし達にとって、いろんな意味で

命の危機を、初めて感じる時かもしれない。




経済状況も、驚くほどに厳しく

自殺されたと聞くことも、後を絶たない。




閉塞感と、やりきれなさ。




でも実は。インフルエンザが流行らなくても

つねに、わたし達の命は危機にさらされている。



「朝には紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり」
(あしたにはこうがんありて、ゆうべにははっこつとなれるみなり)

白骨の御文章より。




ご縁あって、いま、生かされていることの方が

不思議というのが本当なんだろう、、、。





それでも、親鸞聖人は嘆かれた。




戦乱、貧困、病。バタバタと死にゆく人々を見て


心を痛められていた。




身分や階級を問わず

老いも若きも、男も女も、



すべての人が、救われていく道をと。




時代が変わって、わたし達は進化したような

つもりでいるけれど




実際、聖人がおられたころと


なんら変わることはないのだろう。




この世に、生を受けた命がある限り、、、。
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