Records にへーのブログ

演劇・映画・小説・マンガが好き!
日々考た事で、Xに書きづらい事を書いて行こうと思っています。

ドラマ「吾輩は主婦である」について。

2007-03-01 00:45:15 | ノンジャンル
宮藤官九郎が昼ドラを書くと聞いた時、驚きと同時に凄く興味が湧き、絶対に見ようと思っていた。
でも結局テレビ放送は見れず(^。^;)そんなこんなで、DVD発売後に見たわけだが、これが面白い!
これは本当にお薦めです!

斉藤由貴演じる主人公の主婦みどりに、夏目漱石(吾輩)が乗り移ってしまうというのが話の大筋なのだが、とにかく笑える。
ドラマを見て、こんなに笑えたのは初めて。
台本が面白いのはもちろんだが、キャストの演技の良さが笑いに拍車をかける。そして笑いだけでなく、家族をテーマにしたジーンとするエピソードもある。
吾輩の斉藤由貴、夫の及川光博、姑の竹下景子、向かいの主婦の池津祥子、そして吾輩の心の声の本田博太郎。これ以外のキャストも本当に素晴らしい。

ここで、ちょっとだけネタバレ。
第5話になって、やっと吾輩が乗り移る構成は良いと思う。
しかし、最後の5話で回想にしか吾輩が出て来ないのは寂しい。
それだけ吾輩というキャラが魅力的なのだ。

終わって欲しくないほど面白い物語って、たまに存在するけど、まさにこれがそれ。
もしテレビ放送で見てたら、終わってしまって本当に寂しかったと思う。

YUIのCDが欲しくなる~2月26日の日記。

2007-03-01 00:09:25 | 日記
今日は特別な出来事も無かったので、最近読んだり見たりした物の感想など書いてみる。
まずは小説、石持浅海の「顔のない敵」。地雷を題材にした推理短編6+デビュー短編1という内容。
地雷を題材にした6編は微妙に登場人物が重なっている。
カンボジアの地雷を巡る現実と、NGO(非政府組織)団体の対人地雷除去活動の過酷さが印象に残る。
重い題材を扱いつつも、エンターテイメントとしての出来も良く仕上がっている。

映画「タイヨウのうた」も見た。あまり好きでない香港映画の「つきせぬ想い」が原案という事で、公開当時はあまり見に行く気がしなかったのだが、好意的な感想も多いので見てみた。
この映画、好きです。
「つきせぬ想い」とは、まるっきり違いました。確かに話の設定が少し似てるけど、印象はまるで違う。
主役を演じるYUIがいて初めて成立する映画でした。悲劇的内容だけど、けして暗くならず、爽やかな後味を残します。
演技や演出に未熟な部分はあるけど、そんな事は些細な事に感じる。
しかし、音楽の力って凄い。

今日のBGMはアメリカのヘビー・ロック・バンドAUDIOSLAVEの1stアルバム「AUDIOSLAVE」。
ミドル・テンポが主体のグルーヴ感溢れるロックです!