ただいま妄想中

夢、かつリアルな頭の中身をどこへ。

わたしとは何か?

2009-04-23 07:57:46 | Weblog
ちょっと前に、大阪に行った時に
オシャレな本屋さんがあって、

そこで見つけた『はじめてのインド哲学』を購入。


読み始めると、やたら難しくて

気が向くときに、またちょびちょび読むことに。



その冒頭に


『自己とは何か。自己とはどこまでの範囲か。』

『自己とは頭や胴からなるこの身体に限定された
領域を越えた何ものかであるかもしれないのである。』


と書いてあって、わくわくするのだけれど。


いろいろ考え始めると


脳みそが、ひっくり返りそうになって


今のところ、投げてある。




ふと。きのう校長室で聞いたお話を、また思い出す


校長先生が「勉強で得た知識が身につかない、
すぐ忘れてしまうというのは、
実体験や感情と結びついていないからでもある・・・」と。


それから話は移り変わる。



Kさん:「うちのおじいちゃんは、この木は3代先で
使いものになるだろうと言ったんです。

じゃあ、おじいちゃんはもうこの世にいないねと言ったら、

何を言っとるか、お前もこの世にはおらんぞと言われました」



Kさん:「亡くなった後を語れる、自分が亡くなる事を
自分で言えるのは、すごいなと思いました・・・」



校長先生:「自分を越えたお話ですね」


Kさん:「わたし達は、自分の事しか考えず
ほんの短い間のことしか見えていないですね」




ふとこの会話が、インド哲学の冒頭の箇所を

思い出させた今日



そういえば。ソナムさんも、自分が亡くなった後に
インド、ネパール、ブッダガヤで広まってゆく

お念仏のことを、語っておられたなぁ、、、。




やっぱり「わたし」という、この物体・入れ物に
いのちは、おさまりきらないんだと思うんなぁ~


おおきな、おおきな命の

いち部分。


このちいさな殻の中だけじゃ、なんにもわからない。


おおきな命。


見えなくても、感じられるかもしれない。
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