ただいま妄想中

夢、かつリアルな頭の中身をどこへ。

俳句はじめました

2008-12-06 11:04:06 | Weblog
うちの前住職は、学生の頃から俳句をたしなみ。
高浜虚子先生から、直接ご指導いただいていたそうだ。

前住職は句を詠み、自身も同人(=俳句の先生)として
生徒さん達に、句の指導をしていた

それを受け継がれて、住職の弟さん夫妻が
俳句をやっておられ。またまた、同人でもあり。

中国・山陰地方で、30代で俳句をやっている人がいないという
嘆き&期待から、熱心に勧めていただき


わが夫婦も、いよいよ俳句を始めたのであります
ホトトギス派の新歳時記と、ホトトギス手帳を手に
ふたりとも、訳もわからぬまま着々と。句の数を増やしています。

すでに、それぞれ10句ほど、直接指導を賜り。
いま新たに、わたしは20句、若院は35句ほど作り。

日夜、歳時記を眺めておる次第です


おじちゃんが言うには、自由にのびのびとやったら良いそうで。
感動を客観視できるようになると。

おばちゃんが言うには、自分を空っぽにすることで
自然からの声を聞くことができると

そしてお二人が言うには、桜が咲いたから春なんじゃなくて、
ずっともっと前に、春を感じられるようになると。

確かに、歳時記をパラパラとめくってみると
季節の言葉って、こんなにあるのかぁ・・・と驚かされる。

もっと、いろんなものに目が留まり
もっと、たくさんのものに感動できて


今まで見えていなかったものが、見えてくるかもしれない。


575、と字数が限られているので
光景を17文字で、表現するのも大変ですが。

ぼおっと時間を過ごしながらも、互いに気づけば
指を折って、頭ぐるぐるさせています・・・

でもきっと。


大切なことは、いたってシンプルだ。


だから俳句が、すごいんだろうな・・・。


・・・だから、たった六字のお念仏が、すごいんだろうな。


ものすごいことが、ぎゅっと凝縮されているのに
あまりの凝縮っぷりに、その「すごさ」を簡単には感じさせないところ。


ものすごい苦労を元に、成就されているのに
その苦労を、まったく感じさせないところ。

難しいものを簡単にして
誰もが、いただけるようにしたところ。


わたしも。17文字が、長いと思えるほど
凝縮された瞬間に、生かされていたいものだなぁ
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