監督 テリー・ギリアム
『未来世紀ブラジル』の巨匠テリー・ギリアムによる近未来を舞台にしたヒューマンドラマ。
コンピュータに支配された世界でひとりきりで謎の数式の解明に挑んでいた天才プログラマーが愛と友情を知り、生きる意味を見出していく姿を描く。
主人公のコーエンを演じるのは『ビッグ・アイズ』のクリストフ・ヴァルツ。
さて、この映画をなんと解説しようか
まず言える事は、非常に難解です
街中の毒々しいほどの色使いが施される風景とファッションとは逆に、主人公の男の花の無さと地味な出で立ち。
街を歩くだけで広告が追いかけてくる鬱陶しさ。
完璧なまでのインターネット(コンピューター)社会が作り上げた世界がたどり着いた行く末は・・・・・。
主人公の男は仕事も自宅でこなすようになり、完全に家に篭りきり。
気づけば一年も外に出ていなかったり、怪しいスーツを着てネットに繋げば女性と南の島でデートまで出来ちゃうんだからもう家から出る必要もないよね
ただこの映画の危惧することは分かるんだけど、もう少し私のような凡人にもすんなり溶け込めるように作ってもらえると助かります
正直、人に薦められるような映画じゃないね
怖いもの観たさで見る分にはいいけど。。。。。。。。