ただいま妄想中

夢、かつリアルな頭の中身をどこへ。

ちいさなお客様

2009-01-31 13:24:55 | Weblog
いま。昼食を作り→食べ終えて
午後からのお参りに行く、若院を送り出して。ホッ

こたつで、至福のひと時。本を手にするやいなや、足音が。

・・・タッタッタッ


もしや

ピーーーーンポーーーーン


ちいさな影。玄関を開けると、強風&寒空の下

サッカーボールを持った、保育園児2人

「あーそぼ



・・・

顔を見せてくれたのも、一緒に遊ぼうと思ってくれたのも
とても嬉しいんだけれど、、。

きのうから、尋常ならぬ強風、時折・雨。


ピチピチ5歳の彼らとは違って。
くたびれた32歳。外で走り回ってサッカーする気力もなく


わたし「ごめんね、お姉ちゃんいまちょっと、やることあってね

こども「お兄ちゃんは?」

わたし「お兄ちゃんはいま、お参り行っとるよ」

こども「明日こどもかいやね??」

わたし「ん~、明日はないと思うよ。2月の日にち、決まったら
    またお兄ちゃんが、教えてくれると思うよ。」

こども「わかったー!じゃあ、またね。バイバーイ


断るのを心苦しく思いながら、可愛いなぁ~

と喜んでおりました。


こどもかいを楽しみにしてくれているのが、また嬉しい。

よく「あと何回眠ったら、こどもかい」と聞く彼ら。
日にちなど理解していない分、その発想がおもしろい。


『あと何回眠ったら・・・

そんな心を、失わずにいられたら。きっとわたし達、大人も


ピチピチ&きらきら、毎日を過ごせるのかもしれない。
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いただいているもの

2009-01-31 09:50:20 | Weblog
きのうの夜。黙々と煮物のアクをとりながら

これほど幸せな瞬間はない。ふと思う。

煮物と向き合っていられる静けさが、素敵に思えた



きのうは午後から例会で、7名のお参りがあった。
今年初の例会。雨模様でしたが、みなさんお元気でした


Mさんが、ぜんざいを作って来て下さって
終わった後、みんなで輪になって、いただきました

写真:Mさん作「ぜんざい」です。


やさしい甘みが、みんなの心を解きほぐしてくれました。

ポカポカして、ほっぺたが赤くなりました


若院は3、5杯ほど。わたしは2杯もいただき、

おもちのようになったお腹を、喜びました


みんなの食べる姿を見て、Mさんはとても嬉しそうでした



若院のご法話。たくさんの、先人達のご苦労があって

いま、わたしの元へお念仏が届いているのだと。


そうだったなぁ、、すっかり忘れていたなぁ、、



どうしても、身長157㎝&体重○㎏の

『このわたし1個』といった感覚から抜け出ることが

できない、わたしなんだけれど。


いのちも、お念仏も。ここまで届くのに、どれだけのご苦労があった事か。


想像し始めると、、、、、


もうすでに、すごいものを、いただいているのだと


本当に驚き、ひっくり返りそうになる
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女性2菩薩の部屋

2009-01-29 16:27:48 | Weblog
更新されています

タイトルは『あなたは人を裁けますか?』
裁判員制度について、おしゃべりしました

女性2菩薩の部屋
http://2bosatsu.azabu-kozenji.or.jp/


そして、眞諦さん&くにたようこさんで創作されている
「こどものほうわ」第2話も、完成していますヨ
http://azabu-kozenji.or.jp/kodomo.html

ぜひご覧下さい!!
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わたしのアイテム

2009-01-29 09:14:00 | Weblog
本日2つめのコラム。きょうは気分が良い

写真の文具は、昨日撮りました。
ちょうど今日、愛すべき文具について書こうと思っていたんだけれど。

なんと、わたしが毎朝読ませていただいている

茂木健一郎さんのクオリア日記
http://www.kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/

と、内容がかぶってしまった


だからと言って、何かに影響を及ぼすことはなく。
個人的に、喜んでいたりするだけですが。笑。


写真の筆箱&定規は、小学校の頃から使っているものです。

壊れることも、さほど汚れることもなく。
ずっと長く使っています。主張しないけれど存在感がアリ。

スヌーピーの定規なんかは
もう、目盛りの数字が消えてしまいました。
ちょっと修正液の白がついていたり


これは、人生をともにするしかない、腐れ縁であります。。
なんか愛着があってね。

ちなみに、上のペンは「SARASA 0.5」ブルーブラックです。
非常にお気に入りで、色といい書きやすさといい。

ノートに書きまくって、まさにわたしの右腕です。


追伸:「わしのブームなお菓子、書いてない・・・
と若院が言うので。仕方なく、ここに記しておきます。笑。

「ベビースター ラーメンおつまみ ~ラーメン&ピーナッツ~」です。。
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朝方の夢

2009-01-29 08:27:13 | Weblog
朝方のこと。半分眠りながら、いろいろ浮かんできた

静けさと、熱さ。大人であり、子供であり。
ひとりの人間の中に「相反するものが同居」していることが

わが琴線に触れる。


もしかしたら。

ゴン太も聖人も、泣き虫も怒りん坊も


ひとつの地球の中に「いろいろな性質の者」が
「混沌として生息している」ことが

無限なるものの、琴線に触れているのかもしれない・・・。


なんのこっちゃ


いろんな番組で、人がしゃべるのを聞いて
思うんだけれど。


「数じゃない」と強く思ったりする。


命を失ったのが、3000人でも30万人でも1人でも
それは、等しく大変なことだ。

30万人だと大事件で、1人だと大事件じゃないとか、
そんなことはない。


われわれは「1人」の重みを、忘れてはならない。



そして収入も。生活できなければ困るけれど

どれだけお金を積んでも買えないものが、本当はいちばんスゴイ。


いちばんスゴイのは何か、見失ってはならない


われわれの世界は、内包されている。
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そうだったのか

2009-01-28 11:46:18 | Weblog
きのうの事。本を読みながら

「・・・そうかそうだったのか

ねぇねぇねぇねぇ!!

何かしている若院に。ひらめいたことを、突然一方的に話し始める。

わたしはいつも。話題が飛び飛びだったり。不意打ちの様だったり

ひどい時には

自分の頭の中で考えていたことの、途中から話し始めたりする。


突然、突拍子もないことを言われ続けている
若院は、そんなことにも慣れたらしい



「至心は→真実心。如来の真実なる心。で
 信楽は→無疑心。如来の真実なる誓願を疑いなく受け容れている心。

・・・て書いてあってね。でも、信楽(信心)も「いただきもの」だから、、

至心も信楽も、ぜんぶ、阿弥陀様のことやよね!!

ということは、、そうか!ぜんぶは阿弥陀様を、、

こう分解しているようなものなんかな・・・


若院は、サラリと答える。

「そうやよ。そういう事やよ


わたし:やっぱりそうかぁぁぁぁ

そうだったのかぁぁぁ


きっと、何を今さら、、と思われる方もおられると思いますが。

とりあえず、なんだかとても嬉しかったのです。


すべては南無阿弥陀仏ひとつであることが。これまた。


追伸:最近マイブームなお菓子は『カール~ダブルチーズ~』です。
これは美味でありますローソンで買っておりますヨ。。。
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おもしろい人生

2009-01-27 10:11:25 | Weblog
きのう。「徹子の部屋」を見る

黒柳徹子さんの自由さが、たびたびツボにはまって
お腹を抱えたそれでいて嫌みがないのも、お人柄だろう

無邪気なのがいい。

人間は人格的に、あんまり賢くならない方がいい。

その方が、ちょっと、面白い人生が送れそうだ。


あたりまえを、問うてみる。

本当こそ、怪しい。


何かの行列が、わが人生を変えるのか。


昨日もスーパーで。そこの山が減っているからと
買ったこともない、お魚ソーセージを買ってしまった。


そんなわたしに告げる。

目覚めた者の、お話を聞こう
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見つめ合って

2009-01-25 10:11:48 | Weblog
夢の中・・・

じゃない!朝だぞと一日が始まる。
あわてて朝食→若院を送り出す

ちょっと一息。新聞やネットをチェック。

テレビ欄の文字「ピカソも絶賛!」が、飛び込んできた

NHK教育の「新日曜美術館」
→グルジアの国民的画家「ピロスマニ」についての番組。


・・・ピロスマニ??知らなかった。番組をみる。


貧しさと孤独に耐えながら、
素朴な絵を描き続けた、ひとりの画家だった。

貧しくも、富を求めなかった「プライド」があったという

ここで、おもしろいと思う。


世間一般で『プライド』という言葉は
富を得るといったように、何かを手にする時に用いたりするけれど。

発想が逆だなぁ、、持たない「プライド」かぁ、、


その代わりに、絵の具にはお金を使って
絵描きとして生きることを、彼は貫いたそうだ。


そんなピロスマニの絵は、、、動物や人の「目」が違う

静かな絵で、色彩も全体的に暗いんだけれども、
やさしさが溢れている。目がとても印象的だった。

コメンテーターは「慈光」だと言った。


グルジアの国民はみんな、ピロスマニを敬愛しており
街のいたる所や、家庭に、絵が飾られているという。

嬉しいとき、つらい時。その絵を見ると
彼の生き様に、絵のやさしさに、心が和むんだそうだ。

きっと、グルジアの人々の「救い」でもあるんだろうなぁ。
絵を鑑賞するといった感覚を、超越しているような気がした。


今朝の新聞を読む


そこに、関連するような記事が載っていた。

「見つめ合いでホルモン上昇~人と犬、きずな強固に~」

ほ乳類の母子関係や、夫婦のきずな形成に関係しているとされる
「オキシトシン」の異種間での作用が、初めて確かめられたそうだ。

(オキシトシン→相手への信頼感や、きずなを強める働きのあるホルモン)


対、人間じゃなくても。絵画の中であっても。


やっぱり「目」なんだなぁ・・・。ピロスマニの絵が、目が、
人の心をとらえて離さないように。


目を見て話すとか、できるだけ相手の名前を呼ぼうとか
普段、心がけていたりもするんだけれど、、。


そうかぁ、目なんだなぁ、、


テレるところもありますが。
みなさん、今日から「見つめ合って」いきましょう。笑。

もしや、何かが変わるかも・・・
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冬ごもりな日

2009-01-24 23:12:31 | Weblog
きょうの夜は、餃子パーティとばかりに
2人で餃子30個を食した

やっぱり家で作る餃子は、美味しいものですな。
ビールも、大変すすみました


ご法事の相談に来られた、ご門徒さんとお話したり。

会議メモを原稿におこして

お父さん&お母さんと、ちょっとお話したり。

わたしの車は、ノーマルタイヤなので
雪で外に出られなくなる前にと、食料品を買い込んだり。

ソナムさんに、カタコトの英語でメール。

本をパラパラ

ドラマ「誰も守れない」を見る。


人間の弱さ&ダメさを、しっかり描いてあって
ヒーロー刑事よりも、心に迫るものが。

映画「誰も守ってくれない」も観たいなぁ


なにより、とても静かな一日でした。。。


もうちょっと読書してから、眠りたいと思います
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神様。仏様。

2009-01-23 10:16:40 | Weblog
きのう。夜7時~9時半まで。うちのお寺で研修会があった
ご門徒さん40名&僧侶・寺族など、大勢で学びを深める。

テーマは『神を拝むことは日本人の宗教としてよいことだと思いますが』

ご講師の問題提議を元に、3つの班に分かれて話し合い
最後に、まとめの講義を聞くという、流れ。

円座になって、みんなそれぞれの思いを語り合って、耳を傾ける。


とても、むずかしかった・・・


小さい時から、あたりまえのように神様と仏様があって。
深く考えたことすらなく。地域の行事は神道だったりする。

などの意見。

なにしろ、お寺で神様について話をするものだから
神様の悪口を言うのも、拝んでいますと言うのも、気が引ける。

なんとなく、みなさん、どうして良いのやら、、といった雰囲気


また、昔から受け継がれて来たものを、
やめる・断ち切るのが恐く。続けなければと思うのでは、といった意見も。


寺の関係者は、基本的に意見をせずに、
みなさんから意見を出してもらうことになっており。

わたしは自分の疑問として、みなさんに問いかけてみた

「日本人は多宗教で、このみ教えが・・・という信仰心があって
やっているというより、文化的な感じなのかなと思います」


最後の方で、待ってましたとばかり
ある年配の男性が、いちばん聞きたかった意見を言って下さった


『真宗の教えの良さのPR、伝道がまだまだ足らないのではと思います。
教えを知ったら、真宗を信仰する人が増えると思います』と。


そこから、昔は家族みんなで参っていたのが、今は違うとか。
伝わらないと、世代ごとにますます薄くなる、危機感がある。
いろんなご仏縁に、みんな一緒に触れていただくと良い。

都合や便宜さ、文化(神仏混合)中心の生活を追い続けてゆくのか。

発言に広がりが出た。わたしは思わず

「耳が痛くも、うれしくありがたい意見ですね


そうなんだよなぁ~、、お念仏者が、寺のものが、宗教者が
どんな教えであるか、もっともっと広まる努力をせんとなぁ・・・


そもそも、混乱というのは。情報がありすぎること、なさすぎることから
始まったりして。的確に「要」が伝わっていないところにある、、。


誰がどの宗教を信仰(帰依)しているか、どうこう言う気はない中で。


やっぱり、どれだけ素晴らしい教えがあっても
知らないとか、正確に伝わっていなければ、、、

せっかくの宝に、、、出遇うことはないんだろうなぁ。。


ちなみに、参考までに。ちょっと前に読んだ本には

民族宗教→神道・ユダヤ教などの特徴は
(世界宗教との違いは)

1,開祖がない
2,教義や教典がない
3,教団がない
4,超世間性・世俗を超えた真理がない

とありました。

が。こういった理屈じゃなく。どんな教えかを心で、体感していただくため・・・

の「ご縁」を繋ぐ、ことにもっと力を尽くさねばと。

自身、身が引き締まる思いがした研修会となりました、、、


本当の宗教とは。人間を、単に社会の中の人間としてとらえるのではなく
宇宙の中にある人間としてとらえることにあるんだそうです。
(大峯顕先生の著書『宗教への招待』より)


つまり。この世における、わたしの欲望を満たして下さいと
お願いするのが宗教ではなく。

『いかにして生死を越えてゆくか』その道の探求こそが宗教です。
ちょっと、むずかしいコラムになりました

追伸:映画『おくりびと』が、米国のアカデミー賞にノミネートされました。
陰の原作者は、『納棺夫日記』を書かれた「青木新門さん」というお念仏者です。

お念仏が、全面的に出ている映画ではありませんが
日本特有の、サムライを描いたものでもなく。

生き物である、人間の生死に焦点をあてた映画です。

お念仏者の精神は、海を越えた遠くアメリカでも
確実に通ずるものであること、改めて感ずるばかりです。
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